2023年01月19日
2023年01月16日
2022年12月29日
盛ちゃん食堂part3
part2から一ヶ月も経過してしまった盛ちゃん食道。まずはカツライス。
定食の定番といえば野菜炒め定食だろう。
僕にとって洋食の初体験(昭和45年頃)がオムライスだったので、チキンライスを薄焼き卵で包む、このスタイルがいちばん好きなのである。凝る必要はない。
posted by 生出 at 11:34
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2022年11月26日
盛ちゃん食堂 part2
盛ちゃん食堂の第二弾。まずはタンメン。見た目以上に野菜が盛られている。
醤油ラーメンは、お店の看板メニュー。シンプルで飽きのこないあっさり味。普段は胡椒をかけない僕だが、お父さんが、どうしても胡椒をかけるよう進めるので・・・笑
こちらは味噌ラーメン。やや薄めのスープだった。
posted by 生出 at 18:22
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2022年11月24日
会津若松市・盛ちゃん食堂
17世紀半ばに作られた会津五街道(米沢、越後、二本松、白河、下野)は、現在の会津若松市大町四つ角を起点で各方面へ放射状に伸びていた。そのひとつ、白河街道沿いに鮮やかな青い暖簾が風に揺れているのを僕は見逃さなかった。現在の住所だと滝沢町、かつて八幡神社の大鳥居があった場所から数十メートル東側に「盛ちゃん食堂」はある。
一見して歴史ある店であることがわかる。かつてはいくつかの店舗が営業していたのだろうが、今や盛ちゃん食堂以外は店を閉じ、居住者もいないようだ。
暖簾をくぐり店内に入ると、やや広めのテーブルがひとつ、椅子は5脚で店内スペースをフルに使っている感じ。奥の茶の間は、お客さんがいない時、店主のお父さん(82歳)とお母さん(年齢は聞いていない)がテレビを見ながら寛いでいるのである。
お父さんによると開業して半世紀とちょっとなのだという。営業は出前が中心でピーク時は「600件もあっただよ」とお父さんが言っていた。この数字は一月で、ということなのだろうが、なかなかの数字である。多少は盛っているかもしれない。盛ちゃんだけに・・・(笑)。
メニュー表は入り口右側の壁面にひとつひとつ短冊に書かれている。品数は、それなりである。初訪問ではお約束の煮込みカツ丼を頼んだのだが「今日は出来ない」とのこと。気を取り直して麺類はどうか訊いてみると「ごめんなさい」という。「今日できるのはチャーハンだけです」と申し訳なさそうに云う。無理強いしても始まらないので、それで行くことにする。
やや水分の多いご飯だったが、味は僕好みであった。大きめにカットしたピーマンがポイントだろうか。
2回目の訪問で、煮込みカツ丼を注文することができた。ご覧のように煮込んだ玉ねぎがカツの上に乗っている。なかなかに奇抜なトッピングである。
3回目はチャーシューメンにする。なかなかに厚みのあるチャーシューである。スープの味は、今風の人気店とは異なり尖ってはいない。丸みを帯びた優しい味は、きっと長年培ってきた集大成といってもいいのだろう。
さて初訪問以来、10回ほど訪れたので、おいおいこちらでご報告していきたいと思う。今回はこのへんで。
posted by 生出 at 18:24
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2022年11月15日
昭和村・大芦家
昭和村の大芦地区にある、その名も「ファーマーズカフェ大芦家(おおあしや)」は、2010年10月にオープンした。御多分に洩れず、昭和村も地方が抱える過疎問題の真っ只中にある。「からむし織」「カスミソウ」などの特産物はあるものの、人口減少に歯止めをかける決定打にはなっていない。
そんな村の片隅で一際賑やかな一角がある。それがここ「大芦家」なのである。休日に限らず、県内外から訪れる人が後を絶たない。車、バイクの出入りはひっきりなしである。近くには矢ノ原湿原があり、よく撮影に出かけるのだが、撮影後のいっぷくを大芦家でしようと思っても満車状態の駐車場を横目で見てスルーすることが多かった。
紅葉の見頃もピークを過ぎ、11月になると観光客も少なくなる。日曜日なのに車が一台も止まっていないのを見計らって入ってみた。
店内はカウンターとテーブル席があり、ちょっとした小物、書籍、CDなどが販売されている。実はこちらのマスター、アルバムを出すほどの実力の持ち主。アルバムを手にしてみると作詞・作曲も手掛けていた。そして故・坂庭省吾もギター演奏・編曲で参加していて、それだけでも音楽性の高さが窺い知れるというものだ。これもご縁かと思い、そのアルバムを購入した。
これがそのアルバム「マイペンライ」である。5弦バンジョーをかかえているのがマスターの佐藤孝雄さん。ちなみに「バンジョーはジャケット写真用にかかえただけ」とのこと。
店内、そして県内でもライブを行うこともあるそうで、直近だと福島市の椏久里(あぐり)珈琲店で、同店30周年記念のライブを行ったばかりだという。機会があればぜひ拝聴したいものだ。
そうそう昼食は、けんちん蕎麦をいただいたのであった。味の染みた根菜が美味。音楽の話でお腹がいっぱいになったので、お餅までは食べられなかった。また次回、お邪魔した時にでもいただくことにして店を後にしたのであった。
それにしても出逢いの妙とは、よく云ったもので、また一人、魅力のある方と知り合いになれた。葉を落とし寒々とした晩秋の山も、芽吹きをひかえた早春の風情に見えるのだから不思議なものである。
posted by 生出 at 08:28
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2022年09月30日
2022年09月28日
福島市・山口屋食堂
蔦が絡まる見事な面構えである。蔦が絡まる・・・といえばチャペルを想像するわけで、それはペギー葉山が歌ったところの「学生時代」、舞台は青山学院大学の礼拝堂である。
こちらは福島市仲間町(ちゅうげんちょう)の「山口屋食堂」である。創業は・・・100年という人もいるが、僕自身、未確認である。建物の外観から判断すれば昭和、それも40年代前後に建てられたのでは?と勝手に判断している。現在の建物の前に別な場所、あるいは、この地で営業していたのかもしれない。
※検索したところお店のHPがありました。こちらからどうぞ。表示されるページから「山口屋の歴史」をクリックすると詳細な説明があります。なおページ内の「山口屋的お散歩帳」は必見である。
暖簾をくぐり中に入ると、奥行きのある明るい空間が奥へと誘う。左右にテーブル席、一番奥、テレビのそばに小上がり席がある。新参者は、出入り口に一番近い席で、お店の雰囲気を味わうのである。もし「昭和度数」なるものがあるのなら、限りなく100%に近い度数が付けられることだろう。
まぁ〜「昭和度数」に明確な基準があるわけでもなく、各自が感じたまま点数をつければいいだろう。
メインは蕎麦である。ということで蕎麦を注文をするつもりでいたのだが、メニューにカツ丼があったので・・・そういうことである(笑)
蕎麦屋のカツ丼がなぜ美味しいのか・・・。巷間では都市伝説のように言われているのだが、蕎麦屋であってもなくても美味しいのがカツ丼である。味の好みは別として、そう大きくカツ丼道(そんな道があるのか?)を踏み外す、いわゆる外道と言われるカツ丼にお目にかかったことはない。カツ丼は美味しい。そしてこちらのカツ丼も美味しい!
二度目は「冷やし天ぷらそば」をいただく。実に丁寧なトッピングである。シメジ、エビ、フキノトウ、シソの揚げ方も然り・・・である。
その後、三度ほどお邪魔したが、その際の注文メニューは後日ということで。今日はこの辺にしておきましょう(笑)
posted by 生出 at 18:46
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2022年08月12日
会津若松市・まるとし食堂
会津若松市に35年間住んでいるのだが、先日はじめて訪れたのがこちら「まるとし食堂」である。もうだいぶ前から気になっていたのだが、きっかけ・・・というか勇気がなかったので、入ることができなかった。
現在の外観は普通である。数年前までは、もう少し年季が入っていて、常連さん以外お断り感がビシバシ伝わってくるような佇まいだった。きっと昼間からスポーツ新聞を読みながらコップ酒をやっているオヤジがいるのだろう・・・と。
posted by 生出 at 06:20
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2022年08月05日
郡山市湖南町・えびな食堂
湖南町は読んで字の如く湖(猪苗代湖)の南側に位置する町である。とりあえず猪苗代湖の南側を目指せば間違いなく湖南町にたどり着けるのである。
湖南町には幾つかの老舗食堂があり、そのひとつが、ここ「えびな食堂」だ。訪れた回数は、これまで10回くらいだろうか?いやもっとかな?初訪問は25年ほど前か?
店内は座敷が中心だがテーブル席(四人掛け)が二つある。家族連れ、仕事仲間など、どちらかというと複数でのお客が多いようだ。
一番人気はメニューのトップにもある「ねぎラーメン」だ。ふつうでも盛りはいい。大盛りを頼むと後悔する人もいる。肉体労働者、アスリート、爆食いをいとわない人には歓迎される。何度か運ばれる器を見たが、丼というより、ちょっと大きめの「すり鉢」にたんまりとラーメンが収められていた。それを目にしただけで腹いっぱい・・・になってしまう。
さてそれではいつものようにカツ丼からいただくことにしよう。ちなみに盛りは、すべて並を頼んだ。
はい、カツ丼です。来ました。重量級のカツが丼の上部を、まるで塞ぐように鎮座している。どこから箸をつけるか・・・そう悩む必要はないが、少々小さめのカツを箸でよけ、ご飯が見えたらタクアンで、まずはいただく。汁の染みたご飯とタクアンは、また格別の味わいだ。三切れ分のご飯を食べてから、カツがようやく口に入る。美味しいものは、どちらかといえば後に残して食べるのが僕の流儀なのである。
味噌汁、冷奴は適宜、交互にいただく。
こちらはチャーシュー麺。たっぷりのネギがうれしい。写真は上から撮ったから立体感に欠けるが、ネギはなかなかに「山」に近い感じの盛りであった。
夏といえば冷やし中華である。やや乱雑に盛られた具材が、お店の混み具合を象徴しているか?
さて食後、建物に向かって左側の駐車スペースに、こんもりとした明らかに人手によって作られた盛土がある。いままで気が付かなかったのが不思議なくらい。これは一里塚で寛文7年(1667年)に幕府の命により会津藩が築いたものだという。会津の起点(大町)から七里の位置にある。
遡ること天正18年(1590年)、豊臣秀吉が会津に入ったときに開発されたのが白河街道(勢至堂峠)で、以後、佐渡の金、会津藩の廻米を運ぶ重要な街道だっという。
食欲を満たしたあと、歴史のお勉強は、ちとまぶたが重たくなりそうになったが、遠い昔に思いを馳せながら、街道を歩く人々の姿を想像するのもロマンだな・・・と思いながら帰路についたのであった。
posted by 生出 at 17:36
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2022年07月20日
アポロ食堂の冷やし中華
久しぶりに相馬市へ足を運ぶ。到着した時間は計ったように昼時であった。迷うことなく「アポロ食堂」へ入店である。LINEで冷やし中華はじめましたの連絡をもらっていたので、注文にも迷うことはない。
しかし、ほんの一瞬「冷やしラーメン」もいいかなと考えたが、初志貫徹である。
レタス、メンマ、きゅうり、薄焼き卵、ハム、わかめ、マヨネーズ、そして中央にトマトを配置。具材は定番といえるだろう。やや大振りな器に量が少なく見えたが、僕の腹にはちょうどいい量であった。スープもすべて飲み干し完食したしだいである。
前回この店をブログで紹介したのが2020年10月8日であった。やや間隔があいてしまったが、前回同様店内にギターが置いてあった。でも今回は触らず食事に専念した(笑)
posted by 生出 at 22:45
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2022年06月08日
白河市・白十字食堂
山の先輩に誘われて白河駅近くの「白十字食堂」へ入る。先輩によると「70年くらいは営業している」とのこと。町中の食堂でこれだけの年数やられているということは、地元民を含む多くのファンがいるということだろう。そして味に定評があることも間違いないだろう。
昼時間を外したので、店内はガラガラだった。もっとも席が空くまで30分ほど外で時間をつぶしていたのだが・・・。店内は小上がりとテーブル席。時間的に、これから混むこともないだろうということで小上がり席に座った。
こちらがメニュー。白河はラーメンが有名だが、いつもの掟にしたがってカツ丼を頼んだ。
煮込みカツ丼にグリーンピースはよく似合う。最近、グリーンピースの乗っていないシューマイの方が多くなってしまったようだが、やはりワンポイントで、このトッピングは続けてほしいところ。なんといっても昭和テイストを醸し出すのに小さいながらも大きな役割を担っている・・・と僕は思っている。
カツ丼、ひとくちめから家庭では食えなかった店屋物の香りが鼻腔を刺激する。懐かしい昭和の香りだ。
白十字食堂は、定食が有名なのだとか。あとから来たお客さんの注文は定食類が多かった。いろんな方のブログを見てみると、どれもボリューム満点、食欲をそそるものばかりなり。次回はチキンカツ定食を食べるつもりである。
posted by 生出 at 07:27
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2022年03月16日
塩川町(喜多方市)・若竹
会津若松市に居を移したのが昭和61年。その2年後に車の免許を取得し、気合を入れて自然の写真を撮り始めた。その頃、何度か通ったのが、塩川町(現・喜多方市)にある「若竹」だ。その後、とくに理由はないが訪れることもなく、ただ30数年の時が流れた。
先日、ふと思い立って・・・こちらにも理由はないが・・・店を訪れてみた。
店内の記憶は、薄らぼんやりしていて定かではないが、基本的にそれほど変わってはいないと思う。
当時いただいたのは、もちろん煮込みカツ丼だった。味の記憶も残っていない。なので記憶を呼び起こすために注文をする。
出てきたのがこれである!着地するときに肉がぷるるんと揺れるほど肉厚である。断面だけでなく、奥行きもそれなりに厚いのである。どうだ!と言わんばかりの盛り付けは圧巻。そもそもカツ丼で断面を見せるような盛り付けは見たことがない。一切れ食べてもご飯の層にたどり着けない。丼の蓋に二切れ、三切れほど移動させると埋もれていたご飯が見えてきた。
ひとくち食べての印象、とにかく柔らかい。言うまでもなく旨い!やや汁だく気味なのもいい。
30数年前に確かに訪れた「若竹」ではあるが、当時、これほどのインパクトは受けた記憶はない。代替わりをしたのか、それとも戦略を変えたのか・・・は知る由もない。
お値段1200円ではあるが、食べる価値は大いにあると思う!
posted by 生出 at 08:29
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2022年03月03日
猪苗代町・食堂みやもり
一年以上ご無沙汰していた、猪苗代町の「食堂みやもり」である。前回の訪問は昨年の1月であった。
昨年と同じ時間帯に入店、そして同じ席に座る。店内を見渡す。とくに変わったところはないようだ。昼時間を過ぎていたからだろうか、お客は僕一人だった。
昨年、煮込みカツ丼を食べたあと決めていた「ソースカツ丼」を注文する。この日、厨房はお母さん一人が切り盛りしていた。カツは注文後に揚げていた。厨房から揚げる音が聞こえてくる。カツを切る、サクサクという音を聞くと、いよいよ完成だなと、僕のテンションも上がるのである。
注文してから、およそ15分後、我がエリアへソフトランディングしたソースカツ丼。カラッと揚がった衣、肉の厚みは遠慮なしである。特性のソースとカツ、キャベツ、ご飯の奏でるハーモニーの美しきかな。
あっという間に平らげ、少し丸くなったお腹を撫でながら店を出たのであった。次はラーメンか、チャーシュー麺にしよう。
注文してから、およそ15分後、我がエリアへソフトランディングしたソースカツ丼。カラッと揚がった衣、肉の厚みは遠慮なしである。特性のソースとカツ、キャベツ、ご飯の奏でるハーモニーの美しきかな。
あっという間に平らげ、少し丸くなったお腹を撫でながら店を出たのであった。次はラーメンか、チャーシュー麺にしよう。
posted by 生出 at 07:56
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2022年02月23日
梁川町・友信食堂パート2
友信食堂の第二弾である。
鍋焼きうどん、こちらにもクレソンが入っている。もしかしたらご主人のこだわりなのかもしれない。
焼肉定食、やはりクレソンが添えられている。肉の下に遠慮がちに目玉焼きが隠れている。もう少し存在を主張してもいいかもしれない。柔らかいく写真の見た目以上に厚い。ご飯が足りないくらいだった。
野菜炒め定食には何故かクレソンはなかった。
お会計の時、何気に目線を上に上げると、立派なメニューがかかっていた。価格は諸般の事情により改定されたようだ。消費税、食材、燃料の値上げなど、個人経営のお店にとって、頭の痛くなる経済問題があとをたたない。そしてコロナの影響は当然、客足に響いたことだろう。そんな波に飲み込まれないよう末永く暖簾を守っていただきたい・・・と切実に思うのであった。
posted by 生出 at 12:18
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2022年02月21日
梁川町・友信食堂
梁川町にある「友信食堂」、たまたま通りかかって入ったのが縁で、これまで5〜6回ほど暖簾をくぐった。写真ではわかりづらいが、三叉路のぶつかりにあって、駐車場も大きな車だと駐車しづらい。コンパクトカーなら、比較的余裕です。
店内を見ると改装して、さほど時間が経っていないように見えた。ダルマさんのような眉毛のお父さんと、人当たりのいいお母さんの二人で切り盛りしている。席はテーブルとカウンターがある。テーブル席の壁側の席は、ベンチになっていて、手前に座ると奥の席を塞いでしまう。なので混雑時は譲り合いの精神が必要。
メニューは麺類が多く、次いでカレー、チャーハンなどのご飯物、丼、そして定食類となっている。恒例の煮込みカツからいただくことにした。
クレソンの乗った煮込みカツはメニューでは「上カツどん」と表記されている。うん、まさに上カツ丼!
オムライスにも添えられていたクレソン。もしかしたらお母さんの好みか?飴玉を包むように左右が絞られた薄焼き卵。ちなみにメニューには「オムラス」との表記が・・・。「イ」は、どこかへ遊びにでも行ってしまったのだろう。「イはどこですか?」なんて野暮なことは訊かないことにしている。
こちらにもクレソンが使われている。五目ラーメンである。具材を数えると5目ではきかない。あっさりスープは美味。野菜がたっぷり摂れるヘルシーラーメン。
あと3品ほどあるので、それは次回にお披露目しましょう。
posted by 生出 at 11:33
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2021年12月09日
桑折町・まがら食堂
旧・伊達郡役所を背中にし、県道353号線(国見・福島線)を北上すること約1km、JR桑折駅へ至る、やや変則的な交差点の角にあるのが「まがら食堂」だ。駐車場はお店の右側に縦列駐車する。
創業は60年ほどなのだという。期待通りの店内で安心する。表彰状、感謝状、観光写真などは、店主の人柄を伺い知るのに十分である。警察関係の感謝状が多かった。
メニューを一通り目にして、お茶を持ってきてくれたお姉さんに「お薦めは?」と訊くと「あばれる君です」と云う。お姉さんが指差す方向を見てみると、限定メニューとして立派な印刷物が壁に貼られていた。せっかくなので、そちらをいただくことにした。
ラーメンとミニソースカツ丼、付け合わせは味の染みたふろふき大根と漬物である。ラーメンの香りが昭和の時代を彷彿させる。町の食堂ならではの、それである。見た目、やや少ない量かなと感じたのだが、どうして、僕のお腹には十分だった。
実際、お笑い芸人の「あばれる君」も来店しており、テレビ番組の企画で生まれたメニューなのかもしれない。「あばれる君」のイメージより、かなり上品な仕上がりの「あばれる君セット」である。
その後、数日間、通った「まがら食堂」である。次に食したのがオムライス。スプーンを薄焼き卵に滑り込ませると、なんとチキンライスではなく、チャーハンがひょっこりハン!これはこれでありかなと思った。
カツカレーは、カレーの適度な辛さが食欲を進める。
ニンニクがしっかり効いている野菜炒め定食。釜戸の形をしたプラスチック容器のご飯、こちらも量としては満足であった。
昼時になると出前の電話が、かなりかかっていきていた。店を切り盛りしているのは若い女性(2〜3人?)が中心のようで、出前はお父さんがバイクですっ飛んでいく。僕が入店してから3〜4回は出たり入ったりを繰り返していた。奥さんは足が悪いのか、支払いをする際、ややしんどそうにしていた。どうかお身体無理しないでください。
posted by 生出 at 17:59
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2021年11月19日
北塩原村・銘木食堂
喜多方市内から裏磐梯へ向かうには国道459号線を走る。北塩原村に入ってすぐ、進行方向右側にあるのが「銘木食堂」である。佇まいはかなり年季が入っている。看板の文字もいくつか欠けている。これは、もう放置したままだろう。おそらく「炭火の焼肉」で間違いない。
創業は半世紀以上であろう。建物が経年劣化するのは仕方ないが、黒地に白文字の暖簾から、創業時からの、この店の気合というか、気質のようなものを感じた。
暖簾をくぐり店内に入ると、意外なほど広く感じた。左壁面には階段があり、もしかしたらかつては2階は宴会場として利用していたのかもしれない。
お店を切り盛りしているのは高齢のお母さんと、たぶんその娘さんであろう。暖簾を見た印象では、頑固っぽいおやっさんがやっているのかな?とイメージしたのだが、それは見事に外れた。
足の悪いお母さんをカバーするように娘さんが動き回る。昼前、何本か出前の電話が入っていた。配達は、もちろん娘さん。出前に行っている間、店はお母さんだけになる。出前は近隣のみのようで、娘さんはすぐに戻ってくる。軽のワンボックスが出前の足だ。
お店を切り盛りしているのは高齢のお母さんと、たぶんその娘さんであろう。暖簾を見た印象では、頑固っぽいおやっさんがやっているのかな?とイメージしたのだが、それは見事に外れた。
足の悪いお母さんをカバーするように娘さんが動き回る。昼前、何本か出前の電話が入っていた。配達は、もちろん娘さん。出前に行っている間、店はお母さんだけになる。出前は近隣のみのようで、娘さんはすぐに戻ってくる。軽のワンボックスが出前の足だ。
カツ丼、850円なり。スープにお新香。スタイルはスタンダード。なかなかに喰いごたえはある。
半チャンラーメンも850円。こちらにもお新香が付く。チャーハンは、やや塩っぱめ。でも美味。
野菜炒め定食、800円。やや火を通しすぎたか、少々パサついた食感であった。標準的なお味と量である。
銘木食堂も、娘さん一人になってしまったら・・・どうなるのだろう。昼時、入店していた数人の方達は、いずれも地元の常連さんといった感じの男性だった。なんといっても北塩原村の玄関に位置する食堂である。夕方以降の営業の様子はわからないが・・・いまはコロナ禍で宴会はできないだろうが・・・それなりの賑わいを呈していてほしいと想像(願望)したのであった。
posted by 生出 at 17:49
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2021年11月05日
柳津町・御食事処 博(ヒロ)
柳津町の御食事処 博は何百回(オーバー?)と通った国道252号線、やないづ中央公民館の向かいにある。営業開始は約20年くらい前だろうか、気がついたらお店ができていた(笑) 黄色い看板がよく目立つ。駐車場は、すぐにいっぱいになるので、そんなときは公民館の駐車場を、ちょいと拝借する。
小上がりの他、和室が二部屋あり、ゆったりとしている。高齢の女性がひとりで切り盛りしているので、大勢で入店し、それぞれ違うメニューを頼むと、かなり時間がかかると思う。
メニューはこちら。麺類、丼、定食など、町の食堂ではお馴染みの品揃えである。
煮込みカツ丼が食べたかったのだが「麺類だけなの」と言われてしまい、チャーシューメンにした。実は二度入って、二度とも麺類だけと・・・カツ丼はおあずけにされてしまった。
昼なのに、一口大の冷奴のお通しをつけてくれる。ちょっとしたサービスがうれしい。注文してから15分ほどしてチャーシューメンは出来上がった。柔らかいチャーシューは持ち帰り用も頼みたいほど。
お母さんは、少し耳が遠いようなので、調理に集中している時など、入店したお客さんに気づかないこともある。イライラせず優しく接してください。
posted by 生出 at 08:47
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2021年10月13日
南会津町(旧・伊南村)・食堂こたき
多々石林道をあとにして、僕が目指したのは旧・伊南村の中心地にある「食堂こたき」であった。ここのカツ丼が無性に食べたかったのである。初めて入ったのは、ずいぶん昔になる。小塩の桜がまだ健在だった頃、毎年のように訪れていた。直近では、やはり桜の季節にお邪魔した。
その時は入店が遅かったので、ご飯ものがなく、仕方なく味噌ラーメンを注文した。今日は何がなんでもカツ丼を頼むぞと(笑)
店内は家族連れでも仲間、恋人同士、もちろん独りでも抵抗なく入れる・・・と思う。でも混雑している時、お一人様では気がひけるかも。
前回頼んだ味噌ラーメンがこちら。やや野菜の量は少なく感じたのだが、もしかしたら食材が足りなかった?真実を追求するつもりはない(笑)
こちらがカツ丼。特徴としては玉ねぎと長ネギが使われているところだろうか。あと・・・おそらく最後の仕上げにウスターソースをひと回しして味を整えたのだろう。ソースの香りが微かに漂う。それが食欲をそそるのである。
今回、林道に入る際、珍しくマップで周辺の状況をチェックした。その時に気づいたのだが、多々石峠から流れ落ちる川があり、その名前が「小滝川」であった。「食堂こたき」のそばを流れ伊南川へと注いでいる。店名は川の名前から取ったのは間違いないだろう。はじめて知った事実にプチ感動であった。
posted by 生出 at 19:21
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