2017年01月30日

撮り比べ


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先日、南会津にて「オリンパスOM-D E-M1markU」と「ペンタックス645Z」で撮り比べをしてみた。正直、この種の話はあまり興味がなく意味はないのかなと思いつつ、最新式のマイクロフォーサーズの実力をとりあえず見てみた。

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結果はご覧の通り。フォトショップにて100%表示したところ、それほどの差はなかった。今回はRAWデータではなくJPEGでの比較。E-M1markUは50Mハイレゾショット時に生成されるJPEGは8160 x 6120px(RAWは10368 x 7776)、645Zは8256×6192である。色味については、できるだけ同じになるように調整はしたけれど、まったく同じには出来なかった。

デジタルの場合、メーカーによってセンサーの味付けが異なる訳で、その違いは好みの別れるところ。645Zは全体的に柔らかくも雪のラインはシャープである。全体的に自然な表現でシャドー部も見た目に近いように感じた。E-M1markUは少々コントラストが強い。ハイライトは色味の違いはあるものの、極端な差はないように感じた。それぞれ持ち味があるということだ。被写体によって得手不得手も、きっとあることだろう。

Macの画面を見ながら、いい加減、どうでもいいや(笑)と思ったのが正直なところである。世の中には画質などについて、詳細に解説されている方もいるようで、たまにそのような記事を目にするも、たいていは途中で飽きてしまう僕なのであった。おおざっぱな僕の性格によるものなのだろう。

そもそもMacの画面をスクリーンショットして、フォトショップでブログ用に加工し、その画像を比べることが自体がどうなの?という感じである。

結果としてE-M1markUはいいカメラだと思う。あの小さなセンサーで、ここまで表現出来るのだから大したものである。ひとつ気になったのはハイレゾ撮影時に、どういうわけか、被写体のエッジがダブってしまい、まるでカメラブレ?と思われるカットがあった。これはカメラ内で画像を生成する際の不具合なのか、或いはシャッターレリーズ時(0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら8回撮影)の不具合なのかは不明である。
posted by 生出 at 07:51 | Comment(4) | 機材

2017年01月03日

オリンパスOM-D E-M1 MarkU


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オリンパス、渾身の新製品がOM-D E-M1 MarkUだ。スペックの詳細についてはメーカーのサイトなどを見ていただくとして、昨日撮影した画像をご覧あれ。

僕のいちばんの関心事はハイレゾ撮影が、実際どの程度のものなのか、そこに尽きるわけで、早速、試し撮りをしてみた。撮影場所は福島県柳津町の「つむじくらの滝」。路面の積雪も大したことはなく、すんなりとたどり着くことができた。やっぱり暖冬なのだろう。

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レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8PRO、三脚及びリモートケーブルRM-CB2を使っている。ファイルサイズは通常の撮影で5184×3888pxで、ハイレゾ撮影では10368×7776pxになる。ハイレゾのRawデータをOLYMPUS Viewer3でJpgに変換。色調、コントラスト、彩度・・・などの調整はしていない。

PhotoShopで開き、解像度の違いを見るために同じ部分を比較表示してみた。通常のデータを100パーセント、ハイレゾを47パーセント表示したのだが、解像度は当然のことながらハイレゾに軍配が上がる。

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ハイレゾ撮影時、最小絞り値はF8までしか絞れない。使うレンズにもよるのだろうが、もうちょっと絞れれればと思うのだけども・・・。
posted by 生出 at 23:45 | Comment(0) | 機材

2015年10月03日

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


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最近お気に入りの一本がこのレンズ、オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」だ。無限遠から等倍までの撮影が、この一本でこなせる。インナーフォーカスなので撮影距離によってレンズの長さが変わることもない。防滴・防塵でもあるので少々天候が荒れても気にならない。押さえにと購入した同社のOM−D E−M1であったが、気がつくとほぼメインに近い頻度で使っている。現在(2015.9.27)のトップ(キノ コ)はこのレンズで撮影したもの。

E−M1は約一年前に購入。以来ブログの写真にとどまらず一緒に森に入ることが多くなった。

さて等倍撮影はどの程度かというと・・・下の写真のとおりである。珈琲舎雅さんに置かれている小物をサンプルにさせていただいた。大きさがわかるように 10円玉を置いておいたので、なんとなくイメージ的にはわかるかと・・・。もしマイクロフォーサーズをお持ちであればお勧めの一本である。

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posted by 生出 at 22:18 | Comment(2) | 機材

2014年09月28日

コンタックスTVS DIGITAL


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僕が初めて手にしたデジカメがコンタックスTVS DIGITALであった。いわゆる石けん箱の形をしたコンデジだ。フィルム時代のTVS同様、外装にはチタンが使われている。有効画素数は500万画素、センサーは1/1.8"のCCD。レンズはCarl Zeiss Vario-Sonnar T*7.3〜21.9mm(35mm判カメラ換算35〜105mm相当)で絞りはF2.8〜4.8である。

2003年の発売のカメラだけあって、スペックや操作感をとやかく云うのは、ちょっと気の毒になってしまう。

先日、ほこりをかぶったケースから出してみた。バッテリーはすでに充電すら出来ない状態で、あれこれ合うバッテリーを探してやっと使えるようになった。実は前回のライカV-LUX4は、このカメラで撮影したものだった。

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あまり使っていなかったので、ほぼ新品同様である。操作については、まぁ〜だいたいデジカメは似ているので、さほど苦労はしなかったが、やはりインターフェースには古さを感じる。このカメラ、戦力に加わることは・・・あるだろうか?

さて、よもやと思い京セラのサイトにアクセスしてみたら、なんと取扱説明書がダウンロード出来た。興味のある方はこちらからご覧ください。

ちなみに撮影場所は、いつもお世話になっている珈琲舎雅さんのカウンターである。
posted by 生出 at 21:36 | Comment(0) | 機材

2014年09月21日

ライカV-LUX4


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このブログの写真(カテゴリで音楽以外)は、ほぼこのライカで撮影している。V-LUX4という機種であるが、中身はパナソニックらしい。24倍ズームレンズ「ライカ DCバリオ・エルマリート f2.8/4.5-108mm ASPH.」を搭載。35mm判換算で広角25mmから望遠600mm相当の幅広いズーム域をカバーしている。開放F値はズーム全域で2.8である。ちなみに最小絞りはF8という中途半端な値。

使い勝手だが・・・あまりよくはない。何よりレスポンスが駄目だ。トロクてイライラすることが多い。この手のカメラに一眼レフ並みの機動性を求めるのが、そもそも間違いであって、こんなもんだろうと割り切って使っている。普通にマニュアルフォーカスができればいいだけなのだけど、顔認識とか追尾式何とかとか・・・余計な機能が多すぎる。いらない。

ボディの作りは実にちゃちである。Leicaのマークは伊達である。おもちゃと云ってもいいだろう。画質も割り切っている。「こんなもんだろう・・・」と。あまりよくない。

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600ミリ(35ミリ換算)の望遠でレンズの伸びはこのこんなもの。広角から一気に望遠側にズーミングするときに動作は、そこそこいいようだが、被写体によってはピントが追いつかない。ちなみにこのカメラで撮影する時(動画は別)は常に手持ちである。

この10月には後継機種が出るようだが、まぁ〜しばらくはこいつとお付き合いをすることになるだろう。
posted by 生出 at 22:45 | Comment(2) | 機材

2013年09月16日

レフレックス500ミリ


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前回ゴーヨン(ニッコール500ミリ F4)をご紹介したが、こちらは焦点距離は同じだが反射式の500ミリ(Reflex Nikkor 500mm F8)である。このレンズもすでに製造中止となっている。構造上絞り値はF8の固定。ご覧のように非常にコンパクトな設計となっている。手持ち撮影も屈折式に比べるまでもなく楽ちんだ。だがピンは屈折式同様極端に浅いのでシビアなピント合わせが求められる。

このレンズのいちばんのお気に入りは、最短撮影距離が1.5メートル、撮影倍率1/2.5までよれるところだ。被写体によってはマクロレンズ的に使える。また独特のリングボケが得られるのも特徴だ。

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こんな感じの写真が撮れます。
posted by 生出 at 11:49 | Comment(0) | 機材

2013年06月09日

ゴーヨン

  
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20年以上も前、高額だったレンズも、マニュアルフォーカスであるが故に、発売当時では考えられないくらい安く購入することができるようになった。前回登場のサンニッパ同様、このゴーヨン(Ai Nikkor ED500mm F4P)もそんなレンズである。発表当時(80年代の後半)の値段は60万円台半ばだったが、現在は程度のいい玉で20万を切る。20万を躊躇することなくポ〜ンと出すほど豊かではないが、熟考を重ねた結果、思い切って購入してしまった。

このレンズのいちばんの特徴はレンズ内のCPUが開放F値をボディに伝えてくれるところにある。通常のマニュアルレンズは、あらかじめボディ側に登録しておいたレンズを選択しないとF値が正しく反映されない。実際F11まで絞ってもボディ側ではそれが認識出来ず、全然違う値を表示してしまう。

レンズの構成は6群8枚、そのうちEDレンズは3枚使われている。最短距離は5メートルだが、これはもう少しよれれば云うことはない。サンニッパ同様、中間チューブを装着すれば、それなりに最短距離は稼げる。焦点距離が2倍になるTC-301S装着時ではピントの山を掴むのはけっこうたいへん。微妙な構図を合わせるのも一苦労する。テレコン使用時の描写はナマクラな印象は拭えない。三脚はジッツオの5型クラスでないと厳しいかもしれない。

いまのところ出番の少ないゴーヨンだが、近々こいつで撮影した写真をお披露目出来ればと思っている。
posted by 生出 at 23:31 | Comment(0) | 機材

2013年03月04日

サンニッパ

 
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高校生のとき、どうしても欲しいレンズがあった。それがこのAI Nikkor ED300mm F2.8IFであった。当時で40万円を超える値段だから、どんなに逆立ちをしても、バイトをしても、親に媚びても、何をしても手に入れることが出来ない高嶺の花だった。カメラ屋さんの店頭で見ることもほとんどなく、カタログの写真を見るのが関の山だった。
この個体を手に入れたのは、もう15年くらい前だろうか、馴染みにしていた福島市の川口屋写真店(いまはない)のショーウィンドーに飾られていたのを偶然目にし、思い切って清水の舞台から飛び降りたのだった。中古品で値段は10万円。時代はすでにオートフォーカスレンズへと移行しており、マニュアルフォーカスレンズの多くは市場へ吐き出され、まさに冷遇というのに相応しい扱いだった・・・いまの銀塩カメラと同じかも知れない・・・。

ながらく自宅待機が続いていたサンニッパであったが、撮影をデジカメに切り替えた時点で、使用頻度が俄然高くなった。いまや無くてはならない存在だ。基本設計は古いものの支障はまったくない。なんといっても2.8という開放F値は、ピンの山が掴みやすい。開放での撮影はピント合わせがデリケートではあるが、ギリピンではさすがの描写である。山野草の撮影では、中間チューブを装着すると、最短距離を稼げマクロ的な使い方も出来る。そのボケ味は何とも云えない。

何しろこのレンズを装着すると、カッコいいのが気に入っている(笑)
posted by 生出 at 21:24 | Comment(0) | 機材

2012年12月02日

アオリ・・・その2

35ミリ用のPCレンズは構造上、一方向にしかシフトが出来ない。前回ご紹介した上下のシフトを行ってから、もう少し左右どちらかに振りたいな、と思っても構造上、シフトすることが出来ない。下はノーマルの状態でボディに装着した写真。
 
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左右のシフトをするときは赤丸のレバーを押しながらレンズを時計の針の方向(逆でも可)にレボルビングする必要がある。

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これで左右のシフトが可能になる。上から左、ノーマル、そして右にシフトした写真である。

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今回は左右2枚の画像を合成してみた。

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実際、前回の上下でも、今回の左右でも、撮影でこれほどレンズをシフトすることはない(僕の場合)。アオリが出来るのは非常に助かるが、やはりシノゴに比べるとPCレンズは制約があるので、ちょっといらっとすることもある。比べても意味はないが、それぞれの特性をつかんで撮影すのが肝要だろう。
posted by 生出 at 00:24 | Comment(0) | 機材

2012年11月21日

アオリ・・・その1

シノゴなどの大判カメラでの撮影の醍醐味のひとつに「アオリ」操作がある。ライカ判カメラ用でもアオリのできるレンズがあるが種類も少なく、ラインアップに入れているメーカーは国産だとキヤノンとニコンしかない。
デジタル化が進み、パソコンの画像処理で、疑似アオリ的な写真がいとも容易く出来てしまう昨今であるが、光学的に歪みを矯正したり、ピントの位置を調整したりする撮影は、長年シノゴを使ってきた者として拘っていきたい部分である。

さて、アオリ・・・その1であるが、今回はレンズを上下させるシフト(ライズ↑とフォール↓)をご紹介しよう。論より証拠、写真を見ていただくのが手っ取り早い。

まずレンズをいちばん上に上げた(ライズ)状態での撮影。
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こちらはアオリをまったく使っていないニュートラルな状態。
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そして一番下に下げた(フォール)位置での撮影。
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アオリを使い始めた人にとっては「あ〜いまアオッているんだ」と実感出来る行為かもしれない(笑) 三脚はあらかじめ水平を合わせておき位置が決まったら三脚は動かさないことが肝心。また動きのある被写体の撮影には向いていない。今回使用したレンズはニッコールPC-E 45mm。詳しいスペックはメーカーのサイトなどを見ていただくとして、上下のシフトで、これだけ絵が変わる。

そしてこの3枚を合成したのが下の写真である。合成時に色調などの調整を行っている。カメラはニコンD800。このカメラは36メガあるので、本来ならかなりの高画素になるのであるが、使っているパソコンがおんつぁ※なので、予めリサイズしたもので作業を行った。

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晩秋の森にたたずむ愛車「LandCruiser70」でした。

※おんつぁ・・・会津弁で「ものが壊れる」「駄目になる」「使い物にならない」 例)三脚がおんつぁになった・・・てな具合で使う
posted by 生出 at 12:43 | Comment(0) | 機材

2012年11月12日

疲労骨折

 
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約20年使ったVelbon Mark7が、つい先日とうとうお釈迦になってしまった。ねじ込みの部分が途中から折れてしまい、これでは脚を丸々交換するしか方法はない。使いすぎが原因で、いわゆる金属疲労で折れてしまったのだろう。これでお釈迦になった三脚は2本目。7〜8年前にはGITZOの⒊型が、やはり骨折してそのまま引退。
長年使って愛着はあるものの、重量級の三脚を担いで山に入るのも、だんだんきつくなってきた。三脚がなければ撮影にならないので、さっそく今流行のカーボンにバトンタッチすることになった。
posted by 生出 at 20:52 | Comment(0) | 機材

2012年11月04日

バックの中身

 
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これまでにいろんなザックを使ってきた。現在35ミリのデジタルカメラは、Loweproのドライゾーン200に一式を詰め込んでいる。数あるバックの中で何を選択するかは大いに悩むところ。身に付けるものは実際に使ってみなければ判らない。

結論から言えば、このザックは僕にとっては80点のザックである。収納については、ご覧の通り。上段右からPCニッコール24ミリ、同45ミリ、同85ミリ、カバーに隠れているが2倍のテレコン、中段右からD800、300ミリ、下段が同じく右から液晶確認用ルーペ、55ミリマクロ+中間チューブ、アングルファインダー、ブロワブラシ、そして70−200のズーム。

他、上部カバー(めくれている部分)に上下のカッパ、クマよけの鈴、カメラ用レインカバーが詰め込んである。
機材の収納については、申し分ないのだが、山に入る際、食料、飲み物などの入る余地が、まったくないのである。そこがマイナス10点。使わないだろうと思われるレンズはお留守番になるのだが、留守番させたレンズが使いたかった!なんていうことが時たまある。こればっかりはしょうがない。悔しいけど・・・。

三脚は上部カバーに付けられたゴム製のバンドで止める。このゴム製のバンドが曲者で、下山時などビヨーン、ビヨーンと伸縮し、背中で踊るのである。外れる心配はないのだけど、足場の悪い不整地を歩く時は、足下と背中を気にしなければならない。ここは改良の余地有りと思っている。ここで更にマイナス10点。

このドライゾーン、完全防水で水没しない構造になっている。三脚を取り付けたときにレインカバーを装着する必要がないのが、僕がこのザックを選んだ大きな理由だ。使いはじめて約半年。まだ水没するようなことはないのだが、いずれは僕自身もドッボーンと沈んで、このザックの真価を試さなければならないと思っている。
posted by 生出 at 23:06 | Comment(0) | 機材