2015年01月24日

Morris W-185H


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先日、M氏から「買ってしまいました!」と嬉々とした声で連絡をいただいた。話を聞いてみると「イレギュラー品ではあるが、今後生産予定のないギターだそうで、サイドとバックにはハカラダンダ材が使われている。とにかく激鳴りのすごいギターなんです!」と。

そんな話を聞かされたら行くしかない。連絡をいただいた翌日の午前中、さっそくM氏宅へ車を走らせたのだった。

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非常に上品な表情をしたギターである。バックはまるでドローウィングしたかのような木目。ポジションマークはスノーフレーク。ヘリンボーン・トリムのバインディング装飾も美しい。指板はエボニー、ネックはマホガニー材が使われている。トップ材はスプルースの単板。

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ゴトーのオープンペグ。ナット幅は43ミリ、弦高も適切でハイポジションで弾いてもストレスはない。モーリス独自のスキャロップブレーシングが採用されていて、ガツンとした低音が印象的。高音ははじけるが如くである。伝統的なフォルムの再現に終わるだけでなく最新の技術を惜しみなく注入し、弾く楽しみを存分に味わえる一本に仕上がっている。時間の経過を意識することなく弾き続けることができる。ほんとうに素晴らしいギターだ。いったいどこがイレギュラーなのか?そんなことを感じさせる箇所はまったくない。

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Morris W-185Hは同社のハンドメイドシリーズの中の一本である。ルシーアーは藤村政明氏。「モーリスもてばスーパースターも夢じゃない」・・・約40年ほど前のコピーは超有名であるが、いまや多くのギタリストに支持されている。許されることなら・・・僕の部屋にもぜひおいで・・・と(笑)
posted by 生出 at 22:59 | Comment(2) | アコギ
この記事へのコメント
さっそくの、お取り上げありがとうございます。 新品には、まったく触手が動かなかった私でしたが、ハカランダ材使用で限定品。
 ネックは細身で粒立ちの良い音。
 思わず、即決してしまいました。
でも、なにか、もっと化けそうな気がしたものですから・・・これから、もっと鳴らしていって良くしていきたいと思っつています。  momozo
 
 
Posted by momozo at 2015年01月29日 23:04


◇理屈抜きで良いギターです。これからどんなふうに成長していくのか、将来に期待が持てます。きっと化けます。必ず化けます。ハカランダは今さら云うまでもなく稀少材ですから、いずれは国内のストックも枯渇するでしょう。国産の新品でハカを使った個体は、それだけで手元に置く意義があると思います。いい買い物をされた、と思っておりました。また弾きにお邪魔させてください。
Posted by 生出 at 2015年01月30日 07:44
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