2020年01月19日

食堂しづ香


 IMG_7419b.jpg

福島市荒井にある食堂「しづ香」。同じ地域にある「あらい食堂」が定休日(木曜日)のときに、たまたま入ったのがきっかけで、幾度かお邪魔している。

暖簾をくぐると、白い割烹着姿のおかみさんの「いらっしゃいませ〜」と明るく清楚な声が店内に響く。チェーン店のマニュアルどおりの接客言葉とは明らかに異なる。要は心がこもっているということだ。隅々まで掃除が行き届き清潔感の漂う店内である。夜は小料理屋でもやっているのだろう。常連客のボトルが何本も棚にキープされている・・・と、暖簾をくぐる前に想像(妄想)した僕である。あくまでも屋号のイメージから僕が勝手に描いただけのことである。

実際に暖簾をくぐって、その落差に少々愕然としたのであった(笑) 店主は50代後半くらいの小柄なおっさんで、独りで切り盛りをしていた。カウンター席が10席、テーブル席がひとつ(四人掛け)、座敷が三卓(四人掛け)と外観のイメージとは異なり、かなりの人数が座れる。駐車スペースは3台分と少ない。郊外の食堂なので、もう少しスペースはほしいところ。なので一人で行くのは、ちょっと申し訳ないかなと思ってしまうこともある。

 JxYobT0qSLax-0ijx20TKwb.jpg

ご覧のようにメニューはそれなりにある。営業は午前10時から午後8時までである。おやっさん、頑張ってますね。

 3ElVMATVSeqzJADyWClAxQb.jpg

お重に入ったカツ丼。800円である。僕の好みではあるが、やはり丼でいただきたかった。お重って「うな重」もそうなんだけど、けっこうご飯が食べづらい。隅に追いやった残りの米粒を箸で拾うのがたいへん(笑) 単に僕の箸使いが下手だけなのかもしれない。

 IMG_7458b.jpg

この店オリジナルとうたっている「しづ香ラーメン」は750円。屋号を冠した、この店を象徴する一品だ。野菜たっぷりで、あっさりスープが美味。

 IMG_7417b.jpg

こちらはみそチャーシューメンで850円。トッピングのメンマも盛りがうれしい。むかしながらチャーシューの味もうれしい。

なんだかんだで、これまで10回近くは通ってしまった。寄るたびに初回のイメージが頭をよぎるのだが、どことなく憎めない店主の顔についつい足を運んでしまう僕なのであった。定食編はまた後日に。
posted by 生出 at 15:17 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年12月26日

韓国食品「ソウル」


 _C240162b.jpg

こちらが韓国商品の店「ソウル」だ。場所は新地町小川で新地高校の看板のすぐそばにある。

 _C240149b.jpg

 _C240151b.jpg

看板どおりキムチの他、韓国食品が揃えられている。手作り餃子もなかなかいける。キムチは、この店の隣りの隣りに野菜売り場があるのだけど、そこでも売られている。値段はいっしょ。

 IMG_7476b.jpg

上がニンニクの芽、下が海苔のキムチ。海苔はクセになる。この季節はあまり心配いらないが、暑い季節だとクーラーボックスなど保冷の効く入れ物があるといいだろう。
posted by 生出 at 07:17 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年12月19日

南会津町田島「ラーメンまりちゃん」


 IMG_3862b.jpg

たいせつな店の紹介をすっかり忘れていた。南会津町田島の「ラーメンまりちゃん」である。すでにこの場所から会津若松市内へ移転している。なんでも建物の老朽化が進んでしまい、営業の許可が下りなかった・・・と店主である「まりちゃん」が云っていた。

さて看板を見れば判るように、いちばんの売りは「ソースカツ丼」である。なんでもここのソースカツ丼は食べログで福島県第一になったとか。それがいつのことで、一位を取るのがどういう意味を持つのか、正直僕にはわからない。美味しければそれでいいのである。

 IMG_3860b.jpg

すでに移転してから8ヶ月ほど経過しているのだが、まだ行ったことはない。いずれ・・・と思いつつも足が遠のいている。

 Ns1T1qz-Q5-B-fyTMyOHUQb.jpg

この日(3月上旬だったかな)は一番乗りだった。お約束のソースカツ丼をたのむ。丁寧に調理をしているのか、出来上がるまで割と時間がかかった。実測はしなかったが、二度目、三度目のときも同じくらいの時間かかった。20分くらいだったかな?

さてお味だが素直に美味しいと思った。揚げ方からカツの切り方、ソースのかけ具合にも丁寧に仕事をされていると感じた。柔らかい肉、さくさくした衣、甘すぎず辛すぎないフルティーなソース、お膳の右上のキムチ唐辛子をつけてもおいしい。

きっと若松でもこの味を堪能出来ることだろう。
posted by 生出 at 07:51 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年12月17日

相馬市「楽笑」再訪


 IMG_6800b.jpg
相馬市の「楽笑」を訪れたのは、台風19号の被害著しい10月17日だった。あれから季節が流れ再び訪れてみた。青い空は初訪問の時と同じ。当然ながら店はすっかり元の営業体勢になっていた。

nneqe_UOTvaJ7WgEFkFs8Ab.jpg

入り口の雰囲気も前回訪問時とは明らかに異なる。元気に営業してます!という感じ。

 IMG_6804b.jpg

注文は前回と同じ「相馬味噌炙りチャーシューメン」をたのむ。

 IMG_6812b.jpg

器も通常のラーメン丼になり「ふつう」であることの幸せをしっかりと味わってきたのであった。しかし肉のボリュームはふつうではない。
posted by 生出 at 12:39 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年12月11日

清乃屋食堂


 IMG_7264b.jpg

福島市内を走る飯坂鉄道「桜水」駅の真ん前にあるのが「清乃屋食堂」である。

 IMG_7262b.jpg

駅前と云う最高の立地条件。電車が来るまでちょっと時間があるから、うどんかそばでも食べるか・・・というような使われ方をしているかどうかはわからないが、そんな人もきっといるだろう・・・と想像した。

青いホンダの軽はお父さんが出前で乗っている。リアのゲートはたいてい開けっ放しである。つまりは臨戦態勢が整っているということだ。ひっきりなしではないが何件か出前注文の電話をお母さんが受けていた。出来上がるとお父さんが吹っ飛んでいく。

 IMG_7294b.jpg

店内はこんな感じである。左の奥が厨房でお二人の戦場だ。こちらもそれなりに年月が経っていることは一目瞭然。

 IMG_7245b.jpg

さてメニューである。大きく印字されている丼類がお勧めのようだ。ほか定食、麺類など豊富なメニューだ。優柔不断な人はメマイを起こしてしまうかもしれない。そんなときは各カテゴリーの上から4番目か5番目を選べば、まずは間違いない。とくに根拠はないけれど・・・。

 IMG_7250b.jpg

丼ではなく桶に入ったカツ丼。

 IMG_7255b.jpg

チャーシューメンはスープがおいしかった。チャーシューは好みの別れるところ。

 IMG_7290b.jpg

奮発していちばんお高いカキフライ定食を頼んだら、ちょっと量的には不満が残ってしまった。ギューッと絞った千切りキャベツ、佃煮昆布、マッシュポテト、それからなぜかパイナップルが添えられている。これはパイナップルがご馳走だった時代の名残ではないか?お父さん、幼少の頃、風邪かなにかで入院し、親戚のおばさんがもってきたお見舞いのパイナップルの味が忘れられない・・・のでは?と、またまた想像してしまった。


posted by 生出 at 08:29 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年11月29日

あさひや食堂の定食


 IMG_7002b.jpg

今月も今日で終わりである。11月に初めて入った「あさひや食堂」であるが、その後、3回ほど訪れて定食をいただいてきたのであった。

 IMG_6751b.jpg

まずは鯖の味噌煮定食をチョイス。750円である。外すことの無い定番の味である。

 IMG_6995b.jpg

こちらはイワシフライ定食、700円である。少々衣は厚かったが美味である。アジフライもあるといいのだが・・・。

 IMG_7026b.jpg

なかなか食べごたえのあった野菜炒め定食は800円。肉も入っている。麺類、丼物はたいていの食堂のメニューの中にある訳で、それぞれの食堂の味の違いを楽しむのも面白いが、定食そのものをいろいろ選べる食堂はあまりない。そういう意味で「あさひや食堂」は貴重な存在なのである。
posted by 生出 at 13:04 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年11月22日

掛田の桑島食堂


 PB150738b.jpg

前出の「掛田驛」の道を挟んで向かいにあるのが、この「桑島食堂」だ。この付近を走れば判ると思うが、町そのものに昭和的雰囲気がただよっているのだ。なんとも不思議な感覚だ。

 PB150733b.jpg

店内に入ると昭和的な空気はさらに濃くなる。テーブル、椅子はもちろんのこと、壁、床に至るまで、手を抜くこと無くきれいに拭かれているのがわかる。お客さんを迎える心意気、自身の仕事に対する熱意すらも伝わって来る。女性店員の明るく丁寧、謙虚、そして清潔感溢れる接客態度はピカイチだ。

 PB150736b.jpg

さてメニューである。定番と云えば定番だが、その価格には目を見張った。掛田の町には確かに昭和の雰囲気が漂っていたが、桑島食堂の店内は時間が止ったままなのではないかと錯覚してしまう。いまどきラーメンが350円なんて・・・。

気を取り直して注文である。躊躇無くカツ丼を頼んだ。600円である。

 IMG_6940b.jpg

これは撮影用に器を整えたのではなく、店員さんが置いたままを撮影した。

 IMG_6946b.jpg

ふたを開けてご対面。期待どおりの色合い、香りが漂う。いまどき600円で食堂のカツ丼を食べられるなんて・・・。

 IMG_6934b.jpg

こちらは五目ラーメン、450円也。大きめのチャーシューが3枚、ナルトも3枚、黄色いのは薄焼き卵だ。実は見えないが茹で卵一個がスープの下に隠れているのだ。採算は取れているのか、ちょっと心配になってしまう。

店員さんの接客、お店の雰囲気、値段、味・・・すべてハナマルだ。
posted by 生出 at 08:18 | Comment(2) | ふらりとよった店

2019年11月15日

月美食堂


 IMG_6870b.jpg

川俣町の旧国道114号線を走り警察署を少し過ぎたところのT字路に、まるで隠れるかのように存在していた「月美食堂」。なんとも風流な屋号である。

旧国道は20年以上前から走っていたのだけど、この食堂の存在に気がついたのが、つい二週間ほど前だった。建物はかなり古い。周囲の環境と同化していて、まったく目立たない。

 PB120651b.jpg

店内はご覧のとおり。テーブル席の奥に座敷もある。かなりタイトな空間である。写真には写っていないが、ストーブの隣りには小さな冷蔵庫があり、その中に瓶ビールが入っている。常連客とおぼしき男性が店に入るなり冷蔵庫を開け勝手に飲んでいた。

 IMG_6879b.jpg

こちらがメニューで、いかにも町の食堂と云う感じである。ガラスの向こうが厨房で、高齢の女性二人がてきぱきと注文をこなしていた。二人が姉妹なのか、他人なのかは不明。

 IMG_6846b.jpg

カツ丼、750円。やや柔らかめのご飯、カツはしっかり煮込んである。なので衣はしっとり。

 IMG_6898b.jpg

野菜炒め定食も750円。やや塩っぱかった。量はちょうどいい感じ。

 IMG_6860b.jpg

タンメン、500円。美味である。ゴマ油の風味がいい感じ。野菜もたっぷりでコスパは抜群だ。

 IMG_6892b.jpg

チャーシューメンは550円。こちらもコスパが高い。昔ながらのチャーシューがたまらない。

店を出る際、ちょっとお店のことを訊いてみた。この地で開業して半世紀なのだと云う。出前はむかしからやっているそうだが、近年は近間だけに限っているとのこと。店の前のバイク(スーパーカブ)が出前の足。

もう少し前に知っていれば、訪れる回数も増えたことだろう。残念ながら来年3月いっぱいで店を閉める決心をしたと云っていた。なんとももったいない。


posted by 生出 at 13:19 | Comment(2) | ふらりとよった店

2019年11月13日

道の駅 安達・上り線「みどり湯食堂」


 IMG_6797b.jpg

年中運転している僕にとって、道の駅は正にオアシスである。一服するのもいいし、産直の品々を見るだけでも楽しい。こちらは国道4号線の道の駅安達・上り線の駅菜都(えきさいと)である。この中にあるラーメン専門店「みどり湯食堂」は超お勧めの店。

屋号の「みどり湯」の由来はラーメンを食べればわかるようになっている。

 IMG_6788b.jpg

まずは食券を買おう。みどり湯のお隣のもめん亭と共通である。メニューがありすぎて初めてだと、どれを押していいのか迷ってしまう。混雑時など後ろに並ぶ行列に、さらに焦ってしまう。落ち着いてチョイスしよう。昼時かなりの行列になることがある。

さて僕のお勧めだが、まずは特製ラーメン(900円)。具材がてんこ盛りだ。

 Imagetokuseib.jpg

次が冷やし山塩ワンタンメン(850円)。これは季節限定のようだ。塩っぱすぎず、あっさりした味がいい。

 Image-1yamajio-b.jpg

そして圧巻の肉そば(1100円)である。麺が見えない(笑)

 IMG_6794b.jpg

食べ終わってから、お隣で野菜を見るのを楽しみにしている。いまは季節が終わってしまったが、ここの枝豆「ゆあがり娘」をよく買った。

posted by 生出 at 08:23 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年11月01日

あさひや食堂

 IMG_6740b.jpg

気になっている店が何店舗かあって、そのなかのひとつが福島市渡利にある「あさひや食堂」だ。花見山公園行く途中にあり、いつも車は満車に近い。店舗を見た感じでは4〜50年はやっているようだ。近くに住む知人に訊いたとこ ろ「45年前に入った」とのこと。なるほど、地域に根ざした食堂のようだ。

  IMG_6730b.jpg

店の中は思った以上に広かった。テーブル席(四人掛け)が二つとカウンター、畳の部屋にはテーブル(四人掛け)が四つあった。もしかしたら二階席があるかもしれない。

 IMG_6728b.jpg

メニューの取り揃えは豊富で、昔ながらの、という感じがした。ほかに定食もあって、こちらは二枚目の写真のホワイトボードに書かれている。定食もけっこうある。

 IMG_6737b.jpg

初めて入ったので、お約束の煮込みカツ丼をたのんだ。白身と黄身の具合がいい。グリーンピースは厨房からの移動時に転がったか?(笑) 味は期待を裏切らなかった。やや固めの肉だったがぺろりとたいらげた。昭和の食堂の味である。

次回は定食を攻めてみよう。
posted by 生出 at 12:52 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年10月21日

力餅の「ソースカツ丼」


 IMG_6656f.jpg

梁川の避難所で一仕事してから、車を桑折町まで走らせ、かねてより懸案だった力餅の「ソースカツ丼」を食べてきた。前回、同店を訪れてから実に四ヶ月以上が経過していた。時間がお昼ちょっと過ぎだったので、駐車場は満車。仕方なく近くのコンビニで時間を潰してから再び訪れる。幸いなことに停めるスペースがあったのでラッキーだった。

店内には女性客2名、隠れて見えないが男性客が2名いた。僕の隣のおっさんはうどんを美味そうにすすっていた。あまりキョロキョロするのは失礼なのでチラ見したが、ちょっと何食っていたのかわからなかった。

 IMG_6660b.jpg

こちらが力餅の「ソースカツ丼:である。煮込みカツ丼同様、丁寧に仕上げているなと感じた。蓋を開けると揚げたてのカツと特製ソースの香りが食欲をマックスまで高める。ガツガツとかっこむように食べるのもいいだろうが、まずは蓋にカツを二切れほど移動し、千切りキャベツが露出した部分から箸を滑り込ませ、ゆっくり丁寧にご飯をすくい、ソースの付いたキャベツとご飯を味わう。そしていよいよカツを堪能する。甘いソースとサクサクとした揚げ具合の衣と柔らかい肉がたまらない。

千切りキャベツが再び現れ、同様に口に運ぶ。そしてまたカツを・・・丼がカラになったら、最初に蓋に移動してあったカツを締めでいただく。味噌汁、お新香は適宜、口に運ぶ。ゆっくり食べたはずなのだが、先客の誰よりも先に食べ終えた自分なのであった。お恥ずかしい。

 IMG_6664b.jpg

お会計の際、レジの上を見ると「力餅」の由来を紹介した、かなり前の新聞広告が額に飾られていた。いつ頃の新聞なのか、うっかりしていて訊くのを忘れてしまった。それはまた次回の宿題ということで。
posted by 生出 at 22:31 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年10月17日

相馬市「楽笑」


 PA170424b.jpg

今日の相馬市松川浦は穏やかな一日だった。波もほとんどなく堤防ではのんびり釣りを楽しんでいる人が何人もいた。係留されている漁船の数がいつもより多いのは、きっと先日の台風19号の影響だろう。

 PA170382b.jpg

ズラリと並んだ底引き網漁船。ここでこれだけの数を目にするのは初めてだ。相馬市内にも浸水の跡があちこちで見られた。被害が広範囲に及んでいて言葉もない。

 IMG_6618b.jpg

自然災害の爪痕を目にすると、東日本大震災で全壊した実家を思い出してします。あれから8年以上が経過した。少々センチな気分になってしまう。しかし腹は容赦無く減るのである。旧国道6号沿いに「楽笑」という中華屋に入ってみた。メニューは手書きで、なんだかとても急いで書いたような体である。出されたお冷やも何故か紙コップ。お店は綺麗なのにどうしたものかと、やや解せない気分でいた。

 IMG_6614b.jpg

出来上がったラーメン(相馬味噌炙りチャーシューメン)は使い捨ての発泡スチロールの器に入れられている。運んできた奥さん曰く・・・「相馬市内は断水していて、なんとか水を確保しての営業なので、どうかご勘弁のほどを」と。なるほどそうだった。ニュースを見ていたものの、その事実にまったく気づいていなかった自分が恥ずかしい。

相馬市によると「道路の洗堀に伴い導水管が破損」が断水の原因とのこと。一日も早く復旧してほしいものだ。


posted by 生出 at 22:18 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年10月11日

昭和村「村の駅 味楽」


 IMG_6184b.jpg

時代も令和になり昭和は日々遠くなりにけり・・・である。僕の住む会津若松から車で小一時間ほどかかる昭和村。現在、会津美里町と昭和村の間はトンネル工事が行われていて、おそらく二年後くらいには開通するだろうから、ぐっと昭和が近くなるのは間違いない。なんと云っても冬期間のアクセスが容易になるのは、とくに昭和村の方にとっては助かるだろう。令和になっても昭和は生き残るのだ。

そんな昭和村で、お気に入りなのが、ここ「村の駅 味楽」だ。メニューはシンプル。三種類のラーメン(夏期は冷し中華有り)とでっけーおにぎりである。店内にはアルコール類、お菓子、調味料・・・なども売られている。

 IMG_2552b.jpg

サッパリ田舎ラーメン、500円。

 IMG_2522b.jpg

ぴり辛みそらーめん680円。

 IMG_6432b.jpg

特製味楽なんこつらーめん、680円である。どのラーメンにもちょっとした漬け物がついている。こういう心意気が好きだ。なお大盛りはプラス100円。まだ口にしたことは無いが、でっけーおにぎりは梅、こんぶ、焼しょうゆ、焼みそともに一個200円だ。

昭和村にお出かけの際はぜひご利用のほどを。なお定休日はチェックしてなかったので、事前に調べておいたほうがいいかな。
posted by 生出 at 12:54 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年09月05日

あらい食堂


 IMG_5830b.jpg

「あらい食堂」は福島市荒井にある。店名はそこから取ったことは火を見るよりも明かである(笑) きっとお店の人も地元出身なのだろう。店舗は自宅を兼ねているようだ。創業は聞いてはいないが30〜40年か?ご夫婦と息子さんとおぼしき方が、一生懸命気持ちを込めて作っている、そんな姿がひしひしと伝わってくる。出前もしていて、それはお母さんの仕事。昼前から注文の電話が複数回鳴っていた。

 _8230518b.jpg

店内はこんな感じ。椅子席と小上がりがあり、12時過ぎ、混んでいると相席になる。客層は地元の方が多いようだ。これまでに10回くらい入ったが、時間帯は11時半頃だと余裕で座れる。お昼近くになると駐車場もすぐに満車状態に。

いちばん人気は半チャンラーメンか。

 Z0Cum5_XST-II7gGoXA2kQb.jpg

お母さんにカツ丼をたのむと「カツどんぶり一丁ね」と云う。ここでは「かつどん」ではなく「かつどんぶり」なのである。煮込みにするかソースにするかは、そのときの気分でいいだろう。いっぺんに両方は無理だから、今日が煮込みなら次回はソースにすればいいだけである。

 IMG_5827b.jpg

 IMG_3382b.jpg

つい先日、野菜炒め定食を食べたのだが、気になることがひとつ。厨房の中には息子さんしかいなかったように見えた。たまたまだったのかどうかはわからないけれど、何でも無ければいいのだが。
posted by 生出 at 08:36 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年08月31日

BAR山小屋


 _8300638b.jpg

飯豊連峰の山小屋ではなく、福島市内の「BAR山小屋」によってみた。これまでにたぶん5〜6回くらい行っていると思う。もうちょっと行っているかな?正確なところはわからない。ほとんどが二次会以降にドアを叩いているので・・・。

 _8300623b.jpg

山小屋の中はこんな感じ。大人の空間だ。そういえば昔、会津若松市内に「フラット」というバーがあった。何となく雰囲気が似ている。
posted by 生出 at 20:59 | Comment(2) | ふらりとよった店

2019年08月22日

菊乃家


 IMG_5865b.jpg

本宮市内の旧四号線を走っていた際、たまたま気になって入った「菊乃家」である。店の前の駐車スペースはコンパクトカーで2台分。店主に訊いてみると「裏はもっと広いから」と云われ、注文が出来上がる間、ちょいと散策。

 IMG_5845b.jpg

裏には4〜5台は停められるスペースがあり、こちら側からも店に入ることが出来る。一見の客ではまずわからない。裏側からアプローチすると生活感溢れる通路を歩くことになる。なんとも不思議な感覚にとらわれる。

 IMG_5846b.jpg

友達の家に遊びに来たような感覚。防犯については何も云うまい(笑) 通路の先、左が店になる。

 IMG_5849b.jpg

あとで知ったのだが、お勧めは「辛し焼き肉そば」なのだそうだ。今回はチャーシューメンを頼んだ。チャーシューがいい味を出している。細麺でスープもあっさり。黄身の偏ったゆで卵はご愛嬌。これでお値段は702円。値段について聞いてみたところ「うちは消費税に便乗して値上げをしなかった」から、この値段になったとのこと。

ちなみに「もやし」「わかめ」「ニラ入り」の各支那そばも702円だった。いわゆる普通のラーメン、こちらでは「支那そば」が540円とかなり良心的な価格設定だ。

 IMG_5863b.jpg

さて、この方が看板娘でもあり、店主のお母様。御歳80才になられるとのこと。とても饒舌である(笑) 初めて入ったにも関わらず、ご自身のこれまでの仕事のこと、親戚のこと・・・いろいろ話をしてくれた。詳細は書かないが、そこまで僕に話していいの?というくらいだった。

 IMG_5856b.jpg

で、こちらが店主(息子さん)である。店主もお母様に負けず劣らず饒舌。幼少の頃から天才と云われていた(本人の申告)そうで、小学校の先生からは「もう勉強しなくていいい」とまで云われたとか。五玉のそろばんが得意、漢字も得意、今の店をやる前は福島、郡山の寿司屋で修行していた・・・ということだ。屋号の由来も聞いた。産まれた年も聞いた(笑)

原町の「まるもと食堂」のお父さん、お母さんとは、当然個性は異なるが、洗練された今時の店では味わえないふれあいを満喫したのだった。
posted by 生出 at 13:03 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年08月05日

なりた屋のランチ


 IMG_5588b.jpg

福島市南矢野目の「なりた屋」に入った。こちらもお見限りで、最後に入ったのは間違いなく震災前のこと。日替わりランチが超人気の店で、入店するなら遅くとも11時45分を目指そう!

 IMG_5585b.jpg

 IMG_5597b.jpg

これで700円(税込み)。食後に珈琲が出てくる。客層はほとんどがサラリーマン風だった。これほどの品揃えで、美味しいのだからリピーターも多いようだ。2日続けて通った私です。

国道13号沿いにあるので、アクセスはしやすいが、信夫山方面からだと右折レーンがないので、ちょっと危ないかも。無理せず遠回りしてでも安全優先でご入店のほどを。
posted by 生出 at 12:51 | Comment(2) | ふらりとよった店

2019年07月26日

双葉食堂

 IMG_5126b.jpg

南相馬市小高区の「双葉食堂」は東京電力福島第一原発事故以降、仮設店舗で営業していたが、2016年5月に元の場所で営業を再開していた。原発事故以前、いちどだけ行ったことがあったように記憶していたが、なにせ20年ほど前だったので記憶は飛んでいる。

元に戻ってから4〜5回ほど足を運んでいた。

 IMG_5119b.jpg

メニューはシンプル。ラーメン、もやしラーメン、肉うどん、うどん、冷し中華(夏期限定か?)のみで大盛りは100円プラス。

 IMG_5121b.jpg

↑ 今回は冷し中華。前回は ↓ ラーメンだった。

 IMG_5279b.jpg

まだまだ帰還率の低い小高町にあって、お昼時になれば行列が出来る。復興に関わる仕事をしている人が多いようだが、住民はもちろん、県内外から訪れる人も増えているとのこと。どうかこの勢いが止まりませんようにと願わずにはいられない。

※平日でもすぐに満席になる確立が高いので、なるべくお昼前に行くことをお勧めする。前々回は午前11時に行ったにもかかわらず、ほぼ満席だった。
posted by 生出 at 12:57 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年07月24日

二本松バイパスドライブイン


 _7190256b.jpg

先日、某コンビニのレジでちょっとした出来事が。高齢の女性が店員さんに「おてもとをふたつ、いただけますか?」と。若い女性店員は「おてもとって何ですか?」と訊き返していた。ほかにもそんな単語っていろいろあるんだろうなぁ〜と思った。例えばトイレを御不浄なんていう人もいないだろう。連れ込みホテル、モーテル、トルコ風呂・・・もそうだね。

ドライブインというのも、もはや「おてもと」「御不浄」の類いのひとつなのかもしれない。日本全国でドライブインがどのくらいあるのかはわからないが、昭和時代、それもモータリゼーションが、いちばんピークだった頃に作られた産物だ。

今やファミレス、コンビニ全盛で「ドライブイン」へ敢えて行くことはない。先日、知人から、とある本のコピーをいただいた。橋本倫史著「ドライブイン探訪」である。その中に紹介されていたのが「二本松バイパスドライブイン」だった。創業は1971年だという。

国道4号バイパス沿いにあり、これまでに数え切れないほど通過していたにも関わらず、店の存在に全く気が付いていなかった。

 _7190248b.jpg

店の中は時間が止まったような佇まいである。何もかもが昭和なのである。それも僕が物心がついた昭和40年後半あたりの匂いがプンプンしている。店内はテーブル席(40席)と座敷(60席)とに分かれている。お好きな方のお好きな場所へどうぞという感じ。座敷には座布団はない。テーブル席の脇にはアナログのゲーム機がいくつか置いてあった。誰がやるの?という感じ。

さてメニューは上の写真のとおり。実に豊富である。ご飯と味噌汁のお代わりは自由。席に着く前に注文しお代を払う。注文の半券をもらうこともない。スタッフは顔と注文を覚えているようだ。営業時間は驚きの24時間営業だという。別な情報によると月曜の午前2時から朝6時までは閉まっている・・・とも。

特筆すべきことがもうひとつ。なんとお風呂があるのである。入浴料金は400円だ。隣接する建物には「サウナ」の文字もあった。

 _7190244b.jpg

昼少し前に入店し座敷の方に座ってみる。広々とした空間だ。すでに数人の客人が食事をしていた。12時を少し過ぎたあたりから続々とお客さんが入ってくる。そのメンツを見てみると100パーセントが男性で、トラック運転手や肉体を酷使する仕事に従事しているような方達が多かったようだ。食事を終えゴロリと昼寝をしている人もいた。

 IMG_5442b.jpg

豊富なメニューの中から今回選んだのは焼肉定食だった。何にしようか目移りをしている間にお客さんが次から次へと入ってきてしまい、つっかえてしまいそうだったので、男らしく?焼肉定食にしたのだった。焼肉の皿はおそらく創業当時から使われているのではないだろうか。かなり年季が入っている。添えられたマカロニサラダ、千切りキャベツはもう少し量があればと感じたが、食い終わってみればそれなりに満腹感を覚えていた。

食い終わる頃、店内は座敷、テーブル席とも7割くらいお客さんが座っていた。かなりのお客さん、それもトラッカー達からは支持されている店だったのだ。きょうび運送業界を取り巻く環境が社会問題として取り上げられているが、そんな彼らのオアシスが「ドライブイン」なのだと感じた。冒頭、おてもとのことを書いたが、この日の客の回転率を見る限り、その存在を知らない若者はいるだろうが、まだまだ先はあると思った。うん、だいじょうぶ。

※僕の知る限り二本松市内には三箇所のドライブインがある。ひとつがここ、国道4号バイパス上り線の「二本松バイパスドライブイン」、ここから少し先の同じくバイパスの下り線に「二本松ドライブイン」、そして東北道二本松インターにいちばん近い交差点には「二本松インタードライブイン」がある。


posted by 生出 at 21:58 | Comment(0) | ふらりとよった店

2019年07月19日

2回目のまるもと食堂

 IMG_5333b.jpg

先月、強烈な言葉の弾丸を撃ち込まれたわけだが、また撃たれるために訪れてしまった「まるもと食堂」である。ある程度予想はしていたが店に入るなり云われたのは「どこから来らった?」であった。僕のことはすっかり忘れられている。ということは先月聞いた話をまた聞かされるなと腹をくくりながら注文したのは、これまた同じ生姜焼き定食だった。

 IMG_5349b.jpg

盛りつけなどは同じ、味も同じ。美味也。食べている最中もお母さんは話を進める。まるで独演会である。ただ今回はお孫さんの話が中心だった。お母さん曰く「孫は相撲取りなのよ」と。前回の写真にも写っているが、お母さんの後ろには「玉ノ井部屋」のカレンダーが貼ってある。これにはまったく気がつかなかった。

 IMG_5337b.jpg

赤枠で囲った力士がお孫さん。東山というしこ名で現在は序の口。1994年生まれの25歳。現在、夏場所が行われていて、かわいい孫のことだからして話さずにはいられなかったのだろう。入門するまでの経緯などを聞いたような気がするが、よく覚えていない(笑)

定食を平らげる頃を見計らって、お父さんがいつものようにお母さんの脇に座る。そこに新しいお客さんが二人ご入店。これから話をしようとしたお父さんであったが、お母さんの「あんたは作ってな」と鶴の一声が突き刺さる。お父さん、出端をくじかれ、すごすごと厨房へと踵を返す。

 IMG_5344b.jpg

でもお母さん、お父さんをちゃんとフォローしていた。「あのひとはすごい」と。何がすごいのかと云うと、お父さん、実は居合い抜きの有段者で大きな大会にも出場していると云う。その写真も見せてもらったが、きりりと締まった表情で、お母さんの尻に敷かれている、先ほどの顔とは雲泥の差であった。

押すところは押す、引くところは引く・・・夫婦関係、人間関係において居合い抜きの達人ともなると、やはり所作が僕のような凡人とは違うのである。



posted by 生出 at 07:48 | Comment(0) | ふらりとよった店