2016年03月11日

Ray of Hope


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時間の流れを実感することが、戸惑いに似た気持ちになることがある。目を閉じてあの大きな出来事に思いを馳せてみる。すさまじい揺れに翻弄されている感覚がリアルによみがえる。我に返って目を開けると、今日は2016年3月11日である。あれから5年が経つが、心は、あの瞬間と今とを行ったり来りしている。そのたびに心が折れそうになる。

これから10年、20年、30年・・・と時間は容赦なく流れる。あの日を経験した人は、誰であっても例外なく・・・悲しみ、苦しみ、悔しさを忘れることも、捨て去ることも出来ないだろう。でもいつの日か、その切ない思いが少しでも和らげば・・・と願わずにはいられない。あの日が、いい意味で客観的に見られれば、きっとそのとき「希望の光」に向かっている自分になっているのかもしれない。

山下達郎が歌う「希望という名の光」(2011年8月リリースのアルバム『Ray Of Hope』に収録)は、(山下達郎本人も云っているが)図らずも、あの日を経験したすべての人のために作られた曲になった。震災に限らず、人生につまずいたとき、くじけたとき・・・この曲を聴いてほしい。

  「希望という名の光」

 この世で たったひとつの 

 命を削りながら

 歩き続けるあなたは

 自由という名の風

    ・
    ・
    ・
 運命に負けないで
 
 たったいちどだけの人生を

 何度でも起き上がって

 立ち向かえる力を送ろう
posted by 生出 at 07:57 | Comment(2) | 音楽
この記事へのコメント
複雑な想いの今日一日でした。
内陸に住むものとしてどう表現していいかはわかりませんが
福島県民として思うことは多々あります。

「希望という名の光」は切なさ、悲しさ、虚しさ、希望が含まれていて、
イントロが流れていくるだけでいろいろ蘇ります。
Posted by イチゴ大福 at 2016年03月11日 21:57



◇イチゴ大福さん、こんばんは。「5年の節目」が今日のキーワードでしたね。マスコミをはじめ、世間は「節目」という切り口で今日を見ているようです。当事者としては、どれだけ時間が経過したかは、まったく関係ありません。節目であろうとなかろうと、あの日以降・・・個人差はあるかもしれませんが・・・別世界になってしまったくらいの大きなインパクトでした。

そんな中、達郎のこの曲は唯一と云ってもいいくらい心に勇気をくれました。「運命に負けないで・・・」のフレーズはグッときてしまい、涙が出そうになります。
Posted by 生出 at 2016年03月11日 23:51
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