2020年06月01日

アサヒカメラ休刊!


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今日6月1日は「写真の日」。そんな日に飛び込んできた一大事!「アサヒカメラ」誌が今月19日発売の7月号で休刊する!94年の歴史に幕を下ろすことになった。

僕が手にした最初の写真雑誌がアサヒカメラ(1977年11月号)だった。高校一年の秋のこと。この号では須田一政が「会津」を撮り下ろしている(その後、自分が会津に住むことになるとは想像すらしていなかった。会津とはその頃から縁があったのかもしれない)。

ふり返ると消えていった写真雑誌がずいぶんあることに気が付く。カメラ毎日、Photo Japon、コマーシャルフォト、月刊カメラマン・・・。ネットの時代と言われて久しい。僕自身も情報はネットから得ることが多くなった。気がつけば紙媒体を手にする機会もめっきり減っていた。

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フィルムカメラからデジタルカメラへの移行は、小難しい写真の理論を抜きにして写真撮影を親しめる環境になった。写真人口は増えたものの、一見して見栄えのする写真がお気楽(とまで言ったら言い過ぎか)に撮れるようになったのも事実。

時代が変わった、と一言で片付けるにはあまりにも寂しい事件である。
posted by 生出 at 22:15 | Comment(2) | その他
この記事へのコメント
生出さん、こんばんは。

いよいよアサヒカメラも・・残念でなりません。
初めて購入したアサヒカメラが残っているんですね!

私は当時を生きていないので書物などを読んでの知識しかありませんが1960〜70年代にかけては哲学的なことが多く語られ写真が熱かった時代でしょうか。

・プロヴォーク
・写真よさようなら
・なぜ植物図鑑か
・写真決闘論

そんなキーワードが浮かんできます。

今、多木浩二の写真論集成を読み返しているんですが
文章が難しくてなかなか入ってきません笑

須田さんは会津も撮られていたんですね。オリジナルプリントが見たくて2013年に東京まで出かけて行ったことを思い出しました。

アサヒカメラに限らず、これからの時代、紙媒体で広告費を稼ぐのは難しそうですね。
写真は動画から一番いいところを切り出せる時代となり、写真文化はどうなっていくのでしょうか・・そんなことをいつも考えていて、逆行しますが写真を紙で残していきたいなと考えています^^;
Posted by サイトウ at 2020年06月03日 23:06


◇アップしたアサカメは、僕が写真を始めた正にスタートラインです。それ以前から
ちょこちょこ撮影はしていましたが、より突っ込んでファインダーを覗くようになったのは
ここからです。

ついこの間のような感覚でいるのですが(笑)時間の流れは容赦ありません。

アサカメに限らず、写真雑誌を購入しなくなって随分経ちます。たまに書店で
立ち読み、それもパラパラと斜め読み程度です。なのであまり中身について
あれこれ言うのは憚れますが
僕なりに感じたことは、以前、70年代、80年代に比べて、機材の記事が多くなったのかな・・・と。

そのほうが売れますからね。

いちばんとっつきにくいのが、写真の見方や感じ方(飯沢耕太郎氏に言わせると「翻訳する」)などの表現に関するところなのでしょう。

撮影場所はどこか・・・などの撮影者の個性を表出するよりも絵になる場所に大勢が集まって、同じような絵面を作って
安堵・安心すると言う風潮も、写真表現の自由度を下げたのかもしれません。

そこには写真の見方・感じ方が育つ余地はないのでしょう。

紙媒体は全く無くなることは、ないとは思いますが、さらに少なくなっていくことは間違い無いでしょう。

初めて暗室に入り、印画紙から浮かび上がってきた画像を目にしたときの興奮、感動!あのインパクトは忘れられませんし、
今の時代、それに匹敵するものが写真にあるのか?正直なところどうなのでしょうね。
Posted by 生出 at 2020年06月05日 08:21
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