2014年12月25日

20回目の入選


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宮森さんが、ついに20回目の入選を果した。

 銀杏の 匂い懐かし かくれんぼ

情景がすぐに思い浮かぶ作品だ。

僕がかくれんぼに興じたのは、もう40数年前になる。缶蹴り、だるまさんが転んだ、高鬼、どろじん、なすきゅうりかぼちゃ(知っている人はいない?)などなど子供は地面の上を走り回って暗くなるまで遊ぶのが普通だった。いまは手元をちょこちょこ動かす遊びが中心で、おじさんとしては、何だか子供達の行く末に一抹の不安を覚えるのだが、それは余計なおせっかいなのだろうね。

さて、銀杏と云えば、たいていは神社の境内にど〜んとそびえていて、その木を中心に子供達が集まり、すぐに何かの遊びが始まる。敷き詰められた落ち葉を集め、クッションを作り、そこに滑り込んだり、潜り込んだり・・・まぁ〜子供というのは何かをせずにはいられない。運が悪いと、あの強烈な匂いの実が服についたり、靴で踏んでしまったり・・・その瞬間から匂いのついた子供が鬼になり、周りの子供達を追いかけ回すのだ。年端の行かない子供は、はじめからみっそっかすで、捕まっても鬼にはならない。だけど追いかけられる恐怖を少しは感じさせてあげなければならない。なので少しの間はみっそっすの子供を集中的に追いかけ回す。そしておもむろにターゲットを同級生に替えるのである。昔の子供はサービス精神も旺盛だった。

そんな昔の思い出が、いまも甦るのは境内できれいに掃除をされ、こんもりとした銀杏の落ち葉を見た瞬間だ。思わずダイビングしたくなってしまう自分に苦笑してしまう。

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へっへっへ・・・と笑う宮森さん。きっと「ダイビングをした派」に違いない、と僕は見ているのである。
posted by 生出 at 08:31 | Comment(0) | M's works
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