2021年11月15日

飯豊・檜枝岐線 新鶴〜柳津区間 通行止め


 _B140047b.jpg

税金の無駄遣いと揶揄されている緑資源幹線林道。飯豊・檜枝岐線「柳津〜新鶴区間」の始点を久しぶりに訪れた。具体的な場所は福島県大沼郡会津美里町上平二岐である。この先、約7キロほどで行き止まりなのはわかっていた。

最後に足を踏み入れたのは、かれこれ15年以上前のこと。なんとなく懐かしさもあって通ってみようと思い立った。柳津〜新鶴区間の始点で記念撮影。さて勇んでアクセルを踏むも・・・。

 _B140058b.jpg

なんと1キロも走らないで、この様である。2年前の水害の爪痕なのだろう。画面左に側溝があって、ふつうに水が流れていたのが、なんともいじらしい。きっとこの先、復旧工事は行われないのではないだろうか?先に書いたように、始点から7キロほどで道は途切れ、その先の工事はだいぶ前に中止が決定されている。

 map-2021-11-15-14.10.43b.jpg

林道の始点の写真がA地点、路面崩壊がB地点である。

以前は大規模林道、スーパー林道※と呼ばれ、地域開発を目的に作られた道であったが、その存在を知る人は案外少ないのである。巨額の税金が投じられたにもかかわらず、現状のていたらくを見るにつけ、国のやることへの無関心が招いた結果のひとつなのだろう。国民の一人として情けない思いである。こういう無駄は、きっと枚挙にいとまがないのではないか?

直近の衆議院選挙の投票率も50%と有権者の半分しか投票していない。この国の民度の低さが心配である。

※大規模林道・・・森林開発公団法(現・独立行政法人・緑資機構法)に基づき、1973年から公団によって開設、改良が行われていた林道で大規模林業圏開発林道が正式名称だった。現在はスーパー林道と一本化され、緑資源幹線林道として管理される。

大規模林業圏開発とは、1960年代に薪炭林生産などを行っていた、いわゆる低位利用広葉樹地帯(全国7圏域)の地域開発を目的とするものであり、当該林道はその中核である。全体計画2162kmにのうち現在(2003年度末)までに1207kmが完成している。
posted by 生出 at 08:48 | Comment(2) | クルマ
この記事へのコメント
利用しない林道だから ほったらかしですね!
 狭い農道でも よく使う道であれば 苦情が上がってすぐに補修工事が始まりますよ。
 これほどの土砂崩れがニュースにもならないほど落ちぶれたスーパー林道!
 大金かけて利用価値のない失敗政策に だれも責任がないのも不思議ですねー!!
Posted by 石川宣彦 at 2021年11月15日 22:21


◇世の中、いろんな隘路があるようですが、油断していたり
 見逃したりすると、いつのまにか誤った方向へ舵がとられていた…
 なんてことが多々あるようです。

 日々の暮らしの中で、一般的な国民が、行政の全てを
 チェックすることは出来ないでしょうね。

 それにしても(自分を含めて)関心の低さが心配です。
Posted by おいで at 2021年11月16日 10:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]