2015年11月18日

野原の上の雨になるまで


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南こうせつ、通算29枚目のアルバム、2007年9月のリリース。全10曲。「神田川」を作詞をした喜多條忠が「恋はるか」で、岡本おさみが「インドの娘へ」で参加している。

かぐや姫を解散してソロとして活動しはじめたのが1975年である。なので今年はソロデビュー40周年の節目の年であった。

こうせつと聞くと今だにかぐや姫というイメージがつきまとってしまうのはいたしかたない。青春時代に聴いた「神田川」「赤ちょうちん」「妹」・・・は、あの時代の空気感を蘇らせてくれる大切な思い出の曲だ。懐古趣味と云われようが、もう自分の身体にこびりついているのだから、耳にすれば否が応でも瞬時に反 応してしまう。

生き方として・・・良かった「あの時代」にこだわり続けると「今」がおろそかになってしまう。ともすれば安定志向、保身に走ってしまうのも判らなくはない。時代の変化は常だし、いろんな意味で時代の波に翻弄されることだってある。にっちもさっちも行かない状況に置かれている人もきっといることだろう。でも敢えて云えば、思い出にしがみつかないで、勇気を出して踏み出そう。やはり大切なのは「今」であって、限りある時間をささやかでもいいから夢と希望を描きながら進み続けたい。

過去をすべて捨て去ることは無理なことは百も承知。後ろはたまに振り返るからいいのだと思う。もちろん笑顔も涙も怒りも・・・何もかも携えて自分のペースで歩けばいい。

 「銀色のオルゴール」

 闇から生まれた 銀色のオルゴール

 凍り付いたままの鍵は解けて

 はじめてのメロディに そっと眠る

 桜の花束 風にゆれる

 今夜は少し酔いながら

 儚い物語 夢見てる。

 いまはただ悔やまないように

 いまは ただはらはらと

 流れていく春を
posted by 生出 at 08:28 | Comment(0) | 音楽
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