2015年02月16日

Wasted Tears


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「Wasted Tears」は、浜田省吾のセルフカバー・バラードセレクションの第二弾として、1989年9月にリリースされた。第一弾の「Sand Castle」同様、多くの支持を得た。全10曲、作詞作曲は浜省であるが、アレンジャー星 勝の腕が光る。曲のティストをこれ以上ないくらい引き出すのに成功している。

ともすればオリジナル曲をこねくり回してしまい、結果として訴えたい(唄いたい) ことは何だったの?と焦点がボケてしまうことがある。「Wasted Tears」はオリジナルを上回る出来と云っても過言ではない・・・と思っている。
アルバムのテーマは「30代、大人の愛の物語」なのだという。

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ゆうべ 眠れずに泣いていたんだろう"・・・ではじまる「もうひとつの土曜日」。すぐにメロディーが浮かんだ方も多いはずだ。唄われている内容は、身近にありがちなことで、特別な恋や愛の話ではない。

この週末は 俺にくれないか″、こんな台詞、実際には使えない。浜省の歌詞には、ちょっとクサイ、キザっぽいなと感じる部分がある。だけど妙に心に響くのは、そう・・・自分には自信がなく、生き方でも、何でも・・・スマートさに欠けていることを、よく知っているからにほかならない。キザな台詞もポーズも無理、だから自分の気持ちを素直に唄っている浜省に惹かれた男は多かった。そして浜省的アプローチを待っていた女性も・・・また然りであった?いずれ僕には無縁な世界であった訳だが(笑)
posted by 生出 at 12:33 | Comment(3) | 音楽
この記事へのコメント
生出さんこんにちは。このアルバムの中の「傷心」、正に30代の頃に辛い恋をした時この曲を何回も聴いて泣いていました。『どれほど泣いたならあなたを諦められる、どれだけ遠くへ行けば忘れられる…』と、とにかく暗い曲ですが、でも流した涙の分だけ救われてた気がします。今でも恋愛に関係なく(笑)泣きたい時この曲を聴いて思いっきり涙を流してます。
Posted by 風 at 2015年02月17日 13:38
男の生きざまには、時にかっこ悪く思えることも多いと思います。
 でも、その愚直なまでの真っ直ぐさが他の人の共感を誘い、代弁するのかもしれませんね。
 若さとは、時に、馬鹿さなのかもしれませんが、そこがかっこいいんじゃないかと思いますよ。
 これは、ロックなのか?ハードボイルドなのか?・・・どちらにしても、男の夢なのでは?
       momozo
 
Posted by momozo at 2015年02月17日 22:45




◇風さん、こんばんは。浜省のバラードは多くの人の心をつかみました。飲みながらですがCDに合わせてギターを弾くと、浜省の世界にどっぷりとはまってしまいますね。誰にでも大切な曲はあるもので、人生のいろんなシーンで耳にすると、グッと来てしまいます。ときに音楽の力ってすごいなぁ〜と。音楽無しでは生きていけませんね。


◇momozoさん、毎度どうもです。先日は所用があり、中座してしまい失礼いたしました。「俺の生きざまは、まだ生きているぞ、ざまみろだっ!」などとうそぶいていた若かりし頃。いったい誰にざまみろ!と言っていたのか・・・。単に格好をつけていただけでしたね。かっこういいと思っているのは自分だけで、今思うと周りは冷めた目で私を見ていました。ようやくそこに気付いたのがつい数年前というのだから、まったくもって、かっこう悪いといったらありゃしません。愚直・・・好きな言葉です。私はすぐに共感、共鳴します。多数派、少数派を意識することはなく、自分の気持ち、感覚に素直に従うわけですが、愚直と云う言葉を煙たがる方が、多くなっているように感じているのは、私の気のせいでしょうか?
Posted by 生出 at 2015年02月18日 22:30
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