2012年03月04日

「だいじょうぶ」


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 小雪のちらつく夕暮れ、久しぶりに「だいじょうぶ」に寄ってみる。「だいじょうぶ」は居酒屋の店名。味も値段も大丈夫。振り返ってみると平成7年からのおつきあいだ。

 店に入ると、やや無愛想に「らっしゃい」と、聞こえるかどうかの声で迎えられる。ちなみに主人は、某国立大学卒で、なかなかのインテリ。なぜこの道に入ったのかは不明。
 僕の席はカウンターのいちばん奥。そこからの店内はこんな具合。

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 ここに座るとなぜか思い出す歌がある。
 高田渡の『夕暮れ』だ。

  夕暮れの街で
  僕は見る
  自分の場所からはみ出てしまった
  多くの人々を

  夕暮れのビアホールでひとり
  一杯のジョッキを前に
  斜めに座る

  その目が 
  この世の誰とも
  交わらないところを選ぶ
  そうやってたかだか30分か1時間
     ・
     ・
     ・

 頭の中でこの曲を再生しながら、描いた映像に僕はひとり酔いはじめる。そしておもむろに生ビールを頼むのである。誰にも邪魔されない自分だけの時間と空間。まぁ〜3杯、4杯と続くと、しっかり主人や居合わせた常連と話が弾んでしまうのだけどね。
 まず焼き鳥から注文する。何を焼くかはおまかせ。一本一本丁寧に焼いてくれる。

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 なるほど、そういうことなんだね。
 また近々、いい夕暮れ時にお邪魔します。

 
posted by 生出 at 20:27 | Comment(0) | 馴染みの店
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