2016年04月06日

FOLK SONG


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1993年11月にリリースされた南こうせつの「FOLK SONG」。収められているのは・・・「ともだち」「花屋のある通り」「空飛ぶくじら」「冷たい部屋の世界地図」「寒い国から来た手紙」「涙はいらない」「生活の柄」「上を向いて歩こう」「時計をとめて」の9曲、すべてカバー曲である。

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拓郎、陽水、泉谷、高田渡・・・などの歌声、そしてオリジナル曲のアレンジが耳にこびりついているので、このアルバムは全体的に「さらり」としたフォークソング調という印象。まぁ〜こうせつ風アレンジを楽しむにはいいかもしれない。日曜の午前10時頃、ドライブをしながら聴くのが僕的にはベスト。それにしてもこうせつの歌声って、むかしから変わらない。これってすごいことなんだなぁ〜といまさらながらに思うのであった。
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2016年03月24日

Leialoha


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2004年7月下旬、たまたま書店で見かけた「アコースティックギターマガジン」が僕のギター熱を再燃させた。25年ぶりに「ちょっと頑張ってみるか!」 という気持ちがムラムラとわいてきた。その後、バックナンバーを揃えたり、ギターを新調したり・・・生活の中にアコギの占める割合が次第に増えていったのだった。

2007年7月発売の「アコースティックギターマガジンvol.33」で出会ったのが、わたなべゆうの作品「ガーベラ」で、楽譜と音源(付録CD)を参考 にして、一ヶ月くらいかかって、なんとか弾けるようになった。この曲は「オープンDチューニング」で演奏されていて、レギュラーチューニングとは違う、きらびやかな音にすっかり魅了されてしまった。後日、他の作品も聞きたくなってアルバム「Leialoha」を購入。このアルバムは3rdアルバムで07年12月にリリースされた。わたなべゆうは06年、横浜で行われた「フィンガーピッキングデイ」で最優秀賞を受賞する実力派ギタリストである。

「Leialoha」は「大切な子供へ」という意味だそうで、アルバムを通して優しさあふれるメロディラインと確かな演奏力が心地よい。まだ若い彼が今後どんな曲を聴かせてくれるのか、大いに期待しているところである。  
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2016年03月22日

オンステージ・ともだち


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懐かしいアルバムである。よしだたくろうのセカンドアルバム「オンステージ・ともだち」。音源は1970年4月18日に東京厚生年金会館で行われたライブで、アルバムの発売は翌1971年6月27日。僕が手にしたのは74年だった。当時僕は中学二年で、いわゆる耳コピでギターコードを探ることを少しずつ覚えはじめていた頃だった。ギターはモーリスのW30。レコードに合わせながら覚えたてのコードを適当に弾くのだが、たまに音が合うと嬉しくて仕方なかった。押さえられたのはC、G、D、E、A・・・などのローコードだけで、FやBmなどのいわゆるバレーコードは押さえられなかった。なのでバレーコードが出てくると、その曲はパスせざるをえなかった(笑)

このアルバムでいちばんのお気に入りは斉藤哲夫が作詞・作曲した「されど私の人生は」である。格好良さはもちろん、コードも簡単だったのでいちばん聴いた曲だった。「ともだち」も同様。少しずつ自分なりに弾ける曲が増えてきて、アルバムや楽譜も増えていき「たくろうと一緒に弾いている」感だけは充実していた。

  「されど私の人生は」

 もうどうでもいいのさ

 つまらぬことは 考えないで

 そこから道を 進むのさ

 それがもっとも 肝心さ

 幻の道は いくつにもわかれ

 ふりかえるときは すべては灰色に

 心の中は 荒れ果てつきて

 先を見ることさえ 苦しみ覚える

 変わる 変わる 目の前が

 変わってそれでおしまいさ

 されど私の人生は

 されど私の人生は

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あれからずいぶん時間が経ち拓郎もビッグになってしまった。それに伴いギター一本で気軽に弾ける曲はいまやほとんどない。ビッグバンドに合わせてギターを弾くのはちょっと淋しい・・・かな。やっぱりたくろうはエレック、CBSソニー、そしてフォーライフレコード第一弾の「明日へむかって走れ」までの印象が強い。自分の青春とダブっていることも大きな理由なのだろうね。
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2016年03月17日

午前中に・・・


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吉田拓郎、エイベックス移籍の第一弾のアルバム「午前中に・・・」、2009年4月にリリース。全曲、拓郎が作詞作曲を手がけたアルバムだ。比較的新しいアルバムだなと感じつつもすでに7年という時間が経過していることに、ちょっと驚いている。感覚としては2〜3年前かなと・・・。この年、最後の全国ツアー「Have A Nice day LIVE 2009」を開始するも体調不良のため4公演で中止。このライブは「18時開演」という3枚組みのアル バムとしてまとめられ同年11月に発売された。3年後の2012年にはアルバム「午後の天気」を発売している。

拓郎にはまだまだ頑張って走り続けてほしい。でも拓郎も今年で70歳である。その事実にも驚きである。

 「ガンバラナイけどいいでしょう」

 きょうはいったい何が どうしちゃったんだろう

 胸の中のどこかが すっきりしない

 朝から頭の中も 重たい感じで

 動きたくないんだから 仕方ない
     ・
     ・
     ・

 追いかけすぎることは いけないんだね

 このごろちょっとだけ 悲しくなりはじめ

 君に会えるだけで しあわせなはずさ

     ・
     ・
     ・

 でも 頑張らないけどいいでしょう

 私なりってことでいいでしょう

 頑張らなくてもいいでしょう

 私なりのペースでもいいでしょう

アルバムの一曲目「ガンバラナイけどいいでしょう」は主治医とのやり取りの中で生まれたという。「好きじゃないことはやらないでゴロゴロしているほうが身体にいい」。云うとおりに「家でゴロゴロしていたら元気になった」そうで、日常をてらうことなく、さらりと素直に唄っている。

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愛や平和という大きなテーマを唄うのもいいだろう。でも日々の暮らしのささやかな出来事の中にだって、人の心に響く大切なメッセージはあるし、むしろそちらの方に説得力があるのかもしれない。そういえば最近、いろんな方の言葉の端々に人生の機微を感じる瞬間がある・・・僕自身もだんだんそんな年代になって きたのだろう。このアルバムを聴いて「老いることは決して好ましくも楽しいことでもない」のだけど、年を重ねたからこそ見えてくるもの、感じるものが、だんだん増えてきたことに気づかされた。
posted by 生出 at 08:24 | Comment(0) | 音楽

2016年03月14日

フォーク酒場


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週末は恒例のフォーク酒場が開かれた。今回は約30名の参加で、おひらきの時間も早かった。と云っても午前12時までやったのだから、大したものである。これは歌の力なのか、それとも中高年パワーによるものなのか・・・。云うまでもなく両方の力ですね。
posted by 生出 at 07:41 | Comment(0) | 音楽

2016年03月11日

Ray of Hope


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時間の流れを実感することが、戸惑いに似た気持ちになることがある。目を閉じてあの大きな出来事に思いを馳せてみる。すさまじい揺れに翻弄されている感覚がリアルによみがえる。我に返って目を開けると、今日は2016年3月11日である。あれから5年が経つが、心は、あの瞬間と今とを行ったり来りしている。そのたびに心が折れそうになる。

これから10年、20年、30年・・・と時間は容赦なく流れる。あの日を経験した人は、誰であっても例外なく・・・悲しみ、苦しみ、悔しさを忘れることも、捨て去ることも出来ないだろう。でもいつの日か、その切ない思いが少しでも和らげば・・・と願わずにはいられない。あの日が、いい意味で客観的に見られれば、きっとそのとき「希望の光」に向かっている自分になっているのかもしれない。

山下達郎が歌う「希望という名の光」(2011年8月リリースのアルバム『Ray Of Hope』に収録)は、(山下達郎本人も云っているが)図らずも、あの日を経験したすべての人のために作られた曲になった。震災に限らず、人生につまずいたとき、くじけたとき・・・この曲を聴いてほしい。

  「希望という名の光」

 この世で たったひとつの 

 命を削りながら

 歩き続けるあなたは

 自由という名の風

    ・
    ・
    ・
 運命に負けないで
 
 たったいちどだけの人生を

 何度でも起き上がって

 立ち向かえる力を送ろう
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2016年02月24日

Tone Poems


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トニー・ライスのアコースティックギターとデヴィッド・グリスマンのフラットマンドリンが奏でるトラディショナル&オリジナルのメロディ。アルバムタイトル「Tone Poems」からもわかるように、詩情豊かな癒し系の音色を堪能できる。

無粋な目覚まし時計の音で目覚めるより、このアルバムで目覚めたのなら、きっと一日が穏やかな時間になるに違いない。昨日までの荒れた心が落ち着くかどうかはわからないけれど、一瞬でも厭なことを忘れさせてくれる効果(効能?)があるかもしれない。

ブルーグラス系の二人の演奏ということで、早弾きのテクニックを期待してしまうのだが、あくまでも美しく、あたたかく、 そしておだやかなメロディが紡がれている。全17曲、思わず聴き入ってしまう。珈琲の香りがあれば、なお云うことはない。

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付属のブックレットには曲ごとに使われたヴィンテージものの楽器が紹介されている。これを見るだけでも、このアルバムを持つ意味があるというものだ。
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2016年01月04日

ボブ・ディラン “UNPLUGGED”


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年末のことになるが、新聞を開くと一面にボブ・ディランの日本公演の広告が、どどぉ〜んと掲載されていた。そんなことに触発されて、ひさしぶりにディランを聴いてみる。手元には数枚のアルバムがあるのだが、今回は「Unplugged」を棚から取り出した。

MTV(Music television)のアコースティックライブ・Unpluggedと云えば・・・条件反射でエリック・クラプトンの名が出てくる。なんと云っても「Unplugged」を一躍有名にしたのがクラプトンのアルバム(92年発売)だったからいたし方あるまい。

ボブ・ディランのライブは94年11月17、18日の2日間、ニューヨークのソニーミュージックスタジオで行なわれた。アルバムは翌95年にリリース、2日間の演奏の中から12曲が収められている。ディランの場合、あえてUnpluggedと断りを入れる必要もないのかな?とも思うのだが、まぁ〜一連の企画ものなので、その方が通りがいいのだろう。

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さてこのアルバムをはじめ、ディランの曲に関して、いまさら僕がどうのこうの云う必要はないだろう。名曲は数知れずあるし、ビートルズ同様、ディランから影響を受けた人類は星の数ほどいる。ただ・・・初めて聴く人にとって、あの独特のしゃがれ声(そうでない曲もあるが・・・)に「う〜ん?」とクビをかしげる人もいるだろうが、それはそれである。

さて冒頭に記したライブの詳細は こちらよりどうぞ。ディランも70代の半ばを過ぎた。淋しいけど伝説の人を見る機会も限られてくるのだろうね・・・。


posted by 生出 at 22:21 | Comment(0) | 音楽

2015年12月17日

Jesse's box


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日本で発表されたジェシー・ハリスの1stアルバム(2002年リリース:名義はジェシー・ハリス&ザ・フェルディナンドス)。アメリカでは99年と01年に1st(Jesse Harris and The Ferdinandos)と2ndアルバム(Crooked Lines)がすでに発表されていたが、ともに日本では未発表である。日本盤はそれぞれの中から数曲を選んでまとめられた、いわゆるコンピレーションアルバム。ちなみに“Don't know Why”はアメリカ盤1stに収められている。日本盤では2曲目で聴ける。

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ジェシーはニューヨークの出身。都会的で軽快なサウンドだ。ロック&フォークをベースにしつつも楽曲によってはフィドルを使い、どことなくトラディショナルな要素も感じる。シンプルなバンド構成もいい。曲想は異なるがリサ・ローブ、95年のデビューアルバム「Tails」を彷彿とした(8曲目の“Sandalwood”でジェシーはギターで参加していた)。ノラ・ジョーンズの音作りにも生かされているのかな、とも思う。あくまでも僕の印象だけど。

さて“Don't know Why”を比べてみると・・・当然アレンジは別物だけど・・・ノラ・ジョーンズはアルコールを飲みながら夜に聴くのがベスト、ジェシー・ハリスは珈琲を飲みながら昼下がりに聴くのがいいんじゃないかなぁ〜と思った。
posted by 生出 at 22:25 | Comment(0) | 音楽

2015年12月15日

昨日の思い出に別れをつげるんだもの


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1972年に発表されたザ・ディランUのファーストアルバム。このアルバムタイトルはブログで幾度か紹介したが、ようやくのお披露目となった。ジャケット写真は冬枯れした風景写真が使われていて、どことなく「つげ義春」の描く世界に通じるものを感じた。

「ぷかぷか(みなみの不演不唱)」、ボブ・ディラン作詞作曲の「I Shall be Relesed」を日本語歌詞で唄う「男らしいってわかるかい」「サーカスにはピエロが」などが聴きどころ。

     「サーカスにはピエロが」

    僕は今 両足を抱きかかえ この峠の上にすわってる
    
    この道を最初に来た 君といっしょに旅に出るために
    
    サーカスにはピエロが つきものなのさ
    
    だっていつも君が 笑っているとは限らないもの
    
    サーカスにはピエロが つきものなのさ
    
    だってきのうの思い出に別れを告げるんだもの
    
         
    くるくるまわる回転木馬に きのうの苦しみがしばりつけられて
    
    流れていくよあなた体から わずらわしい思い出といっしょに
    
    サーカスにはピエロが つきものなのさ・・・


ピエロが出てきた瞬間、日常の時空は非日常のそれになる。おどけて人を笑わすのがピエロ。だけど仮面の下の顔はうかがい知れない。目の前に現れたピエロは、もしかしたら鏡に映った自分自身なのかもしれない。

悲しみや苦しみを隠すためには、サーカスに限らずピエロが必要なのだ。

話は替わるが「ピエロ」といえば僕はシャガールの作品を連想する。シャガールがこんなことを言っていた。「私にとって絵を描くことは、食べることより大切なこと。絵画は私にとって窓のようなもの。その窓から、私は別の世界に飛び立つのだ」。

ザ・ディランUの曲に非日常的な世界観を感じるのは、言葉が放つ微妙なニュアンスに触発され、不覚にも自分自身の本当の素顔(心)を鏡で見てしまった、そんな錯覚をしてしまうからかもしれない。鏡から目をそらすか、それとも凝視できるか・・・つまりは「君の窓から」出ておいで・・・ということ。

     「君の窓から」

   君の窓から出ておいで 何にもない街だけど

   二人だけでもいいから 夜が明けるまで踊ろう

   二人だけのパレードにゃ 夜更けの街がお似合いさ

   君の名前覚えているよ 冬子っていうんだろう

   貴族達のサロンでは 時計の針も止まり
   
   乾いた笑いがあふれているけれど

   死にたいなんて いわないで 夜明けのバスに
  
   飛び乗ろう みんなが待っている

   昨日の海へ行くんだよ

  
   君がいま捨てるのは 15の時に教えられた
 
   家の中で泣いている娘が 良い子って云う例え話

   年老いた門番は 今夜もベッドに横たわり

   古い絆で君を 君を引き止めるけど

   君の窓から出ておいで 恐いことなんてないんだよ

   太陽とともに消えてしまった 昨日の海を見つければ
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2015年12月03日

フォーク酒場


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先週の土曜日の晩、福島市内にて恒例のフォーク酒場が開かれた。なんだかやるたびに参加者諸氏のパワーがアップしているように感じている。今回も午後6時から午前2時過ぎまでギターを弾きまくったのだが・・・。翌朝、指先には微かな痛みしか無かった。これは指先が鍛えられたということだろうか?それとも麻痺したためだろうか?

みなさん、お疲れさまでした。
posted by 生出 at 08:19 | Comment(0) | 音楽

2015年12月02日

Come Away With Me


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ノラ・ジョーンズのメジャーデビューアルバム「Come Away With Me」、2002年ジャズの名門「ブルーノート」からリリースされた。 2003年のグラミー賞では主要4部門を含めノミネートされたすべての部門で受賞を果たした。当時ノラ・ジョーンズは23歳。

「いいアルバムは一曲目の出だしでわかる」と言い切ったのが、音楽に造詣の深い知人のS氏だった。すでに有名になりすぎたこのアルバムであるが、ノラがいまほど知られていない時期に彼に聴かせたところ「ただ者ではない」と直感したようだった。目を閉じ聴き入る姿が印象的だった。

一曲目Don't Know Why″ 暗闇が仄かに明るくなり、遠くに水平線が見えてくる、そんなイメージをわかせてくれるアコースティックギターとピアノの旋律からはじまる。音数は少ないが、つむぎだされる音に居場所を失った心が落ち着く。イメージした風景をより確かにするため目を閉じる。目を閉じるというよりは心の眼を開けるとでも云ったほうがいいのかも。

     Don't Know Why

     I waited till
     I saw the sun
     I don't know why
     I didn't come
            ・
     ・
     ・
     Out across the endless sea
     I will die ecstasy
     But I'll be a bad of bones
     Driving down the road alone

夜、アルコールをほんの少し(?)含みながらBGMとして聴いてもいいし、じっくり聞き込むのもいいし・・・気がつけばノラの魅力に浸っていることを自覚することになる。

ちなみにこのDon't Know Why″はジェシー・ハリスが作詞作曲をしたもので、彼の「Jesse's Box」というアルバムにも収められている。聴き比べてみるのもおもしろいかもしれない。
posted by 生出 at 07:55 | Comment(2) | 音楽

2015年11月25日

sunny


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「ぷかぷか(みなみの不演不唱)」という曲(作詞作曲・西岡恭蔵)がある。ザ・ディランセカンドの「きのうの思い出に別れをつげるんだもの」に収められている。


  おれのあん娘(こ)は タバコが好きで

  いつも ぷかぷかぷか

  体に悪いから やめなっていっても

  いつも ぷかぷかぷか
 
  遠い空から 降ってくるっていう

  幸せってやつが あたいにわかるまで
 
  あたい たばこ やめないは

  ぷかぷかぷかぷかぷか

この曲のモデルになったのが「安田南」だ。すでに星になってしまったと聞いた。運転中に聞いていたNHK第一放送の「すっぴん」で高橋源一郎氏が安田南の「sunny」の中から「赤とんぼ〜Fly me to the Moon」を紹介していた。ぜひもう一度聴きたいと思い購入したアルバム。

「安田南」はジャズシンガーとして70年代に活躍していたようだが詳細はわからない。彼女をとりまくキーワードとして中平卓馬、瀬戸内寂聴、片岡義男・・・の名前が見えてくる。興味本位で彼女の経歴などを調べるのは、何だかはばかれるような感じがした。

とりあえず曲を聴こう。
posted by 生出 at 07:44 | Comment(0) | 音楽

2015年11月18日

野原の上の雨になるまで


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南こうせつ、通算29枚目のアルバム、2007年9月のリリース。全10曲。「神田川」を作詞をした喜多條忠が「恋はるか」で、岡本おさみが「インドの娘へ」で参加している。

かぐや姫を解散してソロとして活動しはじめたのが1975年である。なので今年はソロデビュー40周年の節目の年であった。

こうせつと聞くと今だにかぐや姫というイメージがつきまとってしまうのはいたしかたない。青春時代に聴いた「神田川」「赤ちょうちん」「妹」・・・は、あの時代の空気感を蘇らせてくれる大切な思い出の曲だ。懐古趣味と云われようが、もう自分の身体にこびりついているのだから、耳にすれば否が応でも瞬時に反 応してしまう。

生き方として・・・良かった「あの時代」にこだわり続けると「今」がおろそかになってしまう。ともすれば安定志向、保身に走ってしまうのも判らなくはない。時代の変化は常だし、いろんな意味で時代の波に翻弄されることだってある。にっちもさっちも行かない状況に置かれている人もきっといることだろう。でも敢えて云えば、思い出にしがみつかないで、勇気を出して踏み出そう。やはり大切なのは「今」であって、限りある時間をささやかでもいいから夢と希望を描きながら進み続けたい。

過去をすべて捨て去ることは無理なことは百も承知。後ろはたまに振り返るからいいのだと思う。もちろん笑顔も涙も怒りも・・・何もかも携えて自分のペースで歩けばいい。

 「銀色のオルゴール」

 闇から生まれた 銀色のオルゴール

 凍り付いたままの鍵は解けて

 はじめてのメロディに そっと眠る

 桜の花束 風にゆれる

 今夜は少し酔いながら

 儚い物語 夢見てる。

 いまはただ悔やまないように

 いまは ただはらはらと

 流れていく春を
posted by 生出 at 08:28 | Comment(0) | 音楽

2015年10月15日

The Beatles Complete Scores


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これがビートルズの全212曲をカバーした「The Beatles Complete Scores」である。広辞苑くらいの重さはあるだろうか。ページ数は1000を超える。楽曲はアルバム順ではなくAからのアルファベット順に並べられている。

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分厚い割にはページは開きやすく、勝手に閉じることもない。中身はこんな感じ。ビートルズファンはもちろん、そうでなくてもインテリアのように何気なく置いておくとおしゃれかもしれない。

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さて、これだけの曲の中からどの曲を弾きはじめるか・・・飲みながらのんびりと考えることにしよう。
posted by 生出 at 07:16 | Comment(0) | 音楽

2015年10月06日

Abbey Road


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古今東西、もっとも有名なジャケ写が、この「Abbey Road」と云われている。撮影場所はロンドン、アビイロードスタジオ前の横断歩道で撮影された。ザ・ビートルズ、実質上のラストアルバムで1969年にリリースされた。音楽シーンは云うに及ばず、思想、信条にも大きな影響を与えたのがビートルズで、あらためてこの場で何かを語るのは野暮というものである。

2009年にリマスター盤がリリースされ、全世界で大きな関心を持って受け入れられた。それだけでもビートルズの偉大さがわかるというものだ。

久しぶりに聴いてみる。やっぱりビートルズはいいねぇ〜。いくつか弾いてみたい曲があったので、バンドスコアを購入してしまった。それも全曲カバーがされているものを・・・。それについては後日ご紹介しましょう。それではセイムタイム、セイムチャネルで・・・(笑)
posted by 生出 at 07:39 | Comment(2) | 音楽

2015年09月30日

ラグタイム


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おおはた雄一の曲を聴き始めたキッカケはある出逢いからであった。

彼の名前を始めて耳にしたときのことはよく覚えている。あれは・・・2004年頃だったと思う。おおはたゆういちさん(おおはた雄一と同姓同名、福島でフリーのデザイナー)の自宅のことであった。

「今度、おおはた雄一というシンガーソングライターが福島で唄うんだって。僕もバンドをやっているし名前が同じだから知り合いから間違えられちゃったよ」。バーボンの注がれたロックグラスをちびりちびり舐めながら「てへへへ・・・」と子供っぽい笑みを浮かべる彼に、僕は「ふ〜ん」と返事にならない返事をした。

その時点で「おおはた雄一」が僕の感覚にひっかかることはなかった。

その翌年(2005年)、たまたま本屋で見た「AGM(アコースティックギターマガジン)」に触発され、マーチンD−28を購入。インストの曲を弾き始めた。以来「AGM」誌は僕のバイブル的な存在となる。同誌をパラパラめくっていて再び出逢ったのが「おおはた雄一」だった。

アルバム「ラグタイム」を手にしたのは2008年。おおはたゆういちさんから名前を聞いて4年後のことである。そしてその年、おおはたゆういちさんは急逝してしまう。たしか40歳になったばかりだった。あまりにも急なことで、どう理解したらいいのか・・・大きく戸惑った。身体の中であらゆる細胞がざわついていた。

昨日と今日は違う。日々そんなことをぼんやりと感じつつも、実際大きな別れを経験するとその悲しさに押しつぶされそうになってしまう。もう昨日には戻れない・・・。


 「おだやかな暮らし」

 ほしいものは おだやかな暮らし

 朝にそそぐ やわらかな日差し

 好きな人の てのひらがすぐそこにある

 そんな毎日・・・

日常のありふれた時間を情緒的に唄うスタイルは、とりとめのないように感じるかもしれないが、人生において起伏の大きいタイミングに聴くと泣けるかもしれない。
posted by 生出 at 08:20 | Comment(0) | 音楽

2015年09月19日

Live in Tube


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世界で最古の地下鉄はイギリスの「London Underground」。通称「Tube」。地下鉄駅の構内で演奏をして日銭を稼ぐ「バスカー」と呼ばれているミュージシャンたちがいる。そんなバスカーの中で唯一の日本人が彼「土門秀明」氏だ。僕自身、バスカーなるものを認識したのがつい最近で、このような生き方をされている方がいるとは知らなかった。

ジャケットを一目見ただけで購入したアルバムである。なんて素敵な写真なんだろう。

さっそく聴いてみる。構内を歩く人々の足音、話し声、駅のアナウンス、そして地下鉄の走る音・・・。都会を行き来する人なら毎日のように聞いている音。その音をバックに土門の奏でるエレガットが響く。やわらかい音だ。

土門の前を通り過ぎる人々は、大なり小なり人生の「何か」を背負っていることだろう。何気なく視線をずらしたときに偶然入ってきた光景が網膜を刺激するように「Desperado(イーグルスの名曲)」が鼓膜を振動させる瞬間、心の中で「あっ」と小さく声を上げてしまう。心に共鳴した瞬間の想いは様々であろうが、これが音楽の力なのだと思う。寸前まで社会のシステムに囚われていた心は解放され、我に返ったとき何かが見えてくるような気がする。

バスカーたちの境遇はけっして恵まれていないようだが、彼らの奏でる音があふれた街は、きっと人々にとって、何かを感じさせたり、気づかされたり・・・の連続なのではないかと想像している。
posted by 生出 at 06:33 | Comment(2) | 音楽

2015年09月15日

「Relax & Slow」 Natural Style


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茨城、栃木、宮城の水害は甚大な被害をもたらした。そして阿蘇山の噴火と続き、あらためて日本は自然災害と日々隣りあわせで暮らしているのだなと実感した。堤防決壊で家屋が流されるニュース映像を見て、きっと誰もが3.11の津波のことを思い出したことだろう。僕自身、津波の被害は無かったものの、揺れによって実家が全壊してしまい、この先どうしたものかと立ちすくんだことが頭をよぎった。

自然災害はこれからも必ず発生する。被害は少なく、万が一被害に遭ったとしても、一日も早く平穏な日常生活が戻りますように、と祈ることしか僕には出来ない。なんでもない普通の日々はとても貴重なのに、それを実感するのはなかなか難しい。何かを失ってはじめてその大切さに気がつくのだが・・・。いずれ人は後悔するようになっているのだろうか。

吉川忠英氏の「Relax & Slow」は、氏が日本全国を旅した際、見て感じた音の風景をアコースティックギターで奏でたインストゥルメンタルなアルバムである。「Relax & Slow」というタイトルを見ればわかるように、いわゆるヒーリング系の楽曲が中心に収められている。高原に置いた椅子に座り、風音を聞くような感覚をイメージしながら聴いてみる。

このアルバムを聴いた方が、どんな環境、境遇であろうとも一瞬でいいから心と体の余計な力がとれてリラックスできればいいのだけれど・・・。
posted by 生出 at 07:37 | Comment(0) | 音楽

2015年09月07日

フォーク酒場


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土曜日の晩、フォークソングを愛してやまないおじさん、おばさんが某所に集結した。その数25名。午後6時スタートで午前2時終了であった。参加者のメンツを見てみると僕なんかは若輩者ということになるのだが、それにしても先輩諸氏のパワーには頭が下がる思いである。

午前2時まで唄いまくるなんて、なんかすごいなぁ〜と関心してしまった。
posted by 生出 at 08:15 | Comment(2) | 音楽