2016年07月26日

キヤノンDAIAL35


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ユニークなスタイルのキヤノン「Daial35」である。こういうのを「スタイリッシュ」というのだろう。1963年(昭和38年)生まれではあるが、いまなお眼を惹くのだから、大したものである。

「ダイヤル」って何?という世代も、きっといるであろうが「黒電話」で検索し、画像をご覧になれば納得いくであろう。中央の撮影用レンズを囲むように配された虫眼鏡のようなレンズは露出計用の受光部となっている。ちなみに10個ある内の3つか4つはダミーなのだそうだ。受光素子はCds(硫化カドミウム) が使われていた。当時、電池を使わないセレンが一般的だったが、それよりも暗部に強く正確な測光が可能なCdsが採用された。

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裏蓋開閉ノブをスライドさせると、ぱっか〜んと開く。まるで弁当箱の蓋を開けたようである。話は変わるが・・・僕はご飯に海苔か豚ひき肉のそぼろが敷き詰められているとうれしかった・・・。カメラなのでご飯ではなくフィルムを入れよう。

フィルムは上部に挿入する。フィルムのリーダー部を巻き上げスプールに差し込む。このときのポイントはパーフォレーション(フィルムの上下についている穴)をフィルムガイドのギヤに確実に引っ掛けることである。グリップを回してフィルムのタワミを取り、裏蓋を閉める。グリップをさらに回すとフィルムカウ ンターがSから0になる。0になってからグリップが空回りするまで巻き上げておく。一回の巻上げで20カットほど撮影が可能となる。巻上げができなくなったら、もう一回ジ〜コ、ジ〜コと回す。

このカメラはハーフサイズなので36枚撮りフィルムで72枚も撮れてしまう。一粒で二度美味しい「グリコ」以上の美味しさである。なんとなく得した感じになるのだが、プリント代は72枚分が請求されるので、そこは「どっちがトクか、よ〜く考えてみよ〜(サクラカラーのCM、欽ちゃん風に)。そうそう、撮影が終わったらフィルムの巻き戻しもお忘れなく。不用意に蓋を開けると「はい、それま〜で〜よ」となる。植木等の、あの歌でどうぞ。あ〜なつかしの昭和・・・。
posted by 生出 at 08:22 | Comment(2) | フィルムカメラ
この記事へのコメント
生出さんこんばんは、懐かし昭和の話ですが、最近あの『写ルンです』が流行っているそうですよ、私もかなり使ってましたが、当時のパッケージのままのも売り出されてるとか?懐かしいー(笑)。ポケ感が良いとか、デジカメと違って現像してみないと分からない所が良いとか?デジカメと同じ物とか場所を撮って比べる人も居たりして、すると風景が何故か昭和っぽいというかレトロっぽい感じがするらしいです、ホントかなー?不思議ですね(笑)
Posted by 風 at 2016年07月27日 19:21


◇風さん、おはようございます。「写ルンです」は、今年で30周年なんだそうですね。それを記念して30周年アニバーサリーキットが発売されています。知りませんでした(笑)

アナログ的なものは、例えばレコードも、そうかもしれませんが、どことなく温かさとか、柔らかさを感じます。単なるイメージなのかもしれませんが、そう感じるということは、何かしら根拠があるのでしょうね。温風ヒーターと薪ストーブの違いといったらいいでしょうか?
Posted by 生出 at 2016年07月29日 08:23
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