2015年10月26日

ヤシカREFLEX35


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かつて「ニッカ」というカメラメーカーがあった。ヤシカに吸収されてから産まれたのが「ヤシカREFLEX35」で1961年頃発売されたらしい。なにぶんむかしのことだし、ネット上にも参考になる情報はあまりなかった。「ニッカ」はライカのコピー機を製造していて、職人気質で創られたカメラは人気があった。このカメラにもニッカ魂が生かされているようで、手にしてみると創りこみの良さを感じる。

「ヤシカREFLEX35」には兄弟機とおぼしき「ヤシカPENTA」というカメラもあったようだが詳細はわからない。 ペンタ部のシルエットは、どことなくニコンFを意識したデザインにも見える。

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レンズマウントはM42のスクリュー。露出計は内蔵されていない。「J」の部分はオプションの露出計をセッティングするためのスペースである。

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レンズに付いているやや大きめのレバーを下まで引き下げると絞り羽根が開き、ピント合わせがしやすくなる。シャッターを押すとセッティングした絞り値に羽根が戻る。なので5.6とか8で撮影すると、シャッターレリーズ後にファインダーがかなり暗くなってしまう。いちいちこのレバーを押し下げてファインダーを明るくしなければならなかった。 もちろん、暗いままのファインダーでピントを合わせても一向にかまわない。

当時としては、この機能も画期的だったのだろう。メーカーやグレードによって、搭載される機能に差はあるのだが、撮影者の利便性を考えて創られた様々な機能に、どことなく暖かさを感じるのは、アナログカメラだからだろうか。
posted by 生出 at 06:40 | Comment(0) | フィルムカメラ
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