2015年06月24日

オリンパスOM-1


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OM−1が世に出てから、すでに42年という時間が経過した。僕が始めて一眼レフを意識したのが、このOM−1であった。あれは中学校一年のとき、理科の小林先生が持っていたブラックボディだった。小さいながらも撮るための道具としてのオーラが強烈に放たれていたのを覚えている。我が家のヤシカエレクトロ35とはファインダーの見え方、シャッター音、巻上げのフィーリング・・・何から何まで違っていて、僕はあっという間に一眼レフの虜になってしまったのだ。

これが大人の物欲に目覚めた瞬間だったのかもしれない。つまりは子供からの脱皮であったわけで、以来その種の物欲は、強弱はあるものの継続している(笑) 

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OM−1には多くの逸話が残っている。

発売当初はM−1という名称であった。しかしライカ社のM−1と製品名が被るという理由でOM−1に変更された。大きく重たいという当時のカメラの二代欠点をクリア。以後、他社の小型ボディ開発を刺激した。ニコン、キヤノン同様のシステム開発にも目を惹いた。マクロから広大な宇宙までを撮影エリアに見据えた膨大なレンズ、アクセサリーを含むシステムは、単に物欲を満たすだけのものではなく、生出少年の生き方にも大きな影響を与えたのはいうまでもない。OM−1といっしょにいろんな世界を見るんだ!と拙い冒険心、青臭い正義感・・・いろんな思いが芽生え始めたのだ(いまだに拙さや青臭さが抜けないのは、当時の思いがよほど強かったからだろう)。

結果としてオリンパスを手にすることはなかったが、いまもし新品(あるいは新品同様)で手に入るのなら・・・「購入する」ボタンをポチッと押してしまうかも。

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残念ながら、いまの僕の物欲を満たすような固体にお目にかかることはない。理想としては白と黒のボディを1台ずつ。レンズは28ミリ、50ミリ、100ミリ、200ミリあたりがあればいいのだけど・・・。OMシステムとトライXの100フィート缶を二つ、三つ、マスミの革バッグに入れて旅に出れば、生出少年の夢が実現する(笑)
posted by 生出 at 12:46 | Comment(0) | フィルムカメラ
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