2016年09月27日

Acoustic Paradise


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2005年、マーチンD28を購入し、少しずつインストの世界にのめりこんでいく中で出会ったのが、このアルバム、中川イサトの「Acoustic Paradise」だった。2006年リリースされたアルバムで、プロデュースは同じくギタリストの丸山ももたろう。

中川イサトのキャリアは半端なく永い。「五つの赤い風船」で西岡たかし等と共に活動した後、ミュージシャンのサポート、共演はあまりにも多すぎて、すべて把握するのは不可能だ。手元にあるCDを何気に見てみると岡林信康、加川良、高田わたる ・・・などなど錚々たる面々である。サポートのみならずソロとしての活動も精力的に行っている。東の石川鷹彦に対して西の中川イサトと称する人もいる。あの押尾コータロー、岸部眞明の師匠でもある。ミスターギターマンの異名すらある。

本作は全7曲で、うち4曲が丸山ももたろうとのデュオで、ソロの演奏は3曲。収録時間が25分弱なので、やや時間に関しては物足りなく感じる。1曲目の「Chotto Tropical(ちょっとトロピカル)」から、アコギサウンドの好きな人なら、きっと気に入ってくれるに違いない。明るく軽やかで、且つ広がりのあるサウンドである。はじめて聞くのに口ずさみたくなるようなメロディー。

4曲目、6曲目の「The Water is Wide」「Georgia on My Mind」はスタンダードナンバーとして馴染み深いが、そこはさすが中川イサトである。オリジナルの持つエッセンスを活かしつつ聴き応えのある名演。ちなみにライナーノーツは押尾コータローが一筆啓上している。
posted by 生出 at 21:57 | Comment(0) | 音楽
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