
久しぶりに風花画廊(主催は後藤五木氏)へ行ってみる。個展が開催される度に案内をいただいていたのだけど、なかなか時間が作れず、ついつい足が遠のいてしまっていた。数年前になってしまったが、こちらで拙作を飾らさせていただいたことがあった。
画廊は、展示作品はもちろんのこと椅子、テーブル、小物など、店主のセンスの良さと拘りを随所に感じる。いま開催されているのは『田中 竜 木版画展』。4月16日(月)まで。詳細は同店のサイトをご覧いただきたい。
画廊内に珈琲「楓舎」がオープンしていた。まじめそうな青年が真剣な眼差しで丁寧に珈琲を淹れてくれる。楓舎の齋藤哲也氏である。
山の空気を吸いながら、拘りの珈琲と、洗練された作品に囲まれるひととき。あ〜、この場所も僕の稚拙なセンスを刺激してくれる素敵な空間なんだ、と再認識した次第である。
