2012年08月23日

夏草や・・・

 
 parents home-u.jpg

繁茂する夏草を目にして、即座に連想するのは、芭蕉が詠った「夏草や 兵どもが 夢の跡」である。何事にも盛りがあり、そして衰えがある。衰える原因は様々あろうが、人の営みの無常さを、容赦なく茂った夏草に覚える今日この頃である。ここにはかつて実家があった。震災で全壊してしまい、いまはこの有様である。自然に生えたヒマワリが、虚しく空を見上げていた。
posted by 生出 at 22:50 | Comment(0) | その他
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]