2015年04月23日

ニコマートEL


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ニコン一眼レフ初の絞り優先オートカメラ、「ニコマートEL」は1972年の発売。ペンタ部分の「EL」のロゴが印象的。この場所にロゴの入ったニコンの カメラは「F」(1959年)、「ニコレックスF」(1962年)、「EM」(1980年)、そして「EL」シリーズだけである。シリーズと書いたのは、 後年、ワインダー使用の「ELW」、ニッコールレンズがAi化されたときにリファインされた「ニコンEL2」というモデルがあったからである。

一時期、ワインダー付きのEL2を手にしたことがあった。20年近く前になるだろうか?若気の至りで中古品を手に入れたのだ。85ミリの1.4、105ミ リの1.8を装着した姿は格好がいいなぁ〜と、ニヤニヤしながら眺めていたのだが、撮影の段になるとその重さに顔も歪んでしまう。

三脚使用が前提のシノゴや中判カメラなら重量は気にならないけれど、機動性を求められる35ミリカメラで手持ち撮影が苦痛となると出番が少なくなるのは必然で、早晩手元から去っていく運命を辿ってしまうのであった。

 el2.jpg

今回、ひさしぶりに再会することができた。ずっしりとした重量感は相変わらず。ELはブラックボディが一般的で目にすることも多い。もしかしたら白いボ ディを触ったのは初めてかもしれない。この固体、年代からみると驚きの美しさである。さすがに新品の匂いはしないものの、質感は新品に近いものがある。も しかしたら世界一きれいな「ニコマートEL」かもしれないな、などと思ったのだった。コレクターの方にはお勧めの一台である。
posted by 生出 at 22:31 | Comment(0) | フィルムカメラ
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