2016年07月06日

ニコン Photomic FTN


 nikon-ftn1.jpg

 nikon-ftn2.jpg

ニコンFにフォトミックファインダーを取り付けると「ニコンPhotomic FTN」になる。それにしても仰々しいシルエットである。後継機種の F2Photomicと比べると、実寸では大差ないのだが、デザインから受ける印象は大きく異なる。重戦車並みの迫力で、前から“こいつ”をぶら下げた人が来たら、やっぱりよけてしまうかも・・・そんな威光すら放っている。もっとも当時、Fを持つなんていうのは、夢のまた夢で、持っているだけで「あいつ、タダ モノではないな」と思わせる“力”があった・・・と聞いている。

 nikon-ftn3.jpg

フォトミックファインダーを取り外すと、実にすっきりする。肩の荷が下りたぁ〜とボディが云ったかどうかはともかく、露出計内蔵のファインダーが、いかに大きいかがわかる。ちなみにF用の露出計内蔵ファインダーは4種類あった。「Photomic」は外光式、「Photomic T」からはTTL方式で平 均測光。レンズの開放F値は手動設定。「Photomic TN」は中央部重点測光で開放F値は手動設定。そして「Photomic FTN」は最後の型 である。中央部重点測光で開放F値が半自動(俗に云うガチャガチャ)を採用した。NASAにも収められた実績がある。

 nikon-photomic-f.jpg

時を経た今、メーターが正常に動く固体も少なくなってきた。基本的なメカニズムが機械式なので未だにシャッター速度の調整など可能であるが、さすがに電気系統に不具合が発生すると修理は厳しい。もし露出計が駄目になったなら、中古市場で「Eye-lebel」ファインダーを探して差し替えれば、まだまだ現役として活躍することができる。もちろんメーター不動のPhotomicを付けたままでもいいのだけど・・・。

それにしてもFは大したカメラだなぁ〜と改めて思うのであった。
posted by 生出 at 22:30 | Comment(0) | フィルムカメラ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]