2014年08月22日

人間みな兄弟〜夜がくる


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「哀愁」とか「郷愁」という言葉から受ける印象を、僕が子供心にも、なんとなく感じたのが「サントリーオールド」のコマーシャルソング、そう♪ダンダンディダン シュビダディン オデェ〜エ〜エ〜オ〜♪で始まるあの曲である。1967年の発表というから大方の日本国民が知るところのメロディーラインだと思う。その後、コマーシャルも様々なヴァージョンが生まれた。「恋は遠い日の花火ではない。」は不朽の名作。

タイトルは「人間みな兄弟〜夜がくる」で作詞・作曲は小林亜星、そしてスキャットは当時上智大学教授だったサイラス・モズレー。ギターはジャズ・ギタリストの故小西徹。サントリーの公式サイトに楽譜がアップされている。ちなみにコードはAmとなっているが、オリジナルヴァージョンはCmである。このCDにはご覧のように全19ヴァージョンが楽しめる。

どこからともなく聞こえてきたら、その瞬間から耳を傾け最後まで聴き入ってしまう。わずか一分ほどの短い曲なのに、聞いた人間は例外なく「哀愁」「郷愁」に包まれる。音楽の力とはすごいものだと感心する。「音楽力」100パーセント、いや120パーセントと云ってもいいだろう。そんな力を持った曲、そうはない。

今宵、この曲を聴きながらグラスを傾けている。グラスには当然のことながらサントリーオールドが・・・と云いたいところだが、僕は焼酎派なので「いいちこ」のロックを身体に染みこませつつ人生の哀愁を味わっていたのであった。
posted by 生出 at 23:45 | Comment(2) | 音楽
この記事へのコメント
70〜80年台前半は
このサントリーやSONYなどが印象に残るいいコマーシャルがいっぱい作ってましたよね。
最近は、テレビの番組自体もですが
安っぽくて軽薄な内容ばかり・・・

Posted by ゆう at 2014年08月25日 12:20



◇ゆうさん、おはようございます。70年代80年代にかけては、仰られるように印象深いCMがたくさんありました。勢いがありました。消費をする者と供給する者、双方が元気でした。やがてむかえるバブル時代。それがはじけて兵どもが夢の跡・・・。当時はCMに限らずあらゆる分野に力がありましたね。

その時代を知っている者にとって、現状は寂しい限りです。時代は巡り、やがてはかつて・・・とまでは云わないまでも、今よりは元気になってくれるでしょう。なかなかその確信は持てませんが・・・。
Posted by 生出 at 2014年08月26日 08:49
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