2015年04月30日

GOLDEN TIME


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ギタリスト・小倉博和の「GOLDEN TIME」、2014年11月リリース。小倉博和といえば、スガシカオが唄う「Progress」・・・NHKの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌・・・のギターを担当していると云った方が通りがいいかもしれない。その他、佐橋佳幸(歌舞伎役者の娘さんの旦那さん)とのギターユニット「山弦」ではすでにベスト盤を含め6枚のアルバムをリリースしている。

さてこのアルバムの最大の聴きどころは、なんといっても1852年に製造されたビンテージもののマーティンギター「2-27」の音色を堪能できるところだろう。このギターはC.F.マーチン一世の手によって創られたものなのだ。

1852年といえば日本では黒船の来航を翌年に控え、激動の歴史がはじまろうとしていた。そんな時代に海の向こうではアコースティックギターが作られていたことに驚きを隠せない。そしてそのギターが現代に残っているとは・・・。まさに奇跡である。

入手までの経緯は・・・そもそもアメリカ人のコレクターの手元にあったようで、コレクターの死後、日本に渡り、修理を経た後、たまたま小倉本人がネット上で見つけたのだという。

アルバムはディスク2枚。楽曲はどちらも同じ。楽曲名はジャケット左のとおりで、オリジナルとカバー曲で構成されている。1枚目がセッション盤、2枚目が小倉のギターとベースだけのNaked盤である。ナイロン弦のやわらかくやさしい音色は、ボリュームを少し上げて目を閉じながら聴くと・・・僕のCDプレーヤーは安物なのだが・・・まるで目の前で演奏をしているような錯覚をしてしまった。休みの日の朝、目覚まし代わりにしておけば、きっと目覚めもさわやかだろうし、穏やかな一日をいざなってくれるんじゃないか、そんな気がした。
posted by 生出 at 12:44 | Comment(0) | 音楽
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