2019年08月26日

「桑原史成の写真の世界〜激動の時代を記録(1959〜2018)〜」


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8月30日(金)まで福島市のテルサ4階において「桑原史成の写真の世界〜激動の時代を記録(1959〜2018)〜」が開催されています。

   

1982年当時、学生だった僕は、少なからずルポルタージュ写真に傾倒していて、実際、社会問題にレンズを向けることはなかったものの何かきっかけがあれば・・・と、今から思えば稚拙な眼力ながらも社会を見つめていた。 
 
その時に手にしたのが桑原史成氏の「水俣・韓国・ベトナム」晩聲社刊であった。長い間、本箱に置きっ放しだったのだが、30数年ぶりに手にした。


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もはや錆びついてしまった自分の正義感である。80歳を過ぎたという氏の、世界を見つめる目の輝きに少なからず影響を受けたひと時であった。

posted by 生出 at 12:57 | Comment(2) | 写真展・絵画展など
この記事へのコメント
生出さん、こんばんは。
写真展ではお世話になりました。

桑原史成さんの写真展、見てみたかったのですが、どうしても都合がつかず行くことができません。私も本棚を見てみたら一番右の写真が載っている写真集がありました。

"成人の日を迎えた夜、父親と"

今なお解決していない水俣病。

水俣病といえばユージン・スミスが実子さんへ密着した取材も有名ですが、この様な取材に対して世間の目は大変厳しかったことが想像できますね。
Posted by サイトウ at 2019年08月28日 20:41


◇こちらこそ写真展ではお世話になりました。ありがとうございました。

戦争や公害という大きな力に、蹂躙された多くの人々。勝ったから負けたから、それで
すべてが終わり・・・ではありません。

「国の発展のため」的な発言に酔いしれることなく、冷静な判断をすることが
肝要です。

桑原氏の言によると「現在、ユージン・スミス氏の、あの写真は諸々の事情により
表沙汰にすることができない」ということです。

理由については仰られませんでした。
Posted by 生出 at 2019年08月28日 21:33
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