2012年02月24日

Live'73


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 やっぱりたくろうネタが続いてしまった。こうなる予感はしていた・・・。

 73年リリースの「Live '73」。同年11月26〜27日に東京中野サンプラザホールで行われたライブ音源が収録されている。発売が12月下旬だから、かなりタイトなスケジュールで 作成されたようだ。前出の「今はまだ人生を語らず」「元気です」とこのライブ盤が初期たくろうの代表的なアルバムだ。

 あまりゴシップ的な事は記したくはないのだけど、この年の6月に婦女暴行容疑でたくろうは逮捕されてしまう。のちに被害者とされた女性の狂言であることが判明し不起訴になったようだが、加川良はアルバム「アウト・オブ・マインド」で、早速、このいわゆる「金沢事件」をモチーフにした“2分間のバラッド”という曲を唄っている。
 曲中、ピー音が連発し、なんとも意味深な印象を覚えるが、たくろうと加川良の間柄を考えると、たくろうの事件に対する心情、真相を代弁しているのでは、と僕は思っている。

 話がそれてしまったが、この「Live '73」でいちばんの人気は何と云っても“落陽”だろう。リードギターは、あの高中正義である。このライブにも石川鷹彦、松任谷正隆が参加している。大掛かりなブラスセッションを加え、当時の僕は、これはフォークというよりロックに近いのではないか?と感じたものだ。
 僕のお気に入りは「都万の秋」「むなしさだけがあった」「雨が空から降れば」である。どの曲も他に比べフォークソング的。とくに「雨が・・・」は小室等やかぐや姫と聴き比べてみると、この曲の持つエッセンスをいちばん醸し出しているように思っている。フラットマンドリンの音が、雨の情景をイメージさせるのに効果的。
 ラストの「望みをすてろ」は「人間なんて」に匹敵するほどたくろうがシャウトしている。Saitouくんと一緒にギターをかき鳴らし、勢い余って弦を切ってしまった。Saitouくん、いま何をしているのかなぁ〜?
posted by 生出 at 19:37 | Comment(0) | 音楽
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