2013年09月18日

彼岸花

 
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暦を見ると秋の彼岸も近い。そろそろ田んぼの稲刈りも始まる節である。ついこの前お盆が終わったばかりなのに・・・ね。とりあえず彼岸花を見てこよう・・・というわけで見てきた。花の数は少なかった。これから咲くのかどうかはわからない。すでにくたびれた感じの花もあった。全体的に少ないような感じがしたが、これからイッセイに咲くのかもしれない。夏の暑さが影響しているのだろうか?ちょっと先を読むのはむずかしい。

強烈な西日が射し込む時間帯だったので、都合よくバックがつぶれてくれた。そこへ一匹のアゲハが申し合わせたように花に止まる。長い口を伸ばしてチューチュー蜜を吸っている。どんな味がするんだろうね。来世は、とりあえずアゲハになってみようか。そう都合よくなれるのかな?
posted by 生出 at 22:29 | Comment(0) | 出逢いの妙

2013年09月14日

カモに餌をあたえないでください

 
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昨日、「鎌沼」周辺を散策してきた。平日ということもあり、天候もいまひとつ良くなかったので人影もまばら。沼の畔でオニギリをかじっていたら、沼から二羽のカモが近づいてきた。沼を出て、ぴょんと木道に飛び乗ったかと思うと、お尻をフリフリしながら、こちらに近づいてくる。脇目もふらずに・・・である。間違いなく餌をねだっている。人は餌をくれる動物だと彼らは認識しているのだろう。人も少ない日だったので、僕の姿は目立ち、且つおいしい人に見えたのかもしれない。「しめしめカモが来たぞ」くらいに思われていた?

せっかくお近づきになれたのだから、とりあえず記念写真を撮ってあげた。でもさすがに餌はあげられない。10分ほど僕の周りをうろうろしていたが、見限るのもけっこう思い切りがよく、ある瞬間、二羽同時に飛び立って行った。飛び出す直前、フンを置いていった。「ふん、おととい来やがれ」ってなもんだね。

ひとが餌をあたえると、野生動物はこのように堕落します。ヤクザなカモにならないために餌は絶対にやらないようにしましょう。自分の食いぶちは自分で稼ぐ。ひとに媚びたら終わりですぞ。
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2013年08月27日

雉も鳴かずば撃たれまい

 
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雉(キジ)の雌である。山を登っている時など、突如として山道の脇からバタバタと音を立てて飛び立つことがある。ギリギリ近づいてから逃げ出すので、こちらは心臓が止まりそうなほど驚くのである。野生動物は自分の位置から、危険だと感じる距離があって、雉はその距離が短いのかもしれない。

撮影した時は10メートルほどの距離にも関わらず、のんびりと林道を歩いていた。そんな雉の習性を知っていれば狩猟も容易いのかな、などと思った。ちなみに僕の半径2メートル以内に近づくと、僕はすぐに物陰に隠れます。とくに大勢参加するパーティーなどではテキメンである。あしからず・・・。
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2013年08月03日

梅雨明け

 
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とある林道を走行中、左から右へ横切る物体を発見。危うく轢きそうになったが、なんとか避けることが出来た。車を降り、その動く物体を確認したところ体長15センチほどのヒキガエルだった。ヒキガエルを間近に見たのはずいぶん久しぶりだ。懐かしさのあまり頭をなでなでしたり、背中をさすったり手足を摘んだり、しばし戯れたのだった。彼(彼女?)の皮膚感は相変わらずヒンヤリとしていて、感触はまるでゴムで作ったフィギアのよう。それがたまらない(笑) 左右の前脚をつかんで持ち上げると後ろ足で「はなせぇ〜」と強力なケリが入る。その感触もすばらしい。20分ほど遊んでから草むらの中に放してあげたが、イソイソと茂みの中に入っていった。
ふたたび車を走らせるやいなや、ラジオから「東北地方が梅雨明けした模様」と気象庁の発表が流れてきた。ヒキガエルくん、梅雨明けを知っていたのか、これから続くであろう猛暑を避けるために、秘密の避暑地へ移動する途中だったのかもしれない。  
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2013年07月24日

悲しみのパンダ


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ふと、昔の出来事を無性に思い出すことがある。あれからずいぶん時間が経過したが、いったいいまごろどうしているか、考えると眠れなくなってしまう(ということはほとんどないが・・・)。

2012年に出会ったパンダである。捨てられたのか、それともどこからか逃げてきたのか・・・草むらにパンダである。さいとう君(2013年4月30日参照)にせよ、このパンダにせよ、このような状況を目にすると、黙っていられない僕であった(実際、声は発しなかったけどね)。

とりあえずシャッターは押した。愛らしい印象とはほど遠く、薄汚れてみすぼらしい・・・いや、野性味を取り戻したと云った方が正しいかもしれない・・・姿である。こちらを威嚇するようなことはなかったが、黒い瞳からは、人間に翻弄された人生、いやパンダ生(云いづらい)に困惑しているのが見て取れた。

話は変わるが、パンダを見ると反射的に思い浮かぶのは「林家まんぺい(初代三平のモノマネ)」の「パンダは〜何喰ってんだろ。パンだ〜」。これがいま頭の中で渦巻いている。まるで蚊取り線香のように・・・ぐるぐると。人間ってやつは、ほんとうに身勝手な生き物ですよ。
posted by 生出 at 22:14 | Comment(2) | 出逢いの妙

2013年06月23日

タチアオイ

 
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梅雨に入ると会津地方のあちこちで目にするのが、このタチアオイだ。民家の庭先、田んぼのあぜ道など人の生活の匂いのするところに花を咲かせている。赤、白、ピンクなどなど様々な色の花を付けるこのタチアオイ、「会津若松市」の花である。昭和42年、戊辰戦争百年を記念して市民から公募し市の花として制定されたという。

市のサイトからのベタコピーだが・・・「会津若松市では、平成12年度から「花と緑の課」を新設し、市の重点施策として「美しい環境のまちづくり」を掲げ、その実現のために美しい花々によるまちの演出と、植栽による緑豊かなまち並みの創出などについて取り組んできたところです。その活動の一環として、市の花であるあおい(タチアオイ)を広げる活動を行っています。具体的には、花と緑の課では、希望する市民の方に無料でタチアオイの種を配付して、タチアオイの普及を図っています。また、市有地である会津若松駅前公園、会津総合運動公園、鶴ヶ城公園西口花壇などにもタチアオイが植えられています。今後とも、市民の皆さんに市の花としてより認識されるように努力して行きたいと考えております」・・・とある。

1メートル半〜2メートル近くまで伸び、いちばん上のツボミが花をつけると梅雨明けが近いと云われているのだが、ここ数年の歪んだ気候では、あまり当てにはならないようだ。写真は旧塩川町(現喜多方市)で撮影。
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2013年06月20日

梅雨入り

 
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東北地方が梅雨入りした(と思われる)のが今週の火曜日(18日)のことだ。平年より6日、昨年より9日も遅い。梅雨入りする前までは、梅雨を通り越して夏になったの?と錯覚するほどの好天続きで、雨不足は農家の方達にとっては深刻な問題になりつつあった。とりあえず水の心配は解消されたようだ。

さて、小雨降る18日の昼下がり、梅の木を見てきた。別に梅の実を採りにいった訳ではない。なんとなくこの木が気になっただけのこと。梅の木にしては立派だな、と思いつつ近づくと何やら動く物体が・・・。

白い野良猫が枝で雨宿りをしていた。梅雨入りした日、梅の木に白い猫か・・・。もしこの猫が飼い猫で名前がウメであったとしても別に面白くも何ともないな・・・と思っただけのことです。ここで一句ひねるほどの歌心があれば云うことないのだけどね。
posted by 生出 at 22:49 | Comment(0) | 出逢いの妙

2013年06月05日

 
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梅の実がたわわになっていた。この木は今年3月28日にブログで紹介したものである。季節はいつのまにかこんなに進んでいたのだ。それにしても雨が降らない。乾燥注意法が出るほどだ。しばらくは小雨の状態が続くようで、知り合いの農家は「水の確保がたいへん」とぼやいていた。
さて、この梅の実。美味しいのか否か。それはわからない。かじったらどうなるのだろう?
posted by 生出 at 23:40 | Comment(0) | 出逢いの妙

2013年04月30日

再会

 
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田植えにはまだ早いこの日、僕は吸い寄せられるように彼のところへ車を走らせた。周囲の雪はすっかりなくり、徐々に緑が芽吹いていたのだった。心配をよそに彼は相も変わらず苦り切った表情で僕を迎えてくれた。こんな顔を見ていると「歓迎されているのだろうか?」とついつい不安になってしまう。でもこれが彼の精一杯の表情なので致し方ない。

今年は雪が多く、冷たい雪の下で春の日差しを心待ちにしていたに違いない。しかし彼は春を迎えた喜びよりも遥かに大きな苦悩を抱えているような表情だ。それはなんなのだろう?傍らのペットボトルは昨年最後に会った9月から別なものへと差し替えられていた。無造作に枝が突っ込まれていたが、これはどんな意味があるのか?ますます謎が深まる彼なのである。

彼は僕に心を開くどころか、ますます閉ざしてしまったようにも見える。ふと思った。彼にも名前があるはずだ、と。で、僕は彼の表情をじっくり眺め彼の名前を決めた。「さいとう」くんと呼ぶことにした。なぜならT高校の同級生のさいとうくんにそっくりだったからである。名前で呼べば彼も少しは心を開いてくれる・・・かな?
posted by 生出 at 12:50 | Comment(2) | 出逢いの妙

2013年03月28日

梅八分咲き

 
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くだんの梅の木、わずか一週間で、こんなに開いてしまった。見た感じ八分咲きまで一気に来た。日当りのいいところは満開を過ぎたものもある。桜のつぼみも、かなり膨らんできた。今冬はけっこう厳しい気候だったのでノンビリしていたら、いきなり本格的な春になってしまった。実際のところ気持ちの切り替えが出来ていない。準備運動もろくにしないで、いきなり100メートル走のスタートに並んだ感じだ。
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2013年03月24日

タヌキ

 
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喜多方市の外れにある集落へ行ってきた。日当りの良いところは、徐々にではあるが福寿草が咲き始めていた。全体として春はまだ浅く、たっぷりの残雪であった。てくてく歩いていると何やら視線を感じた。目を凝らしてみるとタヌキがこちらを見ていた。ここらへんでは別に珍しくも何ともない。普通にいる野生動物だ。でも、太陽の高い時間に姿を見せることはあまりない。長い冬を生き延び、ようやく暖かい日差しを感じられるようになって、少々気持ちがゆるんだのだろうか、逃げようとしない。距離にして15メートルもなかった。やや痩せ気味で、毛並みもあまりきれいではなかった。これから餌になる小動物も増えるだろうから、それまでもう少しの辛抱だね。
posted by 生出 at 22:01 | Comment(4) | 出逢いの妙

2013年03月21日

梅一輪

 
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昨日は彼岸の中日、福島では、ようやく梅の開花が気象協会によって確認された。今日は冬に逆戻りで、一日中冷たい風が吹き荒れた県内だった。とあるところに梅の木の古木があって、強風に翻弄されながらも数輪の花が開いていた。「梅は百花の先魁(さきがけ)」と言われるように、あらゆる花にさきがけて咲き、春の訪れを告げる。実際は梅よりも早い花もあるけれど・・・。

服部嵐雪が詠った「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」を思い出す。まだまだ咲き始めだが、これはこれで風情がある。これから日ごとに暖かい日も多くなり、白い花を楽しませてくれるだろう。
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2013年01月26日

寒雀

 
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大寒の頃のスズメを寒雀(かんすずめ)という。この節の雀は脂がのって、とても美味しいのだそうだ。かなり前に居酒屋でスズメの焼き鳥を食べた事があったが、骨が多くて食べづらかった印象しか残っていない。食料事情が、いまよりも悪かった時代なら、貴重なタンパク源となったのだろうが、きょうび、スズメを採る人も、まずいないだろし、一般家庭の食卓にスズメの料理がのることもない。

今日の会津地方は、ところによっては50センチを軽く超える積雪だった(只見は90センチだったとか)。野生の生き物にとって冬はほんとうに厳しい季節だ。枝の上で丸まっているスズメの姿を見ると、ついつい餌をやりたくなってしまう。うつわのマスターは冬になると、パンの耳を彼らのためにストックしておいて、日に何度かまいている。枝の上で「早く餌をくれよ〜」と、なかばおねだりをしているスズメが20羽もいただろうか。まくやいなや、雪の上はお祭り騒ぎ。窓越しから無心に餌をついばむスズメを見るのが、うつわでの風物詩になっている。もちろん捕まえてやろう、などという下心は微塵もない。
posted by 生出 at 23:01 | Comment(2) | 出逢いの妙

2012年09月23日

考える人、その後

 
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あれからどのくらいの時間が経ったのだろうか? 初めての出逢いから数えること5ヶ月弱。僕は考える人の前にボーッと立っていた。まだいましたよ、彼。相変わらずのポーズ、苦み走った表情。あの時のまま変わらない。この再会を喜んでいいのかどうか、僕の気持ちも、いまひとつスッキリしない。

周囲を何気なく見てみると僕が予想だにしなかった事実がふたつ。

ひとつは、周辺の草が刈られた跡があったこと。そしてもう一つは、この写真からは判りづらいのだが、傍らに置いてあったペットボトルが新しくなっていたこと。この二つの事実は何を物語っているのだろうか?花束や線香がなかったので、お亡くなりになられた方にまつわるモノでないことは確かであろう。

やはり恐妻から難を逃れるため、この地へ退避したと見るべきなのだろうか?
触らぬ神に祟りなしとは云うものの、どうしても真実が知りたい、そんな悶々とした気持ちに押しつぶされそうな秋の夜であった。
※前回の写真は今年5月1日をご覧あれ。
posted by 生出 at 23:09 | Comment(0) | 出逢いの妙

2012年09月02日

恋人坂の夕景

 
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恋人坂で染まる空をボーッと眺めていた。明日も晴れて暑い一日になりそうだ。皆様、ご自愛ください。
posted by 生出 at 22:29 | Comment(3) | 出逢いの妙

2012年05月01日

考えるひと


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田園風景が広がる磐梯町を走行中、偶然見つけた「考える人」らしき石像。農道の脇に捨てられているかのように置かれていた。気になって思わずシャッターを押す。

憂鬱そうな表情に何故か惹かれた。考える人というよりは、こんちくしょー!と苦りきった顔にしか見えない。ロダンの作品を真似るなら、もう少し何とかならなかったのだろうか。真似をしようとしたけど、スキル不足でこうなってしまったのか、或いはロダンの作品にインスパイアされてオリジナル作品を創ったのか・・・。創作の意図は、まったくもって不明である。

完成までには、きっとそれなりの時間がかかったはずだ。なのに、この仕打ちはちょっと寂しい・・・。
僕が想像するに、これは作者自身の姿なのではないだろうか。作者は案外、仕上がりに満足していたのだろう。しかし奥方の逆鱗に触れ、泣く泣く人目のつかない、この地に置いたのだ。奥方にすれば、旦那と同じ顔の像が庭の真ん中にでぇ〜んと置かれることに耐えられなかった。

「早く捨ててきなさいっ!」
鶴の一声である。

旦那はたまにここに来て、彼、つまり自分自身と会話を交わすのである。像の後ろに置かれたペットボトルは、そのとき酌み交わしたお茶かなにかなのだろう(かなり変色しているのが気になる)。「お前も俺も似たような境遇だな」なんて話をしたかどうかはわからないけど、僕には苦りきった表情の意味が、ほんの少しわかったような気がした。

覚えていたら、また来てみよう。
posted by 生出 at 22:39 | Comment(2) | 出逢いの妙