2016年06月21日

GARDEN


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2003年にリリースされた正やんの「GARDEN」。正やんが宅録した音源に名プロデューサー・瀬尾一三のアレンジが光る。正やんというと、僕は夕刻の三日月、それも、細くて今にも消えそうな月のイメージがある。もちろん決して消えることはないわけで、次第に暗くなる夕空にあって誰もがふと見上げれば、 その輝きに思わず足を止めてしまい見入ってしまう。それが正やんなのだ。地球に生きる僕らにって、もっとも身近な星は月であることはいまさら言うまでもない。いつだって正やんの歌声が聞こえてくれば、耳を澄まして聴き入ってしまう。

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このアルバムでもTAMUJINの写真が秀逸。
posted by 生出 at 07:54 | Comment(0) | 音楽

2016年06月20日

今年も・・・


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今年も「星空ウォッチング」において、珈琲舎うつわのマスターが歌声を披露いたします。詳細につきましてはチラシをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
posted by 生出 at 20:57 | Comment(0) | 音楽

2016年06月16日

筍ご飯


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筍が旬である。それで筍ご飯を作ってみた。3〜4杯分のご飯のために筍を用意し、灰汁抜き・・・など手間隙のかかることは・・・できない。なのでグリコの「炊き込み御膳」シリーズの中から「筍ごはん」の素を選んだだけである。この手のものって、具材が小さく、そして貧弱なものが多いのだが、グリコは違っていた。予想外に大きな筍で満足度は高かった。黙って出したら、グリコを使ったとは気付かれないかもしれない。主夫には心強い助っ人である。これを機に「筍ごはん」の得意な主夫が増える・・・はずもないか。
posted by 生出 at 08:23 | Comment(0) | 男の料理

2016年06月13日

深水洋カルテット+MaCCi 「熊本城復旧支援」ライブ


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昨夜、会津若松市「南蛮館」にて行われたライブの模様です。

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迫力あるステージに、観客の誰もが感動をいただきました。素晴らしい演奏、ぜひもういちど聴いてみたい!
posted by 生出 at 08:19 | Comment(0) | 音楽

2016年06月11日

宮森さん作品004


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不要になった空き瓶、ペットボトル達は袋に入れられ、ゴミ置き場に無造作に放り込まれる。ほどなくゴミ収集車に積まれて所定の場所で然るべき処置が行われる。大半は溶かされて、新しい形に生まれ変るのだろう。そして再び、人間が作った流通経路に乗っかり、僕たちの手元へ戻ってくる。

水は地球上のあらゆるところを巡り旅を続けている。資源ゴミの彼らも、姿形を変えながら、人間が作った流通経路を巡り続ける。問題なのは、そこから外れてしまったゴミ達である。様々な環境問題を引き起こしていることは、いまさら云うまでもない。

ふと目に入った袋を見ると、旅に疲れたのだろうか「もういい加減にしてくれよ」と、嫌気が差したような表情でこちらを見ていた。旅とは本来、自由に行き来することだが、それが許されない彼らにちょっと不憫を感じた。
posted by 生出 at 07:53 | Comment(2) | M's works

2016年06月08日

ペンタックスMX


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1950年代のカメラを紹介したあとに、このカメラを見ると、さすがに「洗練されているなぁ〜」という印象を持つ。時代は20年ほど下った1976年に登場したペンタックスMXである。オリンパスOM−1に端を発した小型一眼レフ競争にケリをつけたのがMXだった。いま見ても「小ささ」は特筆すべきものがある。ボディは高さ×幅×奥ともにOM−1よりも0.5ミリのサイズダウンを果たした。たった0.5ミリの差なのだけど、当時の開発者の苦労はいかばかりであったろうか。

スクリューマウント(M42)からバヨネット式マウント(Kマウント)へ変更されたのが1975年だった。変更というよりは新しく追加されたと解釈したほうがいいかもしれない。KマウントのカメラはK2、KM、KXが同時に発表されたものの、需要があったのか、在庫が余っていたのかは不明だがスクリューマウントの ESU、SPUなどはしばらく併売されていた。

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75年に登場したKシリーズカメラは、実に短命であった。K2はペンタックスのフラッグシップ機として、しばし同社のナンバー1に位置していたものの、ほとんど名誉職的な存在であった。翌年にはMシリーズへとバトンタッチされてしまうのである。MXとほぼ同時に発表されたMEはペンタックスの売れ筋として、ME、MEスーパー、ME・Fへと進化をしていった。真のフラッグシップ機は80年に登場するLXまで待たなければならなかった。

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さてMXであるが、機械式シャッターを搭載し、内臓露出計の感光素子はGDP(ガリウムヒ素フォトダイオード)、露出表示はLEDで、当時としてはまずまずの精度を与えられたカメラであったと思う。しかし時代はすでに自動化に突入していた。似たようなデザインで「絞り優先オート専用機」MEにアドバンテージがあったのは、その後のMEの進化を見ても判る。でもMXは発表から約8年ほど存在していたのだ。ペンタックスの国内販売向けとして最後の機械式シャッターカメラがMX(輸出用としてK1000というカメラがあり、こちらは86年〜97年の間、製造された)。自動露出カメラ一色のラインナップにせず、機械式を好む少数のユーザーを大切にするメーカーの「良心」「ココロクバリ」と感じるのは、少々贔屓目だろうか?
posted by 生出 at 07:56 | Comment(0) | フィルムカメラ

2016年06月06日

深水洋「熊本城復旧支援ライブ」開催


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急遽ではありますが、上記内容にてドラマー深水洋さんがライブを開催いたします。入場は無料です。詳細につきましてはお問い合わせ先までお願いいたします。会場には駐車場がありません。近隣の有料駐車場のご利用をお願いいたします。

会場は南蛮館(会津若松市1丁目2−21)です。

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ただいまスタッフが会場整備に尽力いたしております。

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皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。

posted by 生出 at 07:47 | Comment(0) | 音楽

2016年06月04日

キヤE193系電気・軌道総合試験車


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会津川口駅に見慣れない車両が止まっていた。山奥の駅には似つかわしくない都会的な面構えである。観光客誘致のための豪華車両なのだろうと思っていた。帰ってきてから調べたら・・・ぜんぜん違っていた。

これは「キヤE193系」という電気・軌道総合試験車両なのだという。新幹線にも「ドクターイエロー」という試験車両があって、めったにお目にかかれないことから、見ると幸せになると云われている。この「キヤE193系」もどうやらその類いらしい。これを見て幸せになれるなら苦労は要らない(笑)
posted by 生出 at 20:54 | Comment(0) | にわか鉄ちゃん

2016年06月02日

GOOD VIBRATION


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1966年の「ザ・ビートルズ」にはじまり、多くのミュージシャン達が日本武道館でライブを行ってきた。かぐや姫を解散した翌年(1976年3月)、南こうせつは日本武道館のステージに立っていた。日本人として武道館でワンマンライブを行った初のソロアーティストは南こうせつだ(グループとしてはタイガースが71年に開催)。そんな事実も時が経てば忘れてしまうものだ。そういえば当時、その快挙を報道したニュースに触れた微かな記憶がある。

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そのライブを収録したのが「GOOD VIBRATION」だ。76年7月に2枚組みのLPとして発売された。「かえり道(75年7月)」「ねがい(76 年3月)」に続く3枚目のアルバムだ。75年4月の「かぐや姫解散コンサート」、同年8月には伝説のオールナイトコンサート「つま恋」と、75年〜76年のこうせつの活躍はすさまじかった。まさにあの時代、こうせつは時の人だったのだ。

収録されているのは全19曲。かぐや姫時代に作られた曲(「妹」「ひとりきり」「うちのお父さん」)をはじめ、ライブのために書き下ろされた曲(「九州へ帰る友へ」「思い出にしてしまえるさ」「ヘイ・ジプシー誘っとくれ」など)、そしてソロになってからの1st、2ndアルバムからの数曲(「朝が来るまで」「昨日にさよなら」「来年も来るよ」「さよならの街」など)で構成されている。

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ジャケットにはTAMUJIN(田村仁)撮影の写真が掲載されている。CDのジャケットは小さくて見づらいものの、会場の熱気は伝わってくる。某綾小路ではないが、あれから40年!「おいちゃん」は衰えるどころか、ますます元気いっぱい!僕たちの琴線に響く曲を歌い続けている。時として青春時代の甘く切ない思い出に浸るだけになりがちだが、「おいちゃん」の曲は、限りある人生の時間を愛おしく感じさせる力を持っている。つまりは、夢・希望という・・・陳腐な言葉だけども、人生の大切なキーワードに気づかせてくれる力なのである。
posted by 生出 at 07:00 | Comment(0) | 音楽

2016年06月01日

六月


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6月になりました。「衣替え」の季節になった、と思うのは昔人の感覚かもしれません。すでにクールビズは始まっているし、これまでの気温の推移を見てみると、夏日が当然のように続いたり、日によっては真夏日を記録したり・・・。かと云えば、この季節としては、もっとも強い寒波・・・21世紀最強の寒波と云われています・・・が日本列島、とくに北日本に流れ込み、北海道では雪が降るところもあるようです。大気も不安定で局地的な大雨、雷、竜巻にも気をつけなければなりません。

日によって夏になったり、冬になったりと極端な気候です。目まぐるしく移り変わる日々、宮森さんのイラストを見て心を落ち着かせましょう。
posted by 生出 at 07:50 | Comment(0) | M's works

2016年05月27日

牛丼


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お肉コーナーで「栃木牛切り落とし」が眼に入ったので、牛丼を作ることにした。丼ものの味付けは皆同じ。麺つゆ(または醤油+ダシの素)、ミリン、砂糖を適当に・・・。吉野家やすき家の牛丼には及ばないものの、けっこう美味しかった。あっ、そういえば僕が最後に吉野家に入ったのはいつだったろう?すき家には一度も行ったことが無い。これを機にちょっと行ってみるかな。

さて牛丼の他には、ワカメスープ(インスタント)、ニシンの山椒漬け(いただきもの)、冷やしトマト、冷や奴を用意した。
posted by 生出 at 07:50 | Comment(0) | 男の料理

2016年05月25日

30回目の入選


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少数ではありますがコアなファンのいる宮森さんです。遂に30回目の入選。それも節目に相応しいトップ入選を果しました。すばらしいことです。

 何も無く何も無く唯歳をとる

味わい深い作品だと思います。人生において波風立つのが当たり前なのでしょう。大病をすることもなく、事故や事件に巻き込まれることも無く、なんとか今の歳まで生きてこられた・・・と読むのか、大した夢や目標も無く、ただ惰性で生きてきて、ふと気づくと、歳を重ねた自分がいる・・・と読むのか。それとも・・・。さまざまなことを感じさせるでしょうが、それはこの作品に接した方の人生観によるのでしょう。

宮森さんに解説を求めるのは野暮というものです。選評にも左右されず、それぞれの感じ方を噛みしめればいいのです。

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ひさしぶりの入選にご満悦の宮森さんでした。
posted by 生出 at 07:54 | Comment(0) | M's works

2016年05月24日

車検


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70は4ナンバーなので車検は毎年行わなければならない。ちなみに自賠責保険1万7270円、重量税1万8900円、印紙代1100円、代行料7000円、消費税が560円の合計4万4830円である。毎年のお約束はブレーキパッド交換、エンジン、ミッション、デフなどのオイル交換。たぶん今回は致命的なデメージはないだろうから、すぐに終わると思う。
posted by 生出 at 08:21 | Comment(0) | クルマ

2016年05月23日

リコーRICOHFLEX MODELVB


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せっかくなのでリコーの古いカメラをもう一台ご紹介。1951年発売の「RICOHFLEX VB」だ。前年に登場した「RICHOHFLEX V」の改良型で、低価格で手に入るカメラとして爆発的な人気を博した。リコーの二眼レフシリーズは1957年の「ミリオン」まで100万台を超える台数が販売されたという。カメラの大衆化に貢献した功績は大きかった。

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このカメラの構造は、この上ないほどシンプル。外観も長方形という表現以外は見つからない。まぁ〜上から見れば正方形・・・なのだけど。シャッターはリケンシャッター(2枚羽根)でB ・1/25 ・1/50 ・1/100のみ。ファインダーフードも「V」の4枚から2枚に減り開閉がしやすくなった。ルーペもやや大型化された。ボディ各部はユニット化され、組み立てには6本のビスしか使われていないのだという。

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基本的な撮影スタイルは、首から提げたカメラを上から覗き込む。ストラップは腰の高さあたりにファインダーがくるよう調整するのが一般的。ウエストレベルファインダーと言われる由縁である。頭を垂れてファインダーを覗く姿は、スナップ撮影などで傍若無人にレンズを向ける輩に比べれば、遥かに紳士的である。 きょうびの撮影スタイルとは異なるので、撮影していることに気づかない人もいることだろう。もちろんそれをいいことに、断りなしにシャッターを押すことは紳士道(写真道?)に反するのである。まずはあらゆる撮影対象をリスペクトすること。そうすればトラブルも少なくなるのでは。古いカメラから教えてもらうことは、けっして少なくはないのである。
posted by 生出 at 08:28 | Comment(0) | フィルムカメラ

2016年05月20日

リコーRICOLET


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こちらが「RICOLET」である。Richoh“35”DeLuxが出る三年前(1953年)に登場した。たった三年でカメラの構造は大きく進歩した。 しかしこのRICOLETもなかなかのもので、フィルム巻上げと同時にシャッターがチャージされる「セルフコッキング」を備えており、これは35ミリレンズシャッターとしては初めてであったという。

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ピント、シャッター速度、絞りはすべて手動で、レンズにそれぞれ調整のリングがある。レンズを包み込むようなデザインが特徴である。これは外部からの衝撃を守るためのガードなのか、デザイン的なアクセントなのか・・・判断に苦しむところだ。いずれにせよ、このカメラの独自性を印象付けるには効果十分である。なんとなくロボットをイメージさせるユニークなデザインだ。

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フィルム交換は裏蓋をごっそり取り外すタイプ。これはニコンFなどと同じである。

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シンプルな構造で、ちょっと手先の器用な人なら直せてしまうのが、この時代のカメラの良いところ。とはいうものの撮影の道具として使えるかというと、そこは疑問符が付くのは致し方ない。ジャンク品扱いで段ボール箱に入れられ、十把一絡げとして扱われるクラカメが多い中、インテリアとして机や棚の上に置かれる固体は、まだ恵まれているほうだ。ちびりちびりアルコールを飲みながら、そのフォルムを楽しむ・・・。カメラ達の余生に寄り添い、静かな時間を過ごすのもいいのかもしれない。
posted by 生出 at 08:22 | Comment(0) | フィルムカメラ

2016年05月18日

リコー35デラックス


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1956年(昭和31年)発売の「Richoh“35”DeLux」である。ちょうど60年前に産まれたカメラ。一見して無表情なマスクが印象的。59年(昭和34年)から放映された「七色仮面」を彷彿させる・・・とは、このカメラを見た僕よりもちょっと年上のお兄さんが発した言葉である。

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なるほど確かに似ている(写真:出展Amazon) カメラにせよ、七色仮面にせよ、なんにせよ・・・同じ時代に産まれたモノは、似通った表情をまとうものだろう。そこに時代を感じるわけだ。

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このカメラを撮る前に、1953年(昭和28年)発売の同じくリコーの「RICOLET」というカメラを撮影した。それに比べると「Richoh“35”DeLux」は大きく重たくなった。内部構造の設計を見直した結果、大柄なスタイルになったのだろう。

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底部に設けられたトリガー(フィルム巻上げレバー)は速写性をユーザーに訴えていたようだったが、小さな手の日本人、とくに女性にとって逆に操作性をスポイルすることになったのでは?と僕は想像している。そもそもターゲットは国内よりも国外だったのかもしれない。底部トリガーは数社のカメラで見ることが出来た。しかし結果的にユーザーには受け入れられなかったのだろう。後に巻き上げレバーは上部位置に定着し・・・さらに時間が下ると消える運命になるとは、この時点では想像すら出来なかったのは無理もない。
posted by 生出 at 08:01 | Comment(0) | フィルムカメラ

2016年05月16日

鈴木登「パステル画」習作展


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鈴木登さんの「パステル画」習作展が、喜多方市押切の珈琲舎うつわにて開催されています。毎年恒例の個展で、楽しみにされている方もかなりいらっしゃると聞いています。「6月4日(土)あたりまでは開催する予定」とマスターがおっしゃっていました。皆様お誘い合わせの上、おこしください。

尚、会場は珈琲舎うつわ二階ですが、上り下りの階段の傾斜がかなりきついです。足元にはくれぐれもお気をつけ下さい。女性の場合、マスターがやさしくサポートしてくれる・・・はずです。また・・・運が良ければ二階に棲みついているといわれている「座敷童」に遇えるかもしれません。
posted by 生出 at 08:28 | Comment(0) | 馴染みの店

2016年05月14日

長芋定食


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アスパラを茹でる。茹でたお湯は捨てないで、味噌汁にも使ってしまう。豆腐とホウレンソウなので、さほど時間はかからない。卵焼きはいつものごとくちゃっちゃと作る。長芋はすりすりすれば出来上がり。刻み海苔をパラパラ、味付けは麺つゆを適当に。リンゴをむきむき。あとは炊飯器がピーピー鳴るのを待つのみ。いちおう海のものから山のものまでは摂取できるメニューではある。欲を云えば、何か一品、魚介類があればよかったかなぁ〜。
posted by 生出 at 21:54 | Comment(2) | 男の料理

2016年05月12日

コニカUA型


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1948年(昭和23年)に発売された「コニカT型」から数えること3年、1951年(昭和26年)には早くも後継機種「コニカU型」が出現した。最大のトピックは「距離計」を内蔵したことであった。当時、国産レンズシャッター式カメラで距離計を内蔵していたのは「コニカU型」と「マミヤ35」だけだった。「コニカU型」にはいくつかバリエーションがあって、A、B、B-m、Fとローマ字をふって、差別化をしていた。具体的な差は・・・Aはヘキサノン 48o F2.0、Bはヘキサー50mm F2.8 またはヘキサー50mm F3.5などであった。実装されたレンズシャッターの種類の違いなど細部の差はもう少しあったかもしれないが、これ以上はわからない。

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写真は「コニカUA型」である。販売は1956年(昭和31年)。シルエットは直線を基調としたデザインだが、エプロン部の曲線が目を惹く。人間工学に基づいた使用感の向上ではなく、見た目のエレガントさを訴えたかったのだろう。構造上の制約からくる、他社との似通ったデザインを打破するために、このようなデザインにしたのがいちばんの理由だったかもしれない。

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左下のエプロン部には24×36との刻印がある。かつて24ミリ×32ミリサイズの「日本判」と呼ばれたフォーマットがあった。工業製品を海外に売って外貨を稼ぐ日本にとって、海外の、特に米国内の需要や仕様に合わせることが必要であった。すでに米国で普及していたスライドプロジェクター、プリンターマスクはともに 24×36(ライカ判)であったため、輸出の統制を行っていたGHQは「日本判」は不適合と判断し、輸出は許可されなかった。

そのため米国に適合したサイズであることを訴えるために、この刻印を付けたのであった。ちなみにニコンは24ミリ×34ミリというフォーマットを作ったのだが、これはGHQから「適合」と判断された。その差はなんであったのか?いまとなっては知る由もない。
posted by 生出 at 07:46 | Comment(0) | フィルムカメラ

2016年05月09日

JOY


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「JOY」は1981年から89年に行われた山下達郎ライブ音源の中から、厳選された曲で構成されたアルバム(89年リリース)である。LP3枚組みの限定盤もリリースされたようだが、いま手に入るのはCD2枚組にまとめられたものである。

今年で発表からすでに27年が経過しているにもかかわらず、あらためて聴いてみても「古さ」は微塵も感じない。達郎曰く「基本的に1曲にアレンジはひとつしかないという主義」で、「常に最高の音を求める」達郎のスタンスが、時代の流れを超越した演奏となり、結果「古さ」を感じさせない「最高のパフォーマンス」になったのだろう。妥協を許さない達郎の強い信念を感じるところである。そして達郎イズムを支えるバンドメンバーの確かな表現・技術力も見逃せない。

有名なミュージシャンのライブチケット取得は難しいのだけど、中でも達郎のライブは抜きん出て難しいと云われている。スカを引いたときは「JOY」を聴くしかないのだが、でもやっぱり会場へ行けなかった悔しさは「JOY」を聴けば聴くほど強くなる?そうそう・・・かなり前からファンの間では「JOY2」を望む声が上がっている。2011年リリースのアルバム「Ray Of Hope」は「JOY1.5」の2枚組みだった。でも「1.5」は位置付けとしてボーナストラックなのである。もちろん音もいいし申し分ないのだけど・・・「JOY」同様、ライブ盤に特化したアルバムとして「JOY2」のリリースを望むものである。
posted by 生出 at 22:45 | Comment(2) | 音楽