2016年04月13日

オリンパスOM-1(白)


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実にきれいなOM−1(白ボディ)と出逢った。新品同様といってもいいほどの状態。それも初期型のOM−1である。出会った瞬間から目は釘付けになった (笑) プリズムの腐食もまったくなく高倍率のファインダーは覗くだけでも楽しくなってしまう。ひとつ残念なのは露出計が挙動不審であるということ。誕生以来、40数年が経過しているのだから、このくらいは目を瞑るしかない。ボディの状態から推測するに、前ユーザーは撮影よりもカメラを撫でるのが好きなコレクターだったのだろう。

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あらためてOM−1を見てみると、ほんとうにカメラらしいデザインだなぁ〜と感心する。小型のボディは僕の手のひらにジャストフィット。機械式のシンプルな構造もいい。撮影道具として他に余計な機能はいらない。

OMシステムは「宇宙からバクテリア」まで撮影できることをコンセプトに開発された。カメラボディですらシステムを構成するひとつとして位置づけられていた。新しいカメラが開発されても、アクセサリーの互換性を保つスタイルは他社より一歩も二歩も秀でていた。

ただ・・・初期型のOM−1はモードラ装着の際、メーカーによるボディ調整(底板の交換)が必要だった。当時、連写はまだまだ一般的ではなくて「特殊」な撮影スタイルだと考えられていたのだろう。後年調整済みのボディOM−1MDが登場することとなる。MDは巻き戻しレバー(R)の脇に貼られたシールで通 常ボディと差別化されていた。いつの間にかすべてのボディにこの調整が施されMDシール付きのボディはなくなった。

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現在僕の手元にあるOM−D E−M1は、すでに当時のオリンパスシステムとは関係のないカメラになってしまている。これはいたしかたのないことだけど、 せっかくボディのデザインをOMシリーズから引き継いだのだから、システムとしてのコンセプトも引き継いでもらえれば・・・と。
posted by 生出 at 07:53 | Comment(0) | フィルムカメラ
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