2014年11月20日

Gibson J-50ADJ


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知人のM氏所有のGibson J-50ADJである。それもヴィンテージもの。名器J-45ともども1947年に生まれ、様々な音楽シーンを支えてきた歴史あるギターだ。最近、この年代のJ-45、J-50が復刻され新品で手に入るようになった。M氏のギターは68年頃の製造だとのこと。半世紀近くの時間を経て塗装にはウエザーチェックが入り、その様はまるで陶器の貫入にすら見える。渋味のある風体である。

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丸みのあるラウンドショルダーは、DOVE、Hummingbirdのスクエアショルダーよりもボディ容量は小さいものの、力強く広がりのある音を奏でる。年数が経てば、それぞれ置かれた環境によって音質に個性が出るのは当然であるが、M氏のきっちりとした管理下にあるこのJ-50は即戦力としてステージに立つことが出来る(僕は立ちません・・・笑)。

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お馴染みのGibsonのヘッドにもウエザーチェックが入っている。ネックは40ミリのナロー仕様。エレキを弾く人には違和感はないだろう。アコギしか弾かない僕にとっては狭く感じるが、これも慣れればどうってことはない。フレットはかなり太い。弾いていて太さを感じることはない。

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J-50ADJのいちばんの特徴がこのAdjustable saddleである。プレーヤーが弦高を自ら好みの高さに調整出来るところにある。独特のジャキジャキ感はノーマルサドルでは味わえない。

J-45と50のスペックはほぼ同じ。しかし当時J-45より高く売られていたのはJ-50のトップ材の方が良質だったためと云われている。サンバーストに塗装されたJ-45よりもナチュラルフィニッシュで杢目が顕著に現れるためより良質な材が使われた。

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サウンドホールをのぞくと、機種名がそっけなく烙印されている。これもまた味ですなぁ〜。話は変わるが一枚目の写真でモニタに映っているのは「高橋優」である。彼もGibson使いなのであった。 
posted by 生出 at 12:49 | Comment(3) | アコギ
この記事へのコメント
お疲れ様です!
 私の、J−50取り上げて頂きありがとうございます。
 本当は、J−45が欲しかったのですが、この50に出あってしまい、持っていた方から、半ば強引に譲っていただいた この、68年の50。
たぶん、私が死ぬまで、手放さないでしょう。
 ネックを掴んだ時、ああ、これは、俺のだと思いました。出会いとは恐ろしい!
 そして、音を出して衝撃がはしりました!
 こんな出会い、有るもんですね! 
Posted by momozo at 2014年11月23日 00:36
 先日、ボランティアの伴奏で、持っていったW−100D、マーチンのSP弦張り替えましたら、音が変わっていました、良いですよ。
 全力で、4時間爆音ストロークで、鞭を入れると、良くなるようになるもんですね!!
 ビックリです、サスティーン明らかに長く深くなりました!!
Posted by momozo at 2014年11月23日 00:46



◇いいものは出逢った瞬間、びびび・・・と電流が走ります。運命の電流です。相手が人であれモノであれ出逢うべくして出逢えば必ずしびれます。ご存知のように全ての物質を構成する最小単位は原子ですが、原始を回る電子が何らかの影響で軌道から外れることがあります。この軌道を離れた電子を自由電子といい、電気とはこの自由電子の動きをいうのです。何らかの影響とは、いまさら云うまでもなく運命の出逢いです。きっとmomozoさんは、いまだにしびれているハズです。このしびれを解消する方策は・・・残念ながらありません(笑) 大いにしびれてください。私にJ50のしびれが伝染らないよう、何らかの対策はとっておいたほうがよろしいでしょう。もちろんW-100Dも同様です。
Posted by 生出 at 2014年11月23日 12:17
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