2021年03月11日

東日本大震災から10年


 _3110103b.jpg

今日は風が強かったものの、青空が広がり、海は春の光をキラキラと散りばめていた。東日本大震災から、ちょうど10年が経過した。私たちの目の届かぬ地球内部がどんな動きをしているのか、学者先生でも、なかなか把握するのは困難。まして素人は「お願いだからおとなしくしていて」と手を合わせるだけである。それはいつの時代でも同じなのだろう。

10年前の震災で、いちばんの誤算は原発の水蒸気爆発だったろう。すでに安全神話を信じる国民などはいない。国民を納得させる言葉よりも、実際に国民を守る術を国は持ち合わせていなかった。耳障りのいい言葉は信じるな!というのが、10年前に得た教訓である。

 _3110125b.jpg

堤防の上から海を見つめる人がいた。10分、20分・・・手を合わせるでもなく、ただただ遠くの一点を見つめ続けていた。もしかしたら、どなたかと話をしていたのかもしれない。その想いは遠くの海へ届いただろうか。

 _3110180b.jpg

石碑に刻まれた犠牲者の名前。多くの花束が捧げられていた。ただただご冥福を祈るのみである。

 _3110156b.jpg

震災の当日だけではなく、月命日には必ず県警の方々が行方不明の捜索を行なっている。捜索は今後も続くだろうが、一日も早く全員発見のために尽力していただきたい。

今日は「10年の区切り」というフレーズを幾度か耳にしたが、命を落とされた方、行方不明の方、家族の方にとっては、ただ単に10年という時間が流れただけなのである。


posted by 生出 at 21:30 | Comment(0) | その他
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]