2015年08月28日

オリンパスOM-4


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OM−1(72年)、OM−2(75年)を世に出してから、オリンパスは後継機種については久しく沈黙を続けていた。OM−1、2共に一部仕様を追加したり、新たにOM二桁シリーズ(OM−10、20)を発表をしたりもしたのだが、なかなか後継機種を出さないオリンパスに、ファンは日々悶々とした思いで過 ごしていた。良く云えばオリンパスは「わが道」を歩んでいる感はあったのだが・・・。

そして突如としてOM−4がアナウンスされたのであった。1983年10月のことだ。OM−2から数えること実に8年の時間が流れていた。3ではなく4を先に送り出したのはオリンパスの何らかの戦略があったのだろう。

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最大の特徴は被写体の任意の箇所(最大8箇所)をスポット測光するとカメラが自動で適正なシャッター速度を演算するところにあった。そして白を白く、黒を 黒く表現するための「HI.LIGHT」と「SHADOW」ボタンがあり、スポット測光と併せて単体の露出計並み、いやそれ以上の評価を得たようだ。

ボディは防塵、防滴機能も兼ね備えていたように記憶している。OM−1、2のアクセサリーの互換性、巻き戻しも自動になったモータードライブ、ファインダーの視度調整も可能等、フラッグシップ機としての貫禄は十分であった。確かこの後(同時だったか?)に250ミリ(開放F値2)、350ミリ(同F2.8)という高性能レンズも加わった。ちょうど 一年後の84年にはOM−4からオート機能を取り除いたOM−3も登場し、オリンパスシステムは一機に飛躍&充実した。

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しかし85年にはミノルタからα7000が登場し、時代は一気にオートフォーカス化へと突入。オリンパスは大きく水を開けらることとなったのであった。
posted by 生出 at 08:07 | Comment(0) | フィルムカメラ
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