2015年02月12日

21回目の入選


 21th-winning.jpg

コンスタントに入選記録を伸ばしている宮森さんである。今回21回目となった。まだまだ続く。

 手作りの いか人参に 亡母の味

きっとお知り合いの方から手作りの「いか人参」をいただいたのだろう。口にすると、慣れ親しんだお袋の味とは微妙に異なるが、既製品とは違う素朴でやさしい味に心がやすらぐのを覚える。そしてもう二度と味わえないお袋の味、そして台所に立つ母の姿も瞼の底に甦る。

元気だった両親、兄弟に囲まれた日々は、いまは遠いむかしになってしまった。子供の頃の日々は幻だったのではないか?そんな気持ちにすらなってしまう。時間の経過とともに離れて行くあの時代。細かいことは忘れてしまい、印象的、象徴的なことだけが妙にくっきりと残っている。

いただいた「いか人参」がきっかけで甦る母の姿。母の「いか人参」を最後に食べたのはいつだっただろう。そんなことを思いながら「いか人参」を咀嚼するのだった。

 miyamorisan-dayo.jpg

「こうすると瞼の母が、よく見えるんです」と宮森さんは・・・云わなかったが、もしかしたら熱くなった目頭を悟られぬために、こんなポーズをとったのかもしれない。それとも単にオチャラケていたのかな?
posted by 生出 at 08:30 | Comment(0) | M's works
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]