2016年11月21日

フォーク酒場


 folk-song-pub.jpg

数ヶ月ぶりに参加した「フォーク酒場」。これまでで最多の40名近い参加者だった。会場の雰囲気はご覧のとおり。今回は午後6時にはじまり午前12時半で終了。青春とフォーク酒場の時間は、あっという間に終わってしまう。いや、あの頃の気持ちがあれば、いまだって青春さ。
posted by 生出 at 08:18 | Comment(0) | 音楽

2016年10月31日

秋のライブ


 nagamineband.jpg

事後になりましたが・・・会津美里町の東尾岐の天宝山荘にて、日大ジャズ研のメンツを中心とした長嶺バンド、末永マークさんのライブが開催されました。

 suenaga-mark.jpg

そして、私も2曲ですが、ギターインストを披露いたしました。

 oide.jpg

それではまた(笑)
posted by 生出 at 21:57 | Comment(0) | 音楽

2016年10月25日

Nashville Skyline


 nashville-skyline1.jpg

1969年にリリースされた「Nashville Skyline」は、これまでのディランの印象をくつがえすアルバムだ。なんといっても歌声が別人かと思わせるほど甘く美しいのだ。独特のしゃがれ声を聴くことはできない。そしてカントリー調の馴染みやすいメロディーが続く。インストゥルメンタルの曲もあり、当時、ファンを大きく裏切ったと評する人もいた。逆に言えば、ディランのしゃがれ声にアレルギー反応を起こす人には聞きやすいアルバムとも云える。ファン以外の人に、アーティスト名を伏せて聞かせたら「Bob Dylan」と気づく人はいないと思う。

 nashville-skyline2.jpg

「ノーベル文学賞」受賞に関する報道で、同賞選考委員の一人が「本人といまだに連絡がとれない」のは「無礼で傲慢」であるとディランを批判。ディランはとても気難しい人間だといわれている。彼の公式サイトには一時、受賞の表記があったようだが、いまは削除されている。授賞式に本人が出席するかどうかはわからないけれど、受賞を大いに喜ぶ人と、ディランのような人と、偉大な賞に対する態度の違いは・・・実に面白い。

ファンはお気に入りのアーティストに「らしさ」を求めるのが常である。表現において新しい切り口や手法を変えたりすると、すぐに非難や批判されるのも常である。「Nashville Skyline」のように、ファンを大いに戸惑わせたディラン。少々のこと(?)で驚いてはいけないのかもしれない。
posted by 生出 at 12:36 | Comment(0) | 音楽

2016年10月14日

THE FREEWHEELIN'N BOB DYLAN


 the-freewheelin1.jpg

ボブ・ディランの代表曲といわれている「風に吹かれて」は1963年に発表されたセカンドアルバム「THE FREEWHEELIN' BOB DYLAN」に収録されている。昨日から幾度となくこの曲を耳にされている方も多いことだろう。そう、ディランにノーベル文学賞が授与されたのだ。

これまでにグラミー賞、アカデミー賞、ピュリッツァー特別賞、大統領自由勲章などを受章。ロックの殿堂入りも果たしている。そして今回のノーベル文学賞の受賞。シンガーソングライターとしては、もちろんはじめてで、今後ディランのような人物が現れることは、まずないだろう。スウェーデン・アカデミーは「口語で表現する偉大な詩人であり、54年もの長きにわたり自身を改革しながら、新しいアイデンティティーを創造し続けた」と賞した。

   BLOWIN' IN THE WIND(風に吹かれて)

 How many roads must a man walk down
 Before you call him a man?
 How many seas must a white dove sail
 Before she sleeps in the sand?
 How many times must the cannon balls fly
 Before they're forever banned?

 The answer, my friend, is blowin' in the wind
 The answer is blowin' in the wind

 How many years can a mountain exist
 Before it's washed to the sea?
 How many years can some people exist
 Before they're allowed to be free?
 How many times can a man turn his head,
 And pretend that he just doesn't see?

 The answer, my friend, is blowin' in the wind
 The answer is blowin' in the wind

 How many times must a man look up
 Before he can see the sky?
 How many ears must one man have
 Before he can hear people cry?
 How many deaths will it take till he knows
 That too many people have died

 The answer, my friend, is blowin' in the wind
 The answer is blowin' in the win

この曲を最初に世に知らしめたのがディラン本人ではなくPPM(ピーター・ポール&マリー)であった。「THE FREEWHEELIN'」がリリースされた3週間後にPPMバージョンが発表された(当初、ディランのしゃがれ声は、大衆には受けなかったという)。このヒットを機に他の曲もカバーされ始め、ディラン自身も注目されることになる。

 freewheelin2.jpg

ディランの歌詞には隠喩に満ちた抽象的な言葉がちりばめられている。これは聞き手が自由で多様な感じ方(解釈)が出来る幅が広いということだ。ディランに関する書籍は世界的に見てもその数はあまりに多い。自らをディラン研究者と標榜する人もまた多い。すでに神格化されたディランではあるが、さらに時代が下れば、彼の言葉は神のごとく崇め奉られるのかもしれない。そのときも人類は戦争をしているのだろうか?
posted by 生出 at 20:50 | Comment(2) | 音楽

2016年09月27日

Acoustic Paradise


 acoustic-paradise.jpg

2005年、マーチンD28を購入し、少しずつインストの世界にのめりこんでいく中で出会ったのが、このアルバム、中川イサトの「Acoustic Paradise」だった。2006年リリースされたアルバムで、プロデュースは同じくギタリストの丸山ももたろう。

中川イサトのキャリアは半端なく永い。「五つの赤い風船」で西岡たかし等と共に活動した後、ミュージシャンのサポート、共演はあまりにも多すぎて、すべて把握するのは不可能だ。手元にあるCDを何気に見てみると岡林信康、加川良、高田わたる ・・・などなど錚々たる面々である。サポートのみならずソロとしての活動も精力的に行っている。東の石川鷹彦に対して西の中川イサトと称する人もいる。あの押尾コータロー、岸部眞明の師匠でもある。ミスターギターマンの異名すらある。

本作は全7曲で、うち4曲が丸山ももたろうとのデュオで、ソロの演奏は3曲。収録時間が25分弱なので、やや時間に関しては物足りなく感じる。1曲目の「Chotto Tropical(ちょっとトロピカル)」から、アコギサウンドの好きな人なら、きっと気に入ってくれるに違いない。明るく軽やかで、且つ広がりのあるサウンドである。はじめて聞くのに口ずさみたくなるようなメロディー。

4曲目、6曲目の「The Water is Wide」「Georgia on My Mind」はスタンダードナンバーとして馴染み深いが、そこはさすが中川イサトである。オリジナルの持つエッセンスを活かしつつ聴き応えのある名演。ちなみにライナーノーツは押尾コータローが一筆啓上している。
posted by 生出 at 21:57 | Comment(0) | 音楽

2016年09月26日

Unplugged 1994


 eagles-unplugged1.jpg

1994年4月24日、MTVのアンプラグドライブのために再結成されたイーグルス。その模様はアルバム『Hell Freezes Over』にまとめられた。『Unplugged』は収録2日目(4月25日)を編集無しでセットリスト順に収録されている。収録時間は131分、CD2枚分で、『Hell Freezes Over』とダブる曲はあるものの、ライブ感はこちらの方に軍配が上がる。

 eagles-unplugged2.jpg

ウエストコーストの代名詞的な存在のイーグルス。人気のピークは70年代であったが、いまでもファンは多い。

2014年2月20日、拙ブログで『Hell Freezes Over』を紹介したが、彼らの音作りはハズレが少ない。発表するアルバムは、どれも名盤と云われるほどで、まだまだ未発表の音源はあるだろうから、これからも新たなアルバムとして世に出ることを切に望むところである。
posted by 生出 at 12:41 | Comment(0) | 音楽

2016年09月14日

吉田拓郎ライブ コンサート・イン・つま恋'75 Live


 tsumagoi1.jpg

リゾート施設「つま恋」(静岡県掛川市)が営業を終了するというニュースが飛び込んできた。「つま恋」といえば1975年に吉田拓郎とかぐや姫のオールナイトコンサートが行われた伝説の場所である。

当時、僕は中学二年生。情報網はいまとは比べるまでもないが、それでも「拓郎がとんでもないことをやるらしい」くらいの情報は耳に入っていた。このコンサートが終わってから、数ヵ月後だと記憶しているが、FM東京で二晩にわたって「つま恋」の特番が組まれた(パーソナリティは‘あなたのモコ’の高橋基子さん)。ベランダに置いた「ナショナルMac−ff」にTDKの120分テープをセットし興奮しながら録音をした。なぜベランダにラジカセを置いたかというと、当時住んでいた宇都宮市鶴田町付近では夜にならないとFM東京がクリアに受信できなかったからである。ラジカセの置く向きも慎重に調整しないと、すぐに雑音が入った。

番組は一晩目が拓郎、二晩目がかぐや姫で、録音したテープは後日、同級生に貸して、そこからダビングが繰り返されたようだった。120分テープは片面が60分の録音なので、結局いずれの番組もあと少しで最後の部分が録音できず、地団太踏んで悔しがった僕であった。

 tsumagoi2.jpg

さて、時は流れ2005年、つま恋コンサートの模様を収めたDVDが販売された。もちろん即行で買った。CD版は2012年に販売。しかしCD版は拓郎の11曲だけで、入っている曲もDVDの中からの抜粋。数が多ければいいというものではないが、伝説のコンサートを1枚のCDにしてしまうというのは、諸々の事情はあるのだろうが、いかがなものだろう?せめてFMの特番で流した「私の足音」は選曲してほしかった。

参考までにあの夜歌われたのは・・・拓郎が60曲、かぐや姫26曲、山本コウタローとウィークエンド6曲、かぐや姫解散直後とういうことで、メンバーそれぞれのステージで、こうせつが9曲、風5曲、山田パンダ3曲・・・計109曲だった。

リゾート施設として開設してから42年、75年のつま恋コンサートから41年・・・音楽イベントの聖地に幕が下りる。さびしい限りである。
posted by 生出 at 12:40 | Comment(0) | 音楽

2016年09月06日

Let's Go!!!


 depapepe-lets-go.jpg


アコースティックギターデュオ「Depapepe」のメジャーデビュー作「Let's Go!!!」 このアルバムが発表されてから、もう11年が経つ。インストゥルメンタルの作品としては、日本の音楽史上初のオリコンベスト10に入ったアルバムで、当時かなり話題になった。売り上げ枚数は15万枚を超えた。「Depapepe」は徳岡慶也と三浦拓也の二人が2002年に結成、インディーズ時代に創った3枚のアルバムでさえ10万枚の売り上げがあったという。

いまやTV番組のオープニング、エンディング、天気予報のBGM、CM、キャンペーンソング・・・などなど、きっと彼らの曲を耳にしない日はないのではないだろうか。

爽やかで、明るくて、元気がよくて、耳障りがよくて・・・もしこれからアコギをやろうという方がいたら、まさにお勧めの一枚。ハードルは高いだろうが、彼らを目標にはじめてはいかがだろう。ちなみにスコアも用意されているので、ぜひ。
posted by 生出 at 08:17 | Comment(4) | 音楽

2016年08月26日

時には昔の話を


 all-that-jazz.jpg

時計の針がまもなく午後11時を指そうとしている。グラスはどのくらい傾けただろうか。毎夜のごとくアルコールが体内にほどよく行きわたり、いい心持になっている時間。かけっぱなしのテレビから、落ち着いたピアノの旋律と、ちょっとハスキーがかった女性ヴォーカルが聞こえてくる。


 時には昔の話をしようか
 通いなれた なじみのあの店
 マロニエの並木が窓辺に見えてた

 コーヒーを一杯で一日
 見えない明日を むやみにさがして
 誰もが希望をたくした
    ・
    ・
    ・

毎回、このフレーズでフェードアウト。わずかな時間だけど、繰り返し耳にしていたら、いつの間にか刷り込まれていた。心の襞をなでられたような気持ちになり、いずれ通して聴いてみたいと思っていた。

調べたところ、この曲はAll That Jazzの「ジブリ ジャズ」というアルバムに収められていた。All That JazzはJ−POPをジャズアレンジでカバーするユニットで、ボーカルは「COSMiC HOME」の桑原由里子。どことなく人生のドラマを感じさせてくれる歌詞である。

では、つづきを。

    ・
    ・
    ・

 ゆれていた時代の熱い風にふかれて
 体中で瞬間(とき)を感じた そうだね

 道端で眠ったこともあったね
 どこにも行けない みんなで
 お金はなくても なんとか生きてた
 貧しさが明日を運んだ
 小さな下宿屋にいく人もおしかけ
 朝まで騒いで眠った

 嵐のように毎日が燃えていた
 息がきれるまで走った そうだね

映画「紅の豚」で加藤登紀子が歌った曲でタイトルは「時には昔の話を」。けっこう知られていた曲だった。原曲は加藤登紀子のアルバム「My Story」の2曲目に入っている。桑原由里子の声については賛否あるようだけど僕は気に入っている。でも歌詞そのものは加藤登紀子の方がすぅ〜っと入ってくる。学生運動で揺れたあの時代をリアルに経験した本人だからこそ、なのかもしれない。

 一枚残った写真をごらんよ
 ひげづらの男は君だね
 どこにいるのか今ではわからない
 友達もいく人かいるけど
 あの日のすべてが空しいものだと
 それは誰にも言えない

 今でも同じように見果てぬ夢を描いて
 走りつづけているよね どこかで

my-story.jpg
posted by 生出 at 12:38 | Comment(0) | 音楽

2016年08月23日

ザ・ナガミネバンド


 _8210164.jpg

21日(日)に會津風雅堂にて「ナガミネバンド」の演奏が行われた。今回は“わ”で奏でる東日本応援コンサート2016 in 会津という趣旨で、ジャズ ピアニストの前田憲男氏、美しいハーモニーを奏でるサーカスをむかえてのライブ。ビッグなアーティストをサポートするという大きなお仕事だった。

 _8210266.jpg

前夜に行われた深水洋氏(ジャズドラマー)のセッションに参加した石田裕人氏(テナーサックス)と相澤哲氏(トランペット)のお二人も参加。観衆を大いに魅了したライブだった。

 _8210201.jpg
posted by 生出 at 12:45 | Comment(0) | 音楽

2016年07月31日

高原に響く唄声パート2


 san-no-kura.jpg

昨夜、喜多方市の三ノ倉スキー場の「星空ウォッチング」において、珈琲舎うつわのマスターを中心としたユニット「一夜の花」が出演いたしました。昨年に引き続き2回目となります。今回はマスターのボーカル&ギター、バイオリン、そして私のギターというシンプルな構成でした。まだミュージックデータが手元に来ていませんので、届きましたら、またこちらでお披露目したいと思っています。

どうやら、マスターのファンがまたまた増えてしまったようです。
posted by 生出 at 22:27 | Comment(2) | 音楽

2016年07月25日

Oracle


 oracle.jpg

ウィンダム・ヒル・レコードといえば80年代、癒し系のレーベルとして日本国内で大いに支持を集めた。叙情的で透明感のある旋律が、季節感を大切にする日本人の感性に受け入れられたのだろう。創始者はWillam Ackerman(ウィリアム・アッカーマン)で、彼自身ギタリストとして数枚のアルバムをリリースしている。ウィンダム・ヒルの看板アーティストといえばピアニストのGeorge Winston(ジョージ・ウィンストン)、そしてギタリスト、Michael Hedges(マイケル・ヘッジス)である。

Hedgesは幼少のころから、ピアノ、チェロ、クラリネットを学び、さらにビートルズ、ジミヘン、ツェッペリン、PPM、ニールヤング・・・など多くの偉大なミュージシャンから影響を受けたという。幅広い表現の種子が、すでに彼の心の大地に蒔かれていて、80年にAckermanに見出されるやいなやウィンダム・ヒルと契約、ファーストアルバム「Breakfast In The Field」が81年にリリースされた。

彼の卓越したフィンガーテクニックは、多くのギタリストに影響を与えたことは「押尾コータロー」のところでも触れたが、奏法だけではなく彼の音楽性の奥行きの広さは、発表されたいずれのアルバムからも実感できる。「Oracle」はHedgesが生前に携わった最後のアルバム。翌97年に惜しくも交通事故で亡くなる。
posted by 生出 at 21:10 | Comment(0) | 音楽

2016年07月20日

「最後のニュース」


 handsomboy.jpg

1990年10月リリースされた、陽水13枚目のアルバムが「ハンサムボーイ」。前年10月に放送を開始した「筑紫哲也 NEWS23」のエンディング テーマのために書き下ろされたのが、このアルバムの4曲目に収められている「最後のニュース」だ。名曲「少年時代」もこのアルバムで聴くことができる。

  「最後のニュース」

 闇に沈む月の裏の顔をあばき
 青い砂や石をどこへ運び去ったの
 忘れられぬ人が銃で撃たれ倒れ
 みんな泣いたあとで誰を忘れ去ったの
     ・
     ・
     ・
 暑い国の象や広い海の鯨
 滅びゆくかどうか誰が調べるの
 原子力と水と石油達の為に
 私達は何をしてあげられるの
     ・
     ・
     ・

現代社会が抱えている「問題」・・・政治、経済、自然環境、エネルギー、人口、薬物etc・・・を歌詞の中に端的に織り込んでいる。アコースティックギター、キーボード、ドラムのシンプルな演奏スタイルが、この曲の訴える力をより強くしている。

「最後のニュース」が流れる時間、僕はたいていはアルコールで酩酊していたのだが、たまに耳にすると「はっ!」とさせられた。あの時代(今も、なのだろうけど・・・)、時事ネタを歌うのっていうのは時代が求めていなかったと思う。でも、この曲に触れると、これまでの自分の行動、考え方はもちろん、世界のどこかで起きているであろう深刻な問題(あくまでも想像の域ではあるが)に思いを馳せる、小さいながらもひとつのきっかけにはなった。

それにしても、連日のように事件、事故が後を絶たない。衝撃的なニュースはパッキンのいかれたシャワーのように僕たちに降り注ぐ。水圧は弱まるどころか、ますます強くなる。

自らの主義や主張、信仰、肌の色が異なる者などへの差別、排斥、そして殺戮は・・・いつになったら終わるのか?人類の歴史を見れば、愚かな行為はこれまでも繰り返されてきたことだから、そう驚くことではない。むしろ、これまで・・・日本でいえば太平洋戦争が終わってからきょうまで・・・が平和すぎたのだろう。そんなことは思いたくはないけれど、けっきょく人は他者の存在を脅かすことによって、自らの命をつないできた動物なのかもしれない。
     
      ・
      ・
      ・
 親の愛を知らぬ子供達の歌を
 声のしない歌を誰が聞いてくれるの
 世界中の国の人と愛と金が
 入り乱れていつか混ざりあえるの

 今 あなたにGood-Night
 ただ あなたにGood-Bye
posted by 生出 at 07:50 | Comment(0) | 音楽

2016年07月13日

教訓


 kyoukun.jpg

   教訓T

 いのちはひとつ 人生は一回

 だから命をすてないようにね

 あわてると つい ふらふらと

 お国のためなのと 云われるとね

 青くなって しりごみなさい

 逃げなさい 隠れなさい


1971年にリリースされた加川良のデビューアルバム「教訓」のA面一曲目が「教訓T」だ。ある新聞のインタビューで加川良がこんなことを言っていた。「逃げるって、けっこうエネルギーがいる。攻めるより情熱が必要かも・・・」と。

この言葉を眼にして、過日亡くなったモハメド・アリが徴兵拒否をした一連の騒動を思い出した。政府、ジャーナリズム、そして国民から大バッシングを受けつつも、徴兵拒否をつらぬく。アメリカ人が最も嫌うアスリートに仕立て上げられ、さらにプロボクサーのライセンスも剥奪された。

僕が知りたいのは、嘲笑、侮辱、差別・・・あらゆる負の仕打ちをアリに浴びせた人たちは、いま何を思い、感じ、そして考えているか・・・だ。時代が流れると、かつては見えなかった物事の本質がじわじわと浮き彫りにされてくる。そこから教訓を得ることは・・・そう難しいことではないと思うんだけど、どうだろ?
posted by 生出 at 22:46 | Comment(0) | 音楽

2016年06月29日

acoustic


 lennon-accoustic1.jpg

1966年の今日、ザ・ビートルズが初来日した。半世紀前のことだ。コンサートは翌日30日から三日間、日本武道館で行われた。メンバー四人が揃って日本の地を踏んだのは・・・これが最初で最後だった。

1980年12月8日、ジョン・レノンが凶弾に倒れ、2001年11月29日にはジョージ・ハリソンが病に倒れた。メンバーはポールとリンゴの二人だけになってしまった。

そんな夜だからビートルズのアルバムを聴こうとCDの山を探したのだけど、なかなか探せない。ようやく発掘したのがジョン・レノンの「ACOUSTIC」というアルバム。2004年のリリース。アコースティックギターによるジョンの弾き語りが16曲収録されている。うち7曲がはじめて発表された音源。ジャケット写真でジョンが弾いているギターはオベーションの・・・なんだろう?

 lennon-accoustic2.jpg

ブックレットを開くと、ご丁寧にも全曲にコード譜が記載されている。これはCDに合わせてギターを弾いてね、というメッセージかな? では、さっそく弾いてみよう。しかし・・・歌詞はいいにしてもコードの表記が小さすぎる。まるで視力検査をしているようだ(笑) アルコールが入っていれば、なおさらのこと。ライナーノーツに「思うがままに歌った楽曲の数々は、プリミティブで、あまりにも原液すぎて、めまいさえ覚えるほど」とあるが、この小さな文字のブックレットを見てめまいを覚えた僕なのであった。

ブックレットの後ろには主だったコードが一覧となっているが、こちらは大きめなので助かる。

 lennon-accoustic3.jpg

ギター一本で歌うジョンの姿を想像すると、切なくなってしまう。「かつてはあった、自由に言いたいことが言える自由が、いつのまにかなくなっている・・・」ライナーノーツに寄せた坂本龍一氏の言。世界を見回すと・・・様々な原因で傷つき、抑圧され、絶望感にさいなまれている人がいかに多いことか。

 lennon-acoustic4.jpg

あまりにも現実を無視した理想主義と揶揄されようが、短絡的思考だと笑われようが、人として誰もが常に胸に秘めていてほしいのは、やはり“IMAGINE”だ。

  IMAGINE

 Imagine there's no heaven

 it's easy if you try

 no hell below us

 Above us only sky

 Imagine all the people

 Living for today...


 Imagine there's no countries

 it isn't to do

 Nothing to kill or die for

 And no religion too

 Imagine all the people

 Living life in peace...

 You may say I'm a dreamer

 But I'm not the only one

 I hope someday you'll join us

 And the world will live as one
posted by 生出 at 21:26 | Comment(0) | 音楽

2016年06月27日

KOTARO OSHIO


 oshio-kotaro.jpg

いまやギタリストとしての知名度は国内外でもかなり高くなった押尾コータロー、その彼のファーストアルバムが「KOTARO OSHIO」だ。1999年12月のリリース。このアルバムは彼がインディーズ時代に出したもので、メジャーデビューとしてのファーストアルバムは2002年7月の「STARTING POINT」だ。

押尾コータローの演奏をはじめて耳にした人なら「ほんとうに独りで弾いているの?」と、誰もが思うことだろう。いまはさすがに、そういう人も少ないだろうが、彼の超絶的な演奏はこのアルバムからスタートしたのであった。ジャケット写真で抱えているギターはGREVEN(グレーベン)の「J Herringbone」というモデル。GREBENはアメリカの世界的ギター・ルシアーのジョン・グレーベン氏の手によって製作されたギターである。

さて押尾コータローの奏法といえば「叩き系」ということになるだろうか。ボディや弦を叩く叩く(笑) そして変則チューニングもあたりまえ。6弦からDADGAC、DGDGBE、CGDGCD、GGDGGG、AAEGAD・・・と云った具合である。このアルバムには13曲が収められているのだけど、スタンダードチューニングは4曲だけである。

そもそも彼をはじめ、多くのギタリストに影響を与えたのはMichael Hedges(マイケル・ヘッジス)だった(1997年、交通事故で亡くなっている。享年44歳)。Michael Hedgesの奏でる世界観は別格で、数多くのミュージシャンが「雲の上の人」と崇めている。

押尾コータローが、すでに彼自身のスタイルを確立しているのは云うまでもない。僕からすれば、すでに「雲上の人」である。彼も40代の後半にさしかかってきた。今後、聴く者のイメージが、もっともっと広がるような曲を創造してくれることは間違いないだろう。
posted by 生出 at 08:23 | Comment(0) | 音楽

2016年06月24日

MEMORIES OF YOU


 memories-of-you1.jpg

もう、20年くらい前のことになるが、猪苗代在住の先輩O氏からBENNY GOODMAN(ベニー・グッドマン)のベストアルバムをお借りした。ベストというだけあって、一度は耳にした名曲がひしめいていた。BENNY GOODMANといえば・・・スイングの神様と称され、多くのファンに愛されている。もちろん僕も嫌いではないのだけど・・・どうもビッグバンドの演奏が・・・正直、苦手なのであった。お借りしていうのも、ちょっとはばかれるのだが自分の手元に、このアルバムはなくてもいいと思った。

ただ「Memories of You」だけは心に沁みた。クラリネットの音色は暖かさだけではなく、郷愁や哀愁をさそう。曲想ともベストマッチィング。 この曲が入っているアルバムを買ってもよかったのだけど、あえてKEN PEPLOWSKI(ケン・ペプロフスキー)カルテットのアルバムをチョイス。決してジャケ買いをしたわけではない(笑) それにしても意味深なジャケ写ではある。

 memories-of-you2.jpg

PEPLOWSKIという名前からして、きっとロシアあたりの出身だろうと思っていたが、1959年アメリカ、オハイオ州の生まれなのだという。ちなみに本名はKENNETH JOSEPH(ケネス・ジョセフ)というそうだ。

近年、アメリカではジャズクラリネット奏者が少なくなっているらしい。僕はその筋に関して乏しい知識しか持ち合わせていない。なのでクラリネット奏者としてまっさきにイメージするのがBENNY GOODMANで他に思い当たらない。

BENNY GOODMANの再来と目されているのが、彼PEPLOWSKIなのだという。ライナーノーツによると「いちばんクラリネットらしいまろやかで艶っぽい音を出す」と評価も高い。彼はクラリネットだけでなくテナーサックスもこなす。

このアルバム「MEMORIES OF YOU」はvol.1と2があって、1がテナーサックス、2がクラリネットで演奏されている。タイトル曲の 「Memories of You」は1で1曲目、2では5曲目に収録されている。僕にはvol.2のクラリネットの演奏の方が、やっぱりグッとくるかなぁ〜。
posted by 生出 at 07:48 | Comment(0) | 音楽

2016年06月21日

GARDEN


 garden1.jpg

2003年にリリースされた正やんの「GARDEN」。正やんが宅録した音源に名プロデューサー・瀬尾一三のアレンジが光る。正やんというと、僕は夕刻の三日月、それも、細くて今にも消えそうな月のイメージがある。もちろん決して消えることはないわけで、次第に暗くなる夕空にあって誰もがふと見上げれば、 その輝きに思わず足を止めてしまい見入ってしまう。それが正やんなのだ。地球に生きる僕らにって、もっとも身近な星は月であることはいまさら言うまでもない。いつだって正やんの歌声が聞こえてくれば、耳を澄まして聴き入ってしまう。

 garden2.jpg

このアルバムでもTAMUJINの写真が秀逸。
posted by 生出 at 07:54 | Comment(0) | 音楽

2016年06月20日

今年も・・・


 hoshizora-watching.jpg

今年も「星空ウォッチング」において、珈琲舎うつわのマスターが歌声を披露いたします。詳細につきましてはチラシをご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
posted by 生出 at 20:57 | Comment(0) | 音楽

2016年06月13日

深水洋カルテット+MaCCi 「熊本城復旧支援」ライブ


 jazz1.jpg

昨夜、会津若松市「南蛮館」にて行われたライブの模様です。

 jazz2-6120771.jpg

 jazz3-6120566.jpg jazz4-6120565.jpg

 jazz5-6120590.jpg jazz6-6120882.jpg

迫力あるステージに、観客の誰もが感動をいただきました。素晴らしい演奏、ぜひもういちど聴いてみたい!
posted by 生出 at 08:19 | Comment(0) | 音楽