2014年09月08日

百舌


 shrike.jpg

たまたま車中で休んでいたら、目の前に百舌が枝に留った。急いでカメラ(コンデジ)を取り出し、なんとか数枚だけ撮影することが出来た。

百舌と云えば早贄(はやにえ)という習性が知られている。捕獲した虫、蛙などの小動物を枝に突き刺す、あの行為だ。早贄については、その理由はあまりわかっていない。捕獲した餌が食べきれず、とりあえず枝に突き刺し保存するとか、足の握る力が弱いために枝に刺して食べるためとか・・・諸説あるようだが、ほんとうの理由は百舌にしか判らない。

見た目はかわいい小鳥にしか見えないのだが、その実態はどう猛な肉食の鳥なのである。

さて、僕的には百舌と云えばサトウハチローの「ちいさい秋 見つけた」である。

 だれかさんが だれかさんが
 だれかさんが みつけた
 ちいさい あき ちいさい あき
 ちいさい あき みつけた
 めかくしおにさん ての なるほうへ
 すました おみみに かすかに しみた
 よんでる くちぶえ もずの こえ
 ちいさい あき ちいさい あき
 ちいさい あき みつけた

この童謡は小学校一年生くらいのときに耳にしたのだが、メロディーと詩から醸し出される独特の雰囲気が子供心に沁みた。秋とは物悲しさがただよう季節なんだ、というイメージが僕の中に作られてしまった。

車の中から暫し見ていたが、ちょこちょこ動いて周囲をうかがっている。ぴゅーっと飛び出し、いなくなったと思ったら、何かを喰わえて枝に戻ってきた。残念ながら留る位置が悪くて撮影は出来なかったが、どうやら蛙が捕まったようだ。今回は完食したらしく早贄はなかった。
posted by 生出 at 08:56 | Comment(2) | 出逢いの妙
この記事へのコメント
「百舌が枯れ木でないている、おいらは藁をたたいてる…」私はこの歌を思い出します、岡林信康が歌っていましたね。中学生の頃かなぁ?。反戦歌、厭戦歌?など関係なく、ただ物寂しげというか悲しげな歌をうたう自分に酔っていました(笑)。これもサトウハチロー作詞のようですよ、久しぶりにYouTubeで聴きました。
Posted by 風 at 2014年09月10日 10:27



◇風さん、おはようございます。くだんの曲、ずばり「モズが枯れ木で」ですね。この曲にしても「ちいさい秋」にしても耳にして僕が想い描くのは・・・風もなく比較的静かな日なのですが、空は雲に覆われ、明日は晴れるのかな?それとも雨になるのかな?と空を見上げながら形にならない不安を抱いている。そんなとき「キィー!」とモズの高鳴きが聞こえてくる。辺りを見回してもモズの姿は見えない・・・そんな風景です。

話は変わりますが、百舌というのは、百の舌と表記されます。他の鳥の鳴き声を真似するのが上手いので、この字があてられたのだとか。
Posted by 生出 at 2014年09月11日 08:36
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