2016年04月23日

桜と廃校


 Kuimaru-elementary-school.jpg

昭和55年に廃校となった喰丸(くいまる)小学校。木造校舎は見ているだけで心が癒される。桜が満開だというのに、訪れる人も無く、さびしい校庭だった。

僕は木造校舎を宇都宮市立富士見小学校で経験した(現在は往時の面影はまったくない・・・)。

木造校舎のディテールは、いまだに身体に染み付いている。廊下のきしむ音、強風の時にガタガタと揺れる窓ガラス、暑さ寒さは常に隣りにいたっけ・・・。教室や廊下のワックスがけは、けっこうきつかったなぁ〜。手にワックスの油がついて、石けんで洗ってもなかなか匂いがとれなくてねぇ〜。

給食の前やトイレの後には廊下に設置されていた消毒液に手を浸したのだけど、あの消毒液に匂いと云ったら・・・。
トイレの下駄の音も妙に懐かしく頭に響く。そういえばトイレのことを御不浄なんて云たっけ。

そうそう・・・喰丸小学校、福島県大沼郡昭和村喰丸地区にあります。
posted by 生出 at 22:39 | Comment(3) | 出逢いの妙
この記事へのコメント
前略、
私の叔父さんが
ここで産まれ、
地名にあやかり
和丸(かずまる)です。
残しておきたい
福島県の遺産ですね。
敬具
Posted by 山嵐 at 2016年04月24日 12:17
生出さんこんばんは、廃校で思い出すのは数十年前に夫が勤めていた天栄村の羽鳥小学校なのですが、今はどうなっているのだろうと検索していたら、廃校巡りをしている方のブログがあって羽鳥小も写真で知ることが出来ました、朽ち果てていく様子を見るのは悲しいですね。その方は茨城、福島、栃木を中心にかなりの数の学校を巡っているようで、喰丸小学校も一昨年再訪したと書かれていました、映画「ハーメルン」のロケにも使われたらしいですね。
Posted by 風 at 2016年04月24日 18:43



◇山嵐さん、こんにちは。叔父さまのお名前の由来がご当地でしたか。それはさぞ思い入れも強いことでしょう。校舎の痛みも進んでいるようで、その点が心配です。恒久的に残すことの難しさはあるでしょうが、なんとか知恵を出し合って利活用出来ればいいのですが・・・。

◇風さん、こんにちは。羽鳥小学校には10年ほど前にお邪魔したことがありました。すでに廃校になっていて、木工関係の方が工房を開いていました。そこで写真展を見た記憶があります。全国的に木造校舎がどのくらいあるのかは存じませんが、子供達には、やはり鉄筋コンクリートより、木の温もりの中で育ってほしいものです。
Posted by 生出 at 2016年04月25日 12:53
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