2016年05月23日

リコーRICOHFLEX MODELVB


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せっかくなのでリコーの古いカメラをもう一台ご紹介。1951年発売の「RICOHFLEX VB」だ。前年に登場した「RICHOHFLEX V」の改良型で、低価格で手に入るカメラとして爆発的な人気を博した。リコーの二眼レフシリーズは1957年の「ミリオン」まで100万台を超える台数が販売されたという。カメラの大衆化に貢献した功績は大きかった。

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このカメラの構造は、この上ないほどシンプル。外観も長方形という表現以外は見つからない。まぁ〜上から見れば正方形・・・なのだけど。シャッターはリケンシャッター(2枚羽根)でB ・1/25 ・1/50 ・1/100のみ。ファインダーフードも「V」の4枚から2枚に減り開閉がしやすくなった。ルーペもやや大型化された。ボディ各部はユニット化され、組み立てには6本のビスしか使われていないのだという。

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基本的な撮影スタイルは、首から提げたカメラを上から覗き込む。ストラップは腰の高さあたりにファインダーがくるよう調整するのが一般的。ウエストレベルファインダーと言われる由縁である。頭を垂れてファインダーを覗く姿は、スナップ撮影などで傍若無人にレンズを向ける輩に比べれば、遥かに紳士的である。 きょうびの撮影スタイルとは異なるので、撮影していることに気づかない人もいることだろう。もちろんそれをいいことに、断りなしにシャッターを押すことは紳士道(写真道?)に反するのである。まずはあらゆる撮影対象をリスペクトすること。そうすればトラブルも少なくなるのでは。古いカメラから教えてもらうことは、けっして少なくはないのである。
posted by 生出 at 08:28 | Comment(0) | フィルムカメラ
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