ついに只見線が再開通を果たした!昨日10月1日、11年ぶりに線路に列車の音が響いた。地元民はもとより、全国から再開通を祝う人が沿線に殺到!周囲はかなり渋滞したようだ。会津若松駅始発の列車が車両トラブルで、約4時間にわたり運行できないというハプニングがあり、予定していたイベントが取りやめになったのは実に残念なことだった。敢えて「汚点」とは言わずにおこう。
渋滞に巻き込まれる恐れがあったので、本当は行くつもりはなかったのだが、とりあえず柳津駅にでも行けば、何かしらの出会いがあるだろうと車を走らせた。結果、ダイヤより一時間ほど遅れた列車が柳津駅のホームに滑り込んできた。
柳津駅構内では地元バンドの演奏が行われていて、祝福ムードを盛り上げていた。画面右にいる黄色の人物は、地元柳津の名産「粟饅頭」の化身『あわまんじゅうマン』である。初めて見た(笑) 頭頂部と両耳が粟饅頭になっているそうだ。必殺技はなんなのだろう?今度会ったら訊いてみるか。
兎にも角にも再開通した只見線。車両の運行はJR東日本、線路や駅舎などの維持費は福島県が負担するという変則的なスタイル。決して経営は楽ではないだろう。多くの人の叡智で車輪が回り続けることを、ただただ願っている。