2015年07月10日

水出し珈琲


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珈琲舎雅で僕が座る席は、入り口を背中にして左側のカウンターの奥である。今日は先客がいたので反対側へ座ることになった。座ろうとしたときに目に飛び込んできたのが、このガラスの装置だ。 水出しコーヒーを作る装置で、いままさに稼働中だった。

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上部の球体にはたっぷりの水。バルブで調整された水が、ぽた〜り、ぽた〜り・・・と規則的に落ちている。一滴がどれほどの量なのかわからないが、上部の水 がすべて落ちるまでかなりの時間がかかりそう・・・。でも何故か最初の一滴から最後の一滴まで、じぃ〜っと見ていたくなる衝動にかられる。

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「どうぞ」とマスターからすでに抽出してあった水出し珈琲をご馳走になる。う〜ん、珈琲の旨味をたっぷり含んだ濃厚且つ芳醇さに思わずうなる。日本酒で云えば「しぼりたて」ということだろう。

いろんなものがインスタントで手に入る時代になって久しい。もちろんその良さもわかる。しかしインスタントに慣れた生活をしていると本物に触れることなく一生が終わってしまう。それはもったいないし、そうならないよう常に心がけているつもりだ。

一枚の写真に、どれほどの思いがこめられるのか・・・いただいた水出し珈琲をぺろぺろしながら、僕は自分の写真撮影の姿勢を苦々しく思うのだった。
posted by 生出 at 12:35 | Comment(0) | 馴染みの店
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