2013年05月06日

只見線


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只見町へ行ってきた。先日行った桧枝岐村よりも残雪は多い。雪解けが進んだ場所では、ようやくカタクリなどの芽が出はじめていた。写真はJR只見線・会津蒲生駅である。只見線は福島・会津若松〜新潟・小出を結ぶ全長約135キロ、全線単線、非電化のローカル線だ。2011年7月30日の水害により複数の橋梁が流されたため不通(会津川口〜只見間)の状態が続いている。現在は会津若松〜会津川口、只見〜小出の運転が再開している。会津川口〜只見間はバスによる代行輸送である。

不通になってから1年9ヶ月が経過し、線路は錆び放題、枯れた雑草が絡み付いている。枕木が覆い隠されるほどの雑草が生い茂っていたのだろう。手入れはまったくされていないようだ。

只見線と云えばローカル線を代表するような路線で、とくに「乗り鉄」には人気があった。紅葉シーズンは、かなり混雑していたという話を聞いたことがある。

今回の水害は自然災害だと思われているようだが、実は人災だと指摘する声もある。田子倉ダムをはじめとして、下流には幾つかの発電用のダムがある。豪雨のためダムから溢れそうになった水を一気に放水したために起きた洪水だった。今さら云うまでもなく福島第一原発の被害は甚大で、収束のメドすら立っていない。原発の被害は日々報道されているのだが、水力発電の被害についての報道はまったくない。原子力、水力両方の発電所による被害を受けた福島県。踏んだり蹴ったりとはまさにこのことだ。
posted by 生出 at 09:48 | Comment(0) | にわか鉄ちゃん
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