


M氏から緊急の連絡が入った。某所へ来ていただきたいと。M氏から声がかかれば行かない訳にはいかない。満面の笑みで迎えてくれたM氏の傍らに置いてあったのがYAMAHA FG-160であった。つい先日リペアの完成したFG-130を見せてもらったばかりだというのに、もう次のギターを手に入れたのだとか。FG-130同様、ボロボロの状態だったらしい。そして今回も愛情をたっぷり注ぎ仕上げた結果、見事に甦った。ちなみにナットとサドルもM氏自身で作成したというから、大したものである。
挨拶もそこそこにギターケースを開け、軽く指でポロリンと弾いてみる。FG-130も激鳴りだったが、こいつは更に上を行く。低音がたまらない。ズンズン、ドンドンと腹に響きまくる。材は2本とも同じ。きっとシェイプがドレッドノートなのだからだろう。会話も上の空で激鳴りをしっかりと堪能させてもらった。
生出さんと、お別れしてから、家で、ひとしきりFG−160を、弾いてみました。
やはり、2弦の@フレッツトの弦高が、気になりました。
生出さんは、このギターのウイークポイントをかばいながら弾いて下さったんですね、素晴らしい演奏脱帽でした。
もう一枚、サドルを削ってみます、また新しい弾き心地を、楽しみにしていてください。
宜しくです。
◇Mさん、こんにちは。昨日はありがとうございました。まだ腹の中に余韻が残っています。前回弾かせていただいたFG130よりも、こちらの方が私には弾きやすく感じました。ほんの数ミリの調整の差なのかもしれません。そのくらいデリケートなのでしょうね。さらに調整されるということなので、次回触らせていただく機会を楽しみにしています。