2016年06月02日

GOOD VIBRATION


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1966年の「ザ・ビートルズ」にはじまり、多くのミュージシャン達が日本武道館でライブを行ってきた。かぐや姫を解散した翌年(1976年3月)、南こうせつは日本武道館のステージに立っていた。日本人として武道館でワンマンライブを行った初のソロアーティストは南こうせつだ(グループとしてはタイガースが71年に開催)。そんな事実も時が経てば忘れてしまうものだ。そういえば当時、その快挙を報道したニュースに触れた微かな記憶がある。

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そのライブを収録したのが「GOOD VIBRATION」だ。76年7月に2枚組みのLPとして発売された。「かえり道(75年7月)」「ねがい(76 年3月)」に続く3枚目のアルバムだ。75年4月の「かぐや姫解散コンサート」、同年8月には伝説のオールナイトコンサート「つま恋」と、75年〜76年のこうせつの活躍はすさまじかった。まさにあの時代、こうせつは時の人だったのだ。

収録されているのは全19曲。かぐや姫時代に作られた曲(「妹」「ひとりきり」「うちのお父さん」)をはじめ、ライブのために書き下ろされた曲(「九州へ帰る友へ」「思い出にしてしまえるさ」「ヘイ・ジプシー誘っとくれ」など)、そしてソロになってからの1st、2ndアルバムからの数曲(「朝が来るまで」「昨日にさよなら」「来年も来るよ」「さよならの街」など)で構成されている。

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ジャケットにはTAMUJIN(田村仁)撮影の写真が掲載されている。CDのジャケットは小さくて見づらいものの、会場の熱気は伝わってくる。某綾小路ではないが、あれから40年!「おいちゃん」は衰えるどころか、ますます元気いっぱい!僕たちの琴線に響く曲を歌い続けている。時として青春時代の甘く切ない思い出に浸るだけになりがちだが、「おいちゃん」の曲は、限りある人生の時間を愛おしく感じさせる力を持っている。つまりは、夢・希望という・・・陳腐な言葉だけども、人生の大切なキーワードに気づかせてくれる力なのである。
posted by 生出 at 07:00 | Comment(0) | 音楽
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