2016年09月16日

33回目の入選


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 往く夏や 孫と遊んだ 夢花火

あれほど暑かった夏も、いまはむかし。気が付けば秋と云う季節に入れ替わっている。夏休みに帰省した息子夫婦、小学校に上がったばかりの孫。

うるさいくらい自分にまとわりついていた孫も、帰ってしまうとさびしいもので、晩酌をしながら、孫と遊んだ時間をしみじみと味わっている。

着火した花火は鮮やかな閃光を放ち、暗闇の中に嬉々とした孫の顔がうかびあがる。

「あの花火は一瞬だったけど、孫にはずっとずっと忘れてほしくない時間だ」と三杯目のお猪口を口に運びながら、しみじみと味わう。ふと自分の子供の頃を思い出す。「人生は思うほど、長くはないんだな。すべてが夢のようだ」

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32回、33回と「夢」という言葉を使った作品が続きました。さて次はいかがでしょう?最近、新聞の文芸欄を見るのを楽しみにしている人もいらっしゃるようです。
posted by 生出 at 08:26 | Comment(0) | M's works
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