相変わらず人のあまり来ないであろう林道を徘徊している。一雨ごとに秋の気配が増してくる山である。こちらは南会津町の七ヶ岳から富貴沢線を下り、T字路を左に入った視線で、途中分岐はあるものの、持ち前のカンで適当に走ったら国道289号線の静川郵便局のそばに出た。
こちらは志津倉山登山口へ行く「林道入間方不動沢線」で、この日はものすごい濃霧だった。ヘッドライトを点けないとちょっと危険なほど。薄暗い森を歩くと聞こえてくるのは細降る雨、名前の知らない鳥、カサカサと葉の揺れる音くらい。鹿の遠吠えも時折混じっている。深い霧に包まれて、このまま消えてしまっても誰も探せないんじゃないか?そんな錯覚をするほどだ。
そうそう昨年4月から、つい二日ほど前に4万キロを超えたJB23である。走り過ぎか?
こんな濃霧の日は車外へ出ないほうが無難ですよ。
とんとんと肩を叩かれて・・・・
なんて話を聞いたことがあります。
◇黄泉の国からの使者かもしれませんね。そのときは・・・どうしましょう?