2014年09月16日

コンタックスRTSU


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ツアイス・イコン社製のコンタックスT型が世に出たのは1932年というから、かなり前のことになる。第二次世界大戦後、ドイツが東西に分断されツアイス・イコン社も同様に泣き別れた。時を経て西側では日本のヤシカがコンタックスブランドとライセンス契約を結び生産することになる。1975年のことだ。そのとき登場したのがコンタックスRTS。カメラのデザインはポルシェが担当し、以降日本製コンタックス一眼レフの基本的なシルエットとなる。


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RTSUはRTSの後継機種で1982年に発表された。故障の多かったRTSの中身を一新し、満を持しての登場だった。発売当時の価格は50ミリのプラナー付きで18万円。コンタックスのいちばんの魅力は、なんといってもツアイスレンズが使えることだった。僕はこのレンズを使ったことが無いのでコメントは出来ないが、当時このレンズに一家言持っていらっしゃる方が実に多かった。コントラストがいい、ヌケがいい、ハイライト、シャドー部の描写が・・・とか、僕にとってはどうでもいい話をずいぶん聞かされた(笑)
そんなコンタックスブランドもいまはない。RTSUが発表された翌年、ヤシカは京セラに吸収合併され、その京セラも2005年、カメラ事業部から撤退しコンタックスブランドは消えてしまった。辛うじてツアイスレンズだけはコシナが新しいパートナーとなり、現在でも手に入れることが出来る。
肝心のRTSUのことについて触れなかったが、検索するといろいろ出て来るようなので、そちらをご参照あれ。
posted by 生出 at 12:57 | Comment(2) | フィルムカメラ
この記事へのコメント
昔、大学の先輩が、ぴかぴかのRTSを使っていました(写真部)。
 とても、うらやましく眩しく思っていた事を思い出しました。
 やはり、その先輩もぬけがいいんだ!と言っていました。(まるで、プロのように!)
 何にでもなれると思っていた、活きる事に何の制約などないと思っていた時代。懐かしく思い出します。
Posted by momozo at 2014年09月17日 09:04



◇momozoさん、こんにちは。過日はお世話様でした。あれいらい右腕がおかしいです。ストロークを弾きすぎました。「うちのおとうさん」あたりから、何となく違和感を覚えていたのでした。
さて、当時のRTSといえば、それはそれはたいへん高価なもので、おいそれと手を出すような代物ではありませんでした。ボディの価格はライカまではいきませんでしたが、レンズは高かったです。いまや、ほんとうにこの値段でいいの?と目を疑いたくなるほどです。
青春とは・・・などと云うつもりはありません。でもmomozoさんが云われる「何にでもなれる」「生きることに何の制約もない」という気持ちを、かつて自分も持っていたなぁ〜と。いまでもある意味、自由に生きていますが、橋を渡って後ろをふりむく瞬間も多くなってきたようです。「ガムシャラ」という言葉も(あまり)使わなくなりました(笑)
Posted by 生出 at 2014年09月17日 12:37
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