2013年01月12日

ただいま現像中


 genzo.jpg

雪のちらつく昼下がり、宮森さんの顔を見に行った。店の奥から宮森さんが黒い筒状のものを抱えて出てきた。この写真では判りづらいが、これは現像タンクである。35ミリのモノクロフィルムをいちどに3本現像することが出来る。ちなみにパターソン社製である。現像液はミクロファイン(富士フィルム)の1:1の希釈で22度で8分の現像時間。なんかこれを聞いただけで、とても懐かしい気持ちになった。
自分もモノクロから写真の世界に入ったので、現像が上がるまでのワクワク、ドキドキ感は、いまでも感覚として残っている。現像とは「潜像」を「現像化」するための神聖な儀式なのである。撮影したフィルムを活かすも殺すも、ネガ現次第。やり直しは、きかない。ちなみに僕が初めてフィルム現像をしたのが中学校2年の時だった。ベルト式のリール(たしかキング)で、フィルムを巻く加減が判らず、きつく巻いてしまい、現像ムラだらけの散々な結果だった。
宮森さんレベルになると、現像も余裕のよっちゃんである。この笑顔を見てほしい。軽やかに撹拌する宮森さんの指先を見ていると、きっとプリントしやすいネガになるのだろうな、と思ったのであった。
posted by 生出 at 22:21 | Comment(1) | 馴染みの店
この記事へのコメント
生出さん
こんばんは。
新年はじめての店長のお姿。ありがとうございます。
Posted by うさお at 2013年01月28日 21:25
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