2017年08月16日

ヤシカJ-3


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1962年に発売されたヤシカJ−3。ボディを正面から見て右肩部分に露出計用の受光部が見て取れる。ボディ内に露出計が組み込まれていながらも、ボディの外寸は非内蔵カメラと同じ大きさになっている。これぞ技術の進歩と言うべきだろう。拙ブログ前出(2015年10月26日)のヤシカフレックス35には、外付け露出計取り付けのためのでっぱりがあるが、J−3は露出計内蔵だけあって、スマートになっている。ただし、あくまでも当時の話であって、銀塩カメラ最盛期の機種と比べれば大きく重たいのは否めない。

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露出計の精度もまた然りである。レンズを通ってきた光を測るTTLほどで精巧ではなかったことは容易に想像できる。受光素子はCds、そしておそらく受光角度は50ミリの標準レンズ装着時を想定したものであろうから、望遠、広角を使うときは、この露出計の癖をつかんだ上で補正が必要だったはずだ。といっても天候、明暗・・・など撮影状況を見極めた補正は、そう容易いものではない。

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話は変わるが・・・たまたま「ウルトラQ」(出典:amazon prime Video)の第4話「マンモスフラワー」を見ていたら、ヤシカの一眼レフを桜井浩子演じる江戸川 由利子が使っていた。J−3と思いきや、どうやらウルトラQに詳しい人の情報によるとJ−5らしい。J−3との違いは最高シャッタースピードが1/1000(J−3は1/500)、フィルムカウンターが自動復帰式になったことの2点である。ちなみに第4話の放映は・・・1966年1月23日ということだ。

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「海底原人ラゴン」ではニコンFになっていた。
posted by 生出 at 22:35 | Comment(2) | フィルムカメラ
この記事へのコメント
生出さん、初めまして。
以前からブログ拝見していました。
福島の美しい自然の写真はもちろんのこと、自分もフィルムカメラや車・バイクで林道を走るのが好きですので、大変楽しく拝見しております。
元々自分はトプコンが大好きで、以前よりずっとそれ一辺倒でしたが、近年フィルムカメラの価格崩壊が起こっているために、5-70年代の一眼レフカメラが以前では考えられないような安値で入手できるために、ついついトプコン各種のライバル機みたいに、様々なメーカーの国産一眼レフを買っては撮り比べしたり、好きなハイキングに持って行ったりして楽しんでいます。
前置きが長くなりましたが、そんな訳で国産各社の一眼レフは最低1台は揃えてきましたが、その中でヤシカだけは遅れて、今年になって初めてヤシカ・ペンタJを手に入れました。
すぐにペンタJ-5を入手して8月末に山歩きしましたら、フキの花に群がるたくさんの蝶が鮮明に撮れて、外部測光ながら大変具合が良いと感じさせられました。
ちなみにJ-5は白鏡胴の標準レンズになったこともちょっとした違いみたいです。
生出さんはトプコンはお使いではないですか?
もし未入手でしたら、是非REスーパーとREオートトプコール25mmを使ってみてください(^∇^)b
Posted by トプ・ガバチョ at 2017年10月20日 09:05
◇トプ・ガバチョさん、書き込みいただきありがとうございました。素敵なカメラライフをお送りのようですね。
たしかにフィルムカメラは、暴落していますね。買いやすい時代と云えばそれまでですが、やはり寂しさは隠せません。ニコン、キヤノン、ペンタックス、ミノルタ、オリンパス・・・などのメジャーメーカーがどうしても注目されていましたが、ここ数年、それ以外のカメラの素晴らしさに触れる機会が増えました。ついつい比べてしまいがちですが、それぞれの個体の個性をじっくりと堪能するのは実に楽しいです。

現在私の手元にあるのはトプコール150ミリ、210ミリです。いずれも大判用です。90ミリも使っていましたが、こちらはレンズシャッターが壊れ修理不能になったため手放しました。カメラは45FAでした。これはトプコンのテクニカルカメラがベースになっていました。すでに東京光学から駒村商会の手に移っていたころですね。

REスーパーとお勧めのレンズは、心にとどめておきますね。
Posted by 生出 at 2017年10月22日 20:41
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