2015年01月13日

雪の壁


 A-wall-of-snow.jpg

今年になってはじめて只見方面へ行ってきた。想像を超える積雪である。路面は一部アスファルトが見えていたものの、路肩はご覧のとおり雪の壁だった。70の車高は約2メートルあるのだが、壁の高さは軽く70を超えている。さすがに豪雪地帯と云われるだけのことはある。惚れ惚れする壁だ。

雪の壁を見ていたら、こんなことを思い出した。あれは・・・そう、いまを遡ること48年前、僕は新潟県長岡市浦に住んでいた。長岡も云わずと知れた豪雪地帯で、毎日のように雪と戯れていた。それはそれは楽しかった。幼かった僕は雪の壁にトンネルを掘り、そこに自分だけの世界を創ろうと目論んでいたのである。地下帝国ならぬ、雪中帝国建設を夢見ていたのだ。そんな空想をするだけでワクワクしていた。

先日、裏磐梯の曽原湖近辺を走っていたら、幼い兄弟が雪の壁を一生懸命掘っていた。50センチにも満たないトンネルだったが、幼い子供が入るには十分だ。僕の車を見るや、そのトンネルに素早く隠れる。雪中人は地上の人間に目撃されると融けて水になってしまう、そんなことを空想しているのは彼らの動きからすぐにわかった。だいじょうぶ、僕は君たちの仲間なんだから、安心して雪中帝国を創ってくれたまえ!と心の中で檄を飛ばし通過したのであった。
posted by 生出 at 08:06 | Comment(2) | クルマ
この記事へのコメント
 秘密基地・・・心躍る場所
子供のころ、空き地の土管がそうだったり、背の高い雑草の中にスペースを作ったりして、そこに武器を持ち込んで、敵の襲来に密かに備えたりしたものでした。
 あの頃の敵って誰だったんだろう?
もう思い出せない今、セピアの夕景と、鼻の奥の甘酸っぱいかすかな味覚が、ふっと甦りました。
本日、宮森さんちから、FM2につけるモードラを格安で分けていただきました。
 あの頃、自分で自由に使えるカメラがあったなら、もっと容易く思い出せたかも?!
 FM2も、十分古いけどね!
 そういえば、私、学校が秋田だったので、冬に
草刈雅夫のスキー場のドラマのまねをして、雪道の中で転げ回っておりました!! momozo
Posted by momozo at 2015年01月14日 00:58


◇momozoさんもやりましたか!親の目の届かない秘密の場所のひとつやふたつは持ちたくなりますし、仲間同士であれこれ工夫をして基地内を快適な環境にするのも楽しいものでした。捨ててあったいろいろな日用品を持ち込んだりもしましたね。
小学校5年のとき、田んぼの法面をかなり深く広く掘って、友達3人でここに棲もうか、なんて話をしました。あのときの敵は・・・もちろんショッカーでたよ(笑) 私は仮面ライダー少年隊に入っていましたから。この穴は、田植えの前にきれいに塞がれていました。農家の方にはご迷惑をかけてしまいました。
モードラ、ご購入おめでとうございます。あの頃、モードラは、まだまだ特殊な装置でした。私もほしくてほしくてたまらなかったです。当時の思いはいつまで経っても消えることはありません。
Posted by 生出 at 2015年01月14日 07:50
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