HEADWAYに引き続きマーチンD-28もM氏に弦高を調整してもらった。購入時の弦高があまりにも高すぎてハイポジションが正直しんどかった。先週「仕上がりました」と連絡をいただき、さっそくM氏宅へお邪魔した。見た瞬間、弾きやすいギターに生まれかわったことがすぐにわかった。そして実際弾いてみて、それが間違いなかったことを実感したのだった。
サドルの削り出しも氏の熟練の技が光る。オリジナルサドルと比べれば数ミリの違いなのだろうが、その差が弾きやすさと出音に多大な影響を与える。指の腹で軽く6弦をはじいてみる。以前よりも腹に響く感じが心地よい。きらびやかさも増している。全体として高音から低音までバランスのよさが光っている。さすがの調整である。
調整以前は00028ECばかり弾いていたものだから、いささかすねていたD-28であったが、これからは「もうやめて!」と云われるくらい弾いてやろう。
そういえばサウンドホールの中をのぞいたことがなかった。いちぶに綿埃が見られるが、これは僕の不徳のいたすところだ。シリアルはご覧の通り。どうやら2005年製らしい。「D-28徹底研究」で調べました。
ご満足、いただけましたでしょうか。
たいへん高価な、個体をお預けいただき有り難うございました。
修理後、確認も兼ねて、少々弾かせていただきました。
本物は、やはり違いますね、正直、楽器は個体差が有るのはあたりまえ、でも、それほど、言うほどの差が生まれる事はないのでは、と思っておりましたが、違いました。
メーカーによる特徴もさることながら、個体がもつ差がこれほどとは。
鈴なりという言葉がこれほどにあうギターはないと、痛感しました。
大切にして頂きたいと思いました。
momozo
◇momozoさん、このたびは大変お世話になりました。ありがとうございました。これでまたひとつ楽しみが増えました。更に・・・またお願いすることもあるかと思います。どうか面倒見ていただければ幸いです。D−28、大切なギターになりました。