2014年08月06日

An Evening With John Denver


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John Denverのイメージは・・・青空が広がり爽やかな風が吹く草原でむかえた日曜の朝・・・僕的にはそういうイメージである。Johnの曲を聴いてのイメージは、人よって異なるのはもちろんであるが「明るさ」や「爽やかさ」「やさしさ」がキーワードになるのだと思う。

曲のバックボーンには彼が抱いていた自然への強い畏敬の念があったに違いない。丸めがねの親しみやすい風貌、澄んだ歌声とあいまって多くの人を魅了した。生活の基盤が大都会で、自然とは無縁の生活を送っていたとしても、彼のメッセージは聴衆の心に響いたのだ。むしろ自然から遠く離れていればいるほど共鳴する度合いは高かったかもしれない。彼の歌声が人が本来、自然とともに生きていたという事実を気づかせてくれた。豊かで便利な生活を得るため、否が応でも求められるシステム化された社会への適応能力。心のまま自然に素直に生きられないもどかしさ。そこに潤いを与え、疲れた心を介抱(解放)してくれたのだ。

代表曲のひとつ「Take Me Home, Country Roads」の一節を。

 Almost heaven, west virginia
 Blue ridge mountains, shenandoah river
 Life is old there, older than the trees
 Younger than the mountains, blowing like a breeze

 Country roads, take me home
 To the place, I be-long
 West virginia, mountain momma
 Take me home, country roads

「An Evening With John Denver」は1975年、人気絶頂期に発売された(音源は74年8月ロスでのライブ)。

時が流れれば、いろんなシーンが変わるのは常ではあるが、80年代に入るとJohnの歌声を耳にすることも少なくなった。漏れ聞いた話によると公私共にさまざまな問題を抱え、現代社会特有の経済的、精神的、肉体的なダメージをこうむったようだ。人生の後年、John自身が求めていたものは70年代の聴衆が求めていたものだったのかもしれない。

John Denver、1997年10月、自家用飛行機の墜落事故により死去。
posted by 生出 at 12:35 | Comment(2) | 音楽
この記事へのコメント
拝啓、
私も同感です。
日曜日の朝
爽やかな風が
草原をわたり
吹いているイメージ
これが
月曜日の朝
曇り空の時は、
どんな音楽が聞こえて
来るのかしら???????
かしこ
Posted by 山嵐 at 2014年08月08日 12:21



◇山嵐さんもジョン・デンバーを聞き込んだ世代でしょうか。同じく感じる人がいて、嬉しい限りです。日本のミュージシャンで云うと南こうせつが「日曜日の朝」の人です。
日曜の午後8時頃から月曜日の朝というのは学生、サラリーマンにとっては最悪の時間帯ですね。
月曜の朝にどんな曲を耳にすると、その気分が癒されるのでしょう。わたしはトニー・ライスとかを聴くことが比較的多いです。
Posted by 生出 at 2014年08月09日 18:35
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