2016年01月16日

不自然な自然


 Polluted-earth.jpg

福島の川俣町秋山字小長石といえば「駒桜」で有名。満開ともなると周辺は押すな押すなの大賑わい。さすがにこの季節はすれ違う車もほとんどない。桜の季節以外は静けさが日常を包むのである。

静けさはこれからも繰り返し続くだろう。唯一異なるのは、この白い塀の中に置かれた汚染土が、この地区の住民の日常生活の隣りに出現したことだ。県道51号線を走っていたら突然出現したこの白い塀に異様な雰囲気を覚え、見下ろせる場所へ移動してみた。

「たられば」の話をしても仕方が無いが、白い壁と保管されている汚染土が渋谷のど真ん中に、突如として出現したらどうなるのだろう?きっとたいへんな騒ぎになるだろうね。

川俣町の人は静かな人しかいないので、もちろん騒ぐ人は誰もいない。彼らにとって、この不自然な光景が、もはや自然になったのだ。これは他県の人間にとってはとても都合のいいことなのである。

云うまでもなく汚染土とは・・・除染作業ではぎ取られた土壌のことだ。
posted by 生出 at 23:05 | Comment(2) | その他
この記事へのコメント
前略、
1枚の写真が
全てを物語っている。

熨斗付けて
第二原発譲ります。

落選川柳より
Posted by 山嵐 at 2016年01月17日 13:05



◇山嵐様、書き込みありがとうございます。川柳までいただき恐れ入ります。使い物にならなくなった原発は、単なるお荷物です。福島県内の問題ということにしておけば、他の地域の人たちは安心します。確認はしていませんが県境は川俣町と同じように白い塀で囲まれているかもしれませんね。

Posted by 生出 at 2016年01月17日 17:46
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