2013年02月05日

Super Best of Yumi Arai

 
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通常、僕はベスト盤は購入しない。それぞれのアルバムには、それぞれのコンセプトがあるだろうし、それに則した曲作りをじっくり味わいたい方なのだ。同じミュージシャンであっても、アルバムによっては曲想がまるで違うなんてことは、よくあること。なので、コンセプトの異なる曲を無理矢理一枚のディスクにまとめるのは、どうなんだろう?と思っている。選曲に商売っ気を強く感じてしまうと、もう購入する意欲は萎えてしまう。

端的に云えば、このアルバムは「買い」だと思う。72年の鮮烈なデビューから今日まで、J-Popの代表格として走り続けたユーミンの、初期作品の集大成と位置づけてもいいだろう。アコースティック的なサウンドも僕好みである。本作はCD2枚組で全30曲。アルバムによるコンセプトの違いを越えたまとまりがある。つまりは、当時のユーミンは曲作りにブレがなかった(いまがないということではない)。各アルバムの底流に流れているテーマが、しっかりと同じ方向を向いていた、と僕は感じている。

男と女、恋をキーワードに、とくに女性の恋心の微妙な感覚を、おしゃれなコード進行とアレンジによって表現している。四畳半フォークから漂うカビ臭さとは無縁。というかまるで別世界。そしてなにより、曲を聴くと、ドラマ性に富んでいて、聴く者の頭の中に映像が流れる。映像作家であれば、ユーミンの曲に触れると、即ドラマや映画の一本や二本は創れてしまう。それほどの曲が詰まっているのが、このベスト盤なのだ。

恋人坂で、このアルバムを聴くと、これはもう涙は一雫どころではないだろう。バスタオルを用意して聴いてください。
posted by 生出 at 23:20 | Comment(2) | 音楽
この記事へのコメント
ユーミンのサーフ天国を聞き、フェアレディーにサーフボードを積んで、湘南でサーフィンを始め・・・スキー天国を聞き、ランクル60に買い替え、サロモンの板を新調して、石打ちに籠ってスキーに燃えたあの頃、俺ってやはりミーハーなのね?!。・・・
 わかっちゃいるけどやめられね〜!
 寝ないでも、遊びには100%全力でしたね〜!
Posted by momozo at 2013年02月06日 00:19


◇今冬は雪の多い年です。きょう福島市内は11センチの積雪だったとか。若松は、こんなもんかな、という感じです。積雪は福島の方が多かったかもしれません。
思い出は、いろんなものとくっついていますね。音楽だったり、匂いや味だったり・・・。五感で覚えた記憶は、そう簡単に消えません。というか記憶は五感の刺激そのものと云ってもいいでしょうね。
Zと60という、まるで正反対の性格を持った2台を乗りこなし、そして海と山でフルスイング。キャンパスからは沈む夕陽がっ!みんな、目標に向かってダッシュだぁ〜!と云われたのかどうかはわかりませんが、そんなことをmomozoさんが一度や二度は思ったのではないか?と想像していました。そう、青春は夕陽に向かうことです。ずっと走っていれば日が沈むことはありません。でも、思いのほか夕陽の沈むのって早いんですよね(笑) まぁ〜夜になれば飲み会が待っていますから、それはそれで楽しいです。朝は辛いですけどね。
Posted by 生出 at 2013年02月06日 22:25
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