ひさしぶりに「あたごや食堂」の紹介である。今さらいうまでもなく、この世にある食堂の中でいちばん暖簾をくぐったのが、この食堂なのである。平成一桁、おそらく平成3〜4年あたりからのお付き合いだと思う。
初代のお父さんがご健在だった時代は、近隣への出前も行っていたが、息子さん夫婦の代になって労力がかかる出前はやめたようだ。その昔、車を停めるのも余裕だったのだが、いまは停められず悔しい思いをすることの方が多いくらいだ。味には定評がある。
昨年の12月をもって、メニューから煮込みカツ丼、ソースカツ丼、カツカレーが無くなってしまったことは青天の霹靂であった。「どうして?」と訊くのも野暮なので、そのことには触れないことにしている。